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放棄

目を覚ましたら、廃墟の中だった。

……また?また変なリスポーン地点なの?

寂れた廃墟には割れたテーブル。窓にはボロボロのカーテンが掛かっており、人が居た形跡が見られる。窓から差し込む日差しだけが、ここの光源になっていて、全体的に薄暗い昼下がりのような感覚だった。


取り敢えず外に出なければと、窓から外を覗き込むと、まるであらゆるアパートが一箇所に密集したかのような壮観な光景が目に飛び込んできた。

ここもその一角なのだろう。円形に取り囲む部屋達の真ん中には何も無く、空虚な暗闇と深淵が覗き込むだけだった。


「…わーお」


ふと、転がり落ちた感想に反応するものは何も無い。

私は窓を後にして、部屋の扉へと歩き出す。

なんにせよこんな集合体恐怖症が弾け飛びそうな場所からは早めにおさらばしたい所だ。やり残した事があるし。



やり残したこと……?


浮かび上がった疑問と共に、扉を開くと、そこから強い乱気流が飛び出した。


「わっ、……ッ!?」


私はその気流に呑まれ、窓から飛び出してしまう。


そしてそのまま、口を開ける深淵の方へと____




落ちた先。落ちたんだと思う。きっと。

傷一つ着いていない身体が不気味に思えた。

ゆっくり起き上がると、落ちてきたそこは黒い大きな棺桶があった。


棺桶の蓋には何かが書かれている。


[Code,Memory Lost]


……なんのこっちゃ。

周りは暗く、ここだけがまるでスポットライトでも当てられているかのように光差している。

暗闇に歩くよりかは、もう少し漁ってみようと、私は棺桶を開いてみた。


棺桶には薬包が入っていた。

私は棺桶を開いたことを後悔した。



どぷん



棺桶の裏側には何も描かれなかった。




「▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒」


1人だ




針の穴を通す様な光の線だった。



レシーブ。




目の前には薬瓶があった



私は薬瓶を開いた



中には罪悪感が入っていた



中身を2つ取りだし、飲み込んだ


だんだんと眠たくなる……___

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