暗示
我が家の自活している子どもたち
最低限の援助しかしていないので、バイト三昧
口を開けば
お金がない、お金がないと言う
同年代の実家暮らしの友人たちは生活費がかからない
若者の付き合いもお金がいる
食費を削って服や靴を買ったり、旅行へ行ったりしている
大学生の時から暮らしに必要なお金をやりくりすることや、様々な経験をすることはとてもいいことだと思う
たいへんではあるが、羨ましいくらいだ
話がそれた
口癖のように、何の気なしに口にしている言葉
言霊としての効果もある
それ以上に自己暗示になるから、子どもたちに言わないようにと私は話している
お金がない
忙しい
どうせ、~だから等
自分を下げたり、現状が足りないという言葉
強調することで、その状況を引き寄せる
当たり前だけど、自分を大事にしていないと
自然と周りもそのような扱いをする
言葉にすることでそう認識される
嘘をついたり、無理をしろとは言わない
虚勢やハッタリは要らないけれど
自分自身や生活を、丁寧に大事にする言動をしている人間であれば、事実そうなるものだ
同様に、お金が欲しい、社長になりたい(これはほぼ冗談)なども
欲しているのは、持ってないということ
無い状態を発言している
夢を語るのは、自由にしたらいい
ただ、不満や愚痴でネガティブな気持ちから言うのはやめた方がいい
夫が悪口を言わない人で、理由を聞いたら口が腐るから、なんて答える聖人君子だった
今となっては、朝からニュースに悪態をついている…年月は人を変える(多分に私の影響)
昔の夫のおかげもあって、私も悪口は言わなくなった
どうでもいい人間や物事にそこまで興味が無くなったのもある
言葉はけっこう大事
口は災いのもと
言葉使いで人となりがわかる
話す内容で人間性がわかる
言葉と行動を見れば、腹の中がわかる
軽口を叩いて、投げやりな生き方をしないように
口にする言葉で自分に暗示をかけないように
限界を決めたり、枠にはめたり
他でもない、自分で自分を縛ることになる
と言っても、人の話に聞く耳など持たないマイペースな子どもたち
会う度に、またぼやいている
吐き出したい、甘えたいのだろうから、言えばいい
がんばってるのは、わかっているから
誤解のないように弁解しておくと
子どもたちは進路を自分たちで決めて、家を出る選択も自ら好き好んでしていることなので
家を出るようになんて勧めたこともない
海外では18歳頃独り立ちすることは珍しい事ではない
成人しても親と同居し続ける日本の生活スタイルがどちらかといえば少数派である
あるものに感謝しなさい、とその都度子どもたちに言う
親としては、子どもたちが元気に生きていてくれるだけで、もうありがたい
無事で笑顔でいてくれたら感謝感謝