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異世界で1人旅?  作者: kakikuke
プロローグ&最初の街
4/28

街へそして、

じーさんと別れて早足で森を抜ける。時間にして5、6時間だろうか、この一年で中々たくましくなったなと自分で自分を褒めながら道無き道を進んで行く。

森の切れ目が近づき、いよいよ人が通りそうな草が生えていない道のようなものが見えてきた。


「やっと人がいそうな所まで来たな。さて、街はどっちだ?」


と、街を探すように左右に首を振る。


「ま、お決まりで襲われている貴族や商人なんかはいないかなぁ、、、」


などとフラグにしかならない言葉を口にした途端少し先が何やら騒がしいのに気がつく。いや、なんか戦闘してそうだなぁ〜とかを思って言ったわけではない、断じてない。


気配を消して少しづつ近づけば荒くれ者の様な厳つい顔で筋肉モリモリの男、その男よりは肉つき劣るがそれでもしっかりとした体格の細目な男、そして最初の2人より筋肉もなく優男と言ってもいい様な(ちょっとイケメン)の男が、狼のモンスターと戦っていた。

そのモンスターは、地球で見る様な黒っぽい色では無く、全体的に緑色をしている。保護色で周りの森や草原などに身を隠しながら近付き集団で襲うとゆうあまり出会いたくない類のモンスターだ。

遠目からでも解っていたが、貴族でも無ければ商人でもない。明らかに冒険者といった風体の人達だ。


さて、近づいたのはいいがどうするかと考える。状況は体格のいい2人が剣を持ちモンスターを牽制しながら優男が魔法で撃破したり、逆に魔法で牽制しながら剣での追撃をしたりと中々コンビネーションが良い戦いをしている。ただ冒険者が善戦はしているものの、モンスターの数が多い、いずれジリ貧だろうと思いながら考えを巡らせる。

今ここで助けるが良いか、助けず見なかった事にするか。

まず助けるとしてどう助けるか、あまり派手に助けてもその後はテンプレのバーゲンセールがあるのは必至。逆に助けずにいた場合、後味は悪いし未だに街への道も解らず迷子は確定。


は〜、、、、と心の中でため息をついてそこらに落ちている石を数個拾う、そして今まさに背後に回り込んで冒険者に飛びかかろうとしているモンスターに投げつけた。


『ぎゃん』と短く鳴いてバランスを崩し優男さんの後ろに転げ落ちた。驚いた優男さんは振り返りモンスターを見た瞬間バックステップで下がり火属性の魔法、おそらくファイアーボールだろうか短い呪文を唱え攻撃をした。


「援護します」


厳つい男が「お、、おぅ、助かる」と返してきたいきなり背後にいたモンスターとそれを迎撃した俺どちらもビックリするだろうが状況が状況なだけにすぐに戦闘に集中していた。

そして、俺は手頃な石を数個持ちながらモンスターの連携を邪魔しつつ冒険者が各個撃破できる様に立ち回る。4体から5体が一斉に襲おうと近付くのを石を投げタイミングをずらし1、2体だけが突出した所を冒険者が叩く、そしてまた石を拾いモンスターの数を調整しながら徐々に数を減らす。


そして部が悪いと見るとモンスターは1人でいる俺に襲いかかってきたがその隙を冒険者が見逃すはずも無くさらに数が減っていく。

そう自分はあくまで援護に徹し実力は一般冒険者の様に偽装したのだ。こうすれば無駄にテンプレを踏み抜くこともなく無難にやり過ごす作戦だ。


そしてモンスターの数が最初の3分の1ほど減ったところでリーダー格のモンスターがひと鳴きして群れが下がって行く。そのボスが俺をジッと見つめフッと視線を群れに戻し森へと引き上げて行った。

その後戦闘体勢だった状態を解いていき、厳つい冒険者が近づいて来る。


「いやぁ〜助かったぜ、ありがとな坊主」


「いえ、偶々です」


と謙遜しながら答える。


「何言ってんだ、俺達じゃぁあの数のフォレストウルフは追い返すのも難しかった。感謝するぜ」


と言いながらバシバシと力強く背中を叩き。見た目通り豪快な性格の様だ、チョット肺の空気が出てむせそうになる。


「おい、ガバドその辺にしておきなさい、、、だけど助かったのは事実だ私からもお礼を言うよ、ありがとう。な、セウス。」


そう言いながら近づいて来たのは細目の男性、この人はだいぶん落ち着いた感じがするので好感が持てる。


「えぇそうですね、背後に回られてた時は流石に肝が冷えましたよ、助かりました」


と言って最後の優男さんからもお礼を言われた。


「自己紹介がまだだったよね。私はブレ、そっちのガサツな男がガバド、後ろの軟弱そうな男がセウスだ。一応Cランクの冒険者パーティー〈鉄剣〉(アイアンソード)だ」


「誰がガサツだ誰が。」


「軟弱って気にしてるのに、、、」


ガバドさんがブレさんの頭をガシガシと撫で回し、セウスさんが少しいじけた様にそっぽを向く、髪が乱れているが『ははは、』と笑うブレさん、何とも仲の良いパーティーだと思う。が、男同士のじゃれ合いは誰得だよ、と心で思い、俺も「はは、、、」と笑い返すのがやっとであった。そして3人の視線が俺に向き『それで坊主(君は、あなた)は?』と聞いているかの様に見て来た。


「え〜と、俺は辰馬です、つい最近までじーさん?みたいな人と修行みたいな?事をしていて、街に出る許可?が出たので冒険者登録の為に街に向かっている途中です」


まぁ嘘は言っていない、ただ修行とゆう名の地獄ではあったが、それでも強くなったのは確かだしこっちの世界ではもうじーさんとして定着したし(ちなみに地球にいた時の祖父はお爺ちゃん、祖母はお婆ちゃんと呼んでいた)許可ってよりも好きにして良いよって放り出された様なものだけど。


「ナンダみたいなって?なんだ?」


と当たり前の様な疑問がガバドさんから言われる。いゃ〜実際そうだし色々考えたりはしたけどいきなり良い設定て思い浮かばないよね。


「いや、実際そうなんでそこを突っ込まれても、、、ははは、、、」

と苦笑いをするしかなく、時間が止まった様に感じる。久しくしてなかった人(じーさん以外)との会話上手く言葉が出ない。


「まぁまぁ、理由はどうあれ彼がここにいてくれた事で我々は助かったのですから良いじゃないですか」


「まぁそれもそうだな」


「えぇ、そうですよ」


とブレさんがフォローしてくれる。止まった時間が動き出すのを感じてホッとする。


「それにしても見るからに初心者みたいな装備だな、それでよく1人で出歩けるもんだ。だが俺達を助けた動きと良い戦闘の経験はかなりあると見た。そのじーさんてのは相当な使い手なんだろうな」


「そうですね、こちらの動きとモンスターの動きを把握しこちらの連携を最大限活かせる様に誘導そしてあの投擲術、中々出来ることではないですよ」


「えぇ、私も無駄に魔力を消費せず、貴方が牽制してくれたので助かりました」


そう言って俺を褒めてくる。あまり人との会話が苦手な俺にさらに褒められるなどほぼ無かった俺にはむずかゆいと言うか気恥ずかしさが襲ってくる。


「じーさんとの修行の成果と言うかなんと言うか、それで街まで行きたいのですがどっちに行けば良いですか?」


ここでやっと聞きたいことを聞く、そうそれは街への道順だ何も目印らしいものが無い草原の中一本道しか無い右に行くか左に行くかでおそらく雲泥の差であろうと思い聞いたのだ。


「何だそんなことかそれなら俺達も帰るから一緒に来れば良い丁度さっきのフォレストウルフの毛皮も売れるし帰ったら一杯奢らせてくれ。な、良いだろ?」


「そうだね、道案内だけでは流石にお礼としてはお粗末すぎますし、確か冒険者登録をするみたいなのでしっかり案内をさせてもらいますよ、勿論食事も」


「えぇ、そうですね。私もその意見に賛成です」


と、言ったガバドさん、ブレさんセウスさんがその言葉に頷く。


「良いんですか?それじゃぁお言葉に甘えさせてもらいます」


「おう、そうしろそうしろ、おし、そうと決まったらさっさと解体して戻るとするか」


そう言ってフォレストウルフの解体を始める3人の後に続いて俺も解体を手伝う。


手早く解体したフォレストウルフは毛皮と魔石をまとめ後は深めに掘った穴に埋める、毛皮以外はあまり高く売れないのだとか、少し気になることがあったので牙をこっそりと収納魔法でしまっておく。

剥いだ毛皮は、ブレさんが鞄にしまう。その鞄はマジックバックで冒険者はある程度稼げれば手に入るらしい、それでも容量はピンからキリで様々なのだとか。


「おし、それじゃぁ帰るか」


そして作業が終わり荷物をまとめ街へと歩き出す。歩きながら街の話を聞く。その街はアイタイン王国に属し、ワアンと言う街でアイタイン王国で神獣の森に一番近く冒険者が多数いるのだとか。『神獣ってそんな危険な場所だったのか、、、』と心の中で冷や汗を流しながら話を続ける。

防壁が高く防衛に優れモンスターピートにも耐えれるように造られた城塞都市であるとか。

その他にも物価や近隣諸国、今までの冒険話など話ながら1、2時間歩いた所で防壁の入り口までたどり着けた。


入り口付近はそこまで混んでいなく直ぐに入れそうだった。


そしてブレさんから

「では、ここで入るための審査があるのですが私達冒険者は基本ギルドカードを提示するだけでほぼ問題なく入れるのですがタツマ君は街へ入るために少し審査を受けなくてはいけません、聞けば身分を証明するものを何も持っていないようなのでちょと面倒ですが、、、」

と苦笑いをされる。

そう、ここまでの道のりで話していた時俺には身分を証明するものが何も無い事を聞いた3人に一様に驚かれた。云く『それでよく故郷から出れたな、、、』とか『それはなんとも、ははは、、、』とか『大丈夫ですか(頭)?』と驚かれ、呆れられ、バカにされた様に返された。『いやもうどうしようも無いし。だけど最後バカにするのはやめて死にたくなる。』と心の中で涙するのは内緒だ。


「ま、あそこで色々話をして金さえ払えば許可証貰えるからさっさと行ってきな」

そう言いながらガバドさんから大銀貨(日本円換算で10000円)を投げ渡せれる。

前もって入場許可に必要なお金は借りる様に話はしていたが(3人はお礼の一部だからもらっても良いと言ってくれたが)申し訳なく「すみませんではお借りします」そう言って兵士達が駐在している場所に向かう。


「すみません通行したいのですがあいにく身分証を紛失してしまって」


そう言って兵士の1人に話しかける。このセリフも3人と話した結果こう言えば良いと言っていたのでそれにそった様に話す。


「ん、ああ解ったじゃぁこっちに来て名前と年齢を書いてこの水晶に手を当ててくれ」


兵士は疲れた感じで、紙と付けペン、インク、そして掌より少し大きい水晶をテーブルに置く。


「それでなんで無くしたんだ?」


「恥ずかしながら、ここに来る途中でフォレストウルフの群れに出くわして逃げている途中でコケてしまったりしていたらいつの間にか無くしていまして。そんな時偶然出会った冒険者さん達に助けられて何とかこの街まで来る事が出来ました」


そう言って紙に書きながら視線をガバドさん達に3人に送る。文字は神様クオリティで問題なく書けるし読める。(読む時は読みがながつく感じ)


「そうなのか大変だったな、何々名前はタツマ、歳は18ぃ?おいおい良い大人じゃ無いかもっとしっかりしないと両親が心配するぞ」


「そうですね、ははは、、、」


相槌をうって話を流す。ここで両親はいませんとか下手な事は言わない話が長くなるし余計なボロが出てもマズイのでここはスルーするに限る。


「それじゃぁ水晶に触ってくれ」


「はい、、、、えっとどうでしょうか?」


水晶に触り青白く光る、多分大丈夫だとは思うが兵士に聞く。


「ん、あぁ問題ないな。それじゃぁ大銀貨1枚を貰おうかそれと、ギルドで身分証を作ったらここに来るか、もしくは街の中心にある役所にこの仮入書と一緒に持って行けば手数料を除いた半分の銀貨5枚を返すから忘れずに行く様に」

手早く資料を作り名前と数字が書いてあるカードを手渡された。


「はい、ありがとうございます」


何とも簡単に入れたなと思い兵士にお辞儀をしてガバドさん達と合流する。


「お、来たなどうだった案外早かったろ」


「ええ、意外なほどにすんなりと」


「まぁ、ここはあまり厳しくないですし水晶が赤くならなければ基本ひらけた街ですからね」


聞けば先ほど触った水晶はその人間が持つ悪意などに反応するのだとか、触ったものが善人であれば青く、悪意があるものが触れば赤く光るらしい。それでも赤く光っても2、3日事情聴取などで安全であるかを審査して街に入れるかを検討するのだとか。


「んじゃ無事入れたしそうだな、飯にするか?それともし宿か?それともギルドに行くか?どうする?」


「え?俺が決めて良いんですか?」

とガバドさん達を見る。


「あぁ、何言ってんだ最初っからそのつもりだぞ」


「もちろん、元々お礼をするために来たのですからタツマ君が決めてください」


「そうです、君が決めないとガバドさんが君を引っ張り回しそうなので早めに決めてくれると嬉しいですね」


そう言う3人の優しさがとても嬉しくうるッとくるがぐっと我慢する、『そうだよ人の優しさってこうゆう事だよ。特にこの1年じーさんからの有難迷惑で理不尽な行動に振り回された俺からすればこの優しさが骨身にしみるぜ』


若干おバカになるが切り替えて今後の話をする。


「それなら先にギルドに行きましょう、フォレストウルフの毛皮を換金するためになるべく早く行った方が良いですよね。それに早めに登録もしておきたいですし。その後でも宿と食事は間に合いますか?」


「ええ大丈夫ですよ。ギルドは直ぐそこですし宿屋はその先の通りを行けば何軒かまとまってありますから今の時間なら十分空き部屋はあますよ」


「決まりだな、おし、んじゃぁちゃっちゃとギルドに行くかそんで毛皮を換金、登録して宿と飯だな」


そうしてズンズンとギルドに向かって歩き出すガバドさんその後ろに顔を見合わせ笑って後をついて行く俺達。

その時後ろの防壁の入り口近くが騒がしくなり目線を向けると、そこには豪華な馬車と馬に乗った数人がいた。


「あれは何ですかね?」


「何でしょうね?、、、、あっ、あれはラ・アンゼル法皇国の馬車ですね。この街では滅多に見ないのですが何かあったのでしょうか?」


すると馬に乗っている騎士風の男が周りに聞こえる様に。


「我々は、この街に勇者様と共に戦うもの達を募るために参上した。求めるは力ありし者、知恵ありし者、我こそはと思う者達よ2日後正午にこの街にある教会前で審査を行う。さあ名をあげたくば奮って参加して欲しい」

そう行って馬車を指し、勇者とゆう奴が顔を覗かせる。


『まじかぁ、勇者とはいきなりだなぁ。てっゆうかあいつが勇者かよ。』げんなりしながら勇者をみた。


そこに居た勇者は学校のクラスメイトである、子鶴 洸(ねつる こう)であった。


そいつはキラキラ笑顔で手を振っている。それを見た俺はブルっと背筋に寒気がした。


あいつは俺を虐めていたリーダー格でとてもではないが良い感情など抱くこともない、顔すら見たく無い筆頭であったのにまさか森を出て直ぐに見ることになるとは思いもしなかった。出来るなら今直ぐ森に引きこもりたいと思ったが、ガバドさんが良い感じに立っていたのでその後ろに身を隠し、そして強めの隠蔽、認識阻害をかける。俺と認識していなければまずバレることはない、なのでガバドさん達はちょっと気配が薄くなったかなぁくらいに留めている。


そんな騒ぎがあって少し遅れたが無事に?ギルドに着いた。


「さっきはビックリしましたね。まさか勇者がこの街に来るなんて、確かに1年ほど前にどこかの国が勇者召喚をしたと噂がありましたがまさか法皇国とは。それに勇者の仲間探しとは中々珍しい場面に出くわしました」


「そうですね、でも勇者が私よりも華奢な感じがして頼りなさそうでしたけど」


そう言って笑いながら話すブレさんセウスさん


「ふん、俺ぁ元々あの国は好かんからでうでもいい」


そう言って少し機嫌の悪いガバドさん


「あれ?皆さん勇者の仲間になりたくはないんですか?」


「ああ、そうゆうのは本当の強者がなるもんだろ俺達みたいなごく一般的な冒険者はそうゆうのはいい、明日の寝る場所と飯、歳食ってから不自由しないための金を貯めることを見据えてるからな。自分の力の領分ってのは弁えてるつもりだ」


「そうですね、興味がないといえば嘘になりますが、それでも私はあの勇者について行くのはパスですね」


「ブレさんと同じです。それに法皇国ってあまりいい噂聞きませんし、さっきので興味がなくなりましたよ」


何とも素っ気ない感じだ。まぁ俺自身も関わりたく無かったので有難いが。


そしてギルドにつき中へと入るそして始まるテンプレ、は無くすんなりと受付まで来た。ガバドさん達と連れ立って入った為そうゆうのは無かった。一瞬目を向けて来るが興味がなければ仲間と談笑したり酒などを飲み始めたりとそれぞれだ。


「よぉ、アンリィ今いいか?」


「あら、ガバドさん達お帰りなさい随分早いお帰りね、確か次の街へ行くって言ってなかったけ?」


そう言ってふふっと笑い答えたアンリィとゆう女性歳は17、8歳、肩まであるブラウンの髪にブラウンの瞳、スレンダーではあるが可愛い感じの顔立ちだ。


「ああ、街を出て直ぐにフォレストウルフの群れと出くわしてな予想外に消耗したんで引き返して来た」


「そうだったんですかそれは災難でしたね。でも無理をせずに引き返せるのはやっぱり流石ですね。そこで無理したその先で怪我をして身動きできなくなる事もありますから賢明な判断ですね」


和かに笑顔を向けて話す彼女に「おぉ、そうだな」と短く答えるガバドさん、あのガバドさんが照れてる。


「ガバド、話を進めましょう後ろが詰まりますよ」

後ろを指しながらブレさんが言う。「ああ、そうだな」それに従うガバドさん


「それで、その時の戦利品がこいつだ」


ブレさんのマジックバックから出された毛皮と魔石それをカウンターにおく。


「はい、有難うございます。それではこの番号札でお呼びしますのでしばらくお待ち下さい」

そう言って木札を手渡し毛皮と魔石を持って後ろに置いてあるカゴに置き別の職員がそれを裏の部屋に持って行った。


「それでご用件は以上でしょうか?」


「あとなこいつの冒険者登録も頼む」


そう言って俺の背中を押して前に連れてこられる。


「あの、よろしくお願いします」


少し驚いたアンリィさんしかし直ぐに真面目な表情で「はい、冒険者登録ですね」と返して来た。笑顔が眩しい、女性はしょうしょう、いやかなり苦手だ、主に学校生活でトラウマになっている。


「それではこちらに名前、年齢、得意武器、適正魔法などを書いていただけますか?代筆は必要でしょうか?」


「いえ大丈夫です」


そう言って書こうとした時《カン、カン、カン、カン、、、、》と甲高い鐘の音が響き渡る。


そこに飛び込んで来る1人の男性「た、た、大変だ神獣の森から黒竜が出て来た、、、」と言ってギルド内は騒然とした。

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