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誰が為に  作者: 梨乃 二朱
プロローグ
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基本設定

・能力

 所謂、超能力と言われるもの。全人類が一つは持つアドバンテージ。

 人間の脳の使われない領域が、使われるようになった結果、発現したと言われている。しかし、覚醒する人間はまだ少ない。




・対価

 能力を使用するにあたって生じる生理現象。それは人により異なり、極端に過酷なものや極端に安易なものまで様々だ。

 対価には主に二種類あり、前払いのものと後払いのものがある。言葉通りの意味である。




・能力覚醒者

 所謂、超能力者。能力が覚醒した者のことをいう。




・魔術

 太古の昔から存在する魔法とは異なる神秘の技。元々は秘匿性の高いもので、一般市民が知ってしまえばその者を排除せねばならぬ程であった。が、能力の出現と共に、何処からか魔術の存在も漏れてしまった。

 能力と違い長い修練と血筋が必要な為、魔術を完全に会得するのは一代では不可能に近い。

 しかし、一つの事にのみ特化した能力とは異なり、その幅広さや下位の魔術なら簡単に習得出来る面に惹かれる者は少なくなく、その結果、犯罪やテロに利用され新たな兵器と化してしまった。




・魔術師

 魔術を学び使う者。




・上位能力覚醒者

 魔術を使う能力覚醒者のことをいう。





・能力調査局

 能力を調査する機関。

 全世界の能力が、ここのデータベースに記録されている。

 犯罪捜査も担当しており、主には警察で手に負えないと判断された刑事事件を請け負っている。能力犯罪捜査班が担当する。




・ライセンス

 ざっくり言ってしまえば、日常から銃刀の携帯を許される免許証の事。

 ライセンスさえ持っていれば、一定の基準の武器を持つことを許され、正当防衛であれば使用することも出来る。 しかし、手に入れるのは容易では無い。




・能力機動隊

 能力覚醒者の中でも、ランク『S』以上の能力を持つ者で構成された機動隊。能力は勿論のこと、体術や銃器の扱いにも長けている精鋭部隊。

 警備部の所属となる。




・遊撃特務部隊

 能力機動隊の中で構成された特殊部隊。現在は解体途中で任務に就いていない。

 ほとんどが移動ないし退役し、今や二人だけしか残っていないが、その少人数故の機動性の高さから、他に類を見ない活躍を見せ、遊撃隊としての本分を十二分に果たしている。




・芒原市

 片田舎の小さな市だが、それなりに発展している。都会から見れば田舎、田舎から見れば都会、とどっち着かず。

 不可思議な出来事がよく起こり、魔術師や上位能力覚醒者が集う。その為、能力調査局の規模はそこそこ大きい。




・裏会

 日本における魔術を監督する組織。民間の組織でありながら、その規模は政府機関に優るとも劣らない。

 主に魔術の探求を生業とした集団だが、一般人を巻き込むような魔術を行使しようとする魔術師へ、制裁を下す役割も担う血塗られた組織である。







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