賢者は賢者と戦う。
「舐めるが、戦いには敬意を払う。正々堂々と戦おう」
「それには私も賛成です」
奴の弱点の属性は何だ? 弱点は何処だ?
『物理、光、聖、神聖属性が弱点の属性。杖と仮面に魔法関連のエンチャントが掛かっています。ですから、杖と仮面破壊で彼の戦闘力3/4減できます』
了解。ステータス表示。
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ゴブリン(名無し)Lv99
HP: 198 172/198
MP: 594 544/594
SP: 99 86/99
STR: 99
VIT: 99
AGI: 99
INT: 396
スキル【鑑定Ⅹ】【威圧Ⅱ】【投擲Ⅰ】【暗視Ⅲ】【繁殖Ⅰ】【鳴き声Ⅰ】【魔力の流れⅢ】【軽やかⅡ】【聴力強化Ⅲ】【走力Ⅰ】【脚力Ⅱ】【身体強化Ⅱ】【隠密Ⅱ】【解放Ⅰ】【物理耐性Ⅰ】【魔法耐性Ⅲ】【速考Ⅱ】【受け流しⅡ】【拳速Ⅰ】【二拳Ⅰ】【魔力節約Ⅲ】【腕力Ⅰ】【筋力Ⅰ】【魔力吸収Ⅲ】【魔力Ⅰ】【本能Ⅰ】【野生の勘Ⅰ】【精力増強Ⅰ】【熟練度取得力強化Ⅰ】【経験値取得力強化Ⅰ】【二度目の魔力Ⅰ】
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まあまあかな。バフ系のすべてを使用。
「始まりの合図は、この石が落ちた時にしよう」
俺は石を拾いながらそう言う。そして、石を真上に投げた瞬間に奴が言う。
「ただ死ぬのは詰まらない。負けた方は勝った方の一生の奴隷に為る。どうですか?」
「俺の奴隷に為りたいのか?」
「その余裕は一体どこまで続くのでしょうね」
そして、石が地面に当たり音が鳴る。そして、戦いが始まる。
「オラッ!」
障壁か。やはり、硬いな。まぁ、拳で行こうか。
「オラッ! オラッ! オラッ!」
「【土の拳】」
此処は危ないと感じ、飛び退く。【野生の勘Ⅰ】かな。
「うお、殺す気か」
「ええ、どちらかと言うと。ね」
天井から俺の居た場所に拳が振り落とされた。
「魔力を籠めてからの【投擲】!」
ふぉー! 秒速200m!
「弾けるんかーい」
「小石程度で罅が入ってしまった。一体君は者何だ?」
「生後三日のゴブリンだ……よッ!」
拳が当たる。パリーン。障壁が砕け散る。そこへ【二拳Ⅰ】が入り、腹部に衝撃が走っただろう。起き上がらない。
「勝負ありか?」




