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帰らざる時の果て その5

四人と一匹は黄泉の世界で暖かい日射しを浴びていた。




[ネェ。考えたんだけどさ、アタイ達このままここに骨を埋めるなんてどう?こんな日射しの下ではショットガンナーなんてどうでも良いじゃない?]ミサトが野原に横になり、呟いた。[ンダナ。オラもそれで良いだよ。どうせ生きていても辛いだけだべ]ボスコが干し肉をほうばりながら話した。[………ネェ、ジャック。おかしくない?ここに来たとたんに彼らのやる気が…………][彼等のやる気が何かに吸い寄せられているみたいだ。まるで何かの呪いの様に][この山には何かがある。調べてみましょう。二人で][アア。暫くはここにいそうだからな]二人は、パトレシア、ミサト、ボスコを置いて調べに行った。





[ネェ、ジャック。あの寺院は?][凡字が書いてある。黄泉の魔方陣が。何故ここに?][生命を死に導く凡字。聞いた事はあるわ]




[厄介な話だな。凡字なんて。死超星の文字。死を越える星。遠く宇宙の果てから来たと言われる][怖じ気づいたかい?ジャック?][別に。だが嫌な予感がする。まあ、俺らは死んでるからな。その先には………][黄泉帰り。つまりショットガンナーもこの道を通った。アタイを殺めたあの男も][調べるか。あの寺院を。凡字で作られたあの寺院を][他に宛があるのかい?]




二人は寺院へ向かった。扉の前には二人の男が立っていた。カッと目が赤く光り、二人は立ち止まる。[ウッ………動けない………なんてプレッシャーだ。これが凡字の力なのか?]二人の男は話しかける。[旅人よ。我が名は覇王。死超星の騎士][我が名は仁王。同じく死超星の騎士。ナンジラの目的は?][1つ聞きたい。3年前、ここにショットガンナーは来たか?][来たらどうする?後を追うか?][アタイは奴に殺められた。その後、レオ・バレッタとチャンクと共に奴に止めを刺したんだ。そんな奴がまだ生きている。ケリを着けなきゃいけないんだ][今、呪いに掛かっている二人もか?][やはりお前らの仕業か?覇王、仁王。なぜそんな真似を?][試練だ。彼等に戻る想いがあればこの呪いは解けるだろう。戻る想いは力になる。戻る場所があるから輝ける]

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