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ひだまりの君  作者: 瑠璃亜
過去
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過去 友情

私は小学・中学とイジメに遭っていた。


今まで友達だった子が、次の日には手のひらを返したように。

私をイジめる。

楽しく笑って私を見ていた目は、冷たい視線に変わる。


先生達も助けてくれず、ただひたすら耐え、高校では変わるって決意した。



その甲斐あってイジメには遭わず、友達と楽しく毎日を過ごせた。




だけどイジメの対象の者が現れる─。




初めは小さい火種がやがて大きく燃え上がり、それは私にもやってくる。


そう─。私もその子に火を付けなければ、対象になってしまうのだ。


イジメを知っている私は拒否った。

そして見事に次の日から友達は、友達ではなくなった。



何だかアホらしく思えた。


人と人の繋がりなんて、所詮形だけ。

同じ行動する人達が群れを成して、違う行動する子は群れから弾き飛ばされる。ひとりが嫌な子は、群れに従うしかない。


皆うわべだけ。


友達って何?



意味が分からないそんな繋がりなんていらない─。



私はこの日以来、ひとりで高校生活を過ごした。

陰口を叩かれ続けながら。




人間なんて嫌い。

友情なんて信じない。

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