表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/173

第34話 うどんづくし

 もう今日か…って時あるよね? あれ? さっきご飯作ったばかりじゃね? みたいな。それが今日です。


 僕は朝は買い置きしてたパンで、昼は購買で買ったりコンビニ寄ったりしてるから実質夜ご飯だけしか作らないのだが…それでも、はああああなのだ。また夕飯作らないといけないのかってね。


 世の中のお父さんお子さん、毎日お母さんを拝んで拝み倒してもいいぐらいですよ。何度も書きますけど、作ってもらって当たり前じゃないんですよ! 簡単な物でいいって簡単じゃないんですよ!


 美味しい物も美味しくない物も平等に手間がかかっているんですよ! それなのに文句を言われたら…そりゃあ熟年離婚も考えますわ。


 お父さんだけじゃない! 子供も親の庇護下にあるうちは食べさせてもらって当たり前に思っているかもしれませんが、その当たり前は一人暮らしをしだしたら簡単に覆る常識ですから。


 一人暮らしに憧れるなんて願望は捨てなさい。一週間で破れますから。そんな幻想は本当に一握りの勇者だけに与えられた特権ですから。


 いますぐお母さん、奥さんにありがとうと言って1万円渡しなさい。やすっ! 本当なら100万円渡してもいいぐらいですが、夫が100万円渡すと浮気したんじゃないかとかやましい事があるんじゃないかとか、色々とややこしい事になりますからやめときなさい。


 …僕はみの○んたか! お昼で生放送か!


 というわけで、焼肉に全集中した次の日は正直だるいので冷凍うどんで済まそうと思います。


 冷凍うどんはえらいよね。安いしレンジでチンだし全家庭の味方だね。冷凍うどん5個入り6パックに惣菜コーナーでちくわ揚げやエビ天、いも天、かき揚げを買って…あとは約束のカツを買って帰宅。重い…。


 ぶっかけうどんは冷めててもいいから作り置きしておくか。チンしてざるに入れ、チンしてざるに入れて貯めておく。食べる前にめんつゆぶっかければOK! 後は二人が来るのを待つのみ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 僕は今、無心で調理を続けている。調理と言ってもぶっかけうどんはチンしたうどんにそのまま麺つゆを入れるだけだ。暖かいうどんの場合はチンしたうどんをお湯で割った麺つゆに入れるだけだ。


 その工程を僕は無心で行っている。


 なぜならカミラさんの胸を一点集中しているからだ。一時も目を逸らさないように凝視しているからだ!


 この機会を…あの豊満なぴちぴちな胸を、片時も忘れまいと脳に焼き付けるように凝視し続けている。


 カミラさんは約束通りに胸の開いた服を着て来てくれたのだ。いつものようにだっぼっとした服ではなく、胸元がちょっと開いていて双丘の膨らみがはっきりとわかるぴちっとした僕好みの服で…。


 僕がじっと見つめているのを意識してか、カミラさんはいつものようにガツガツはしたなく食べてはいない。時折こちらをチラッと見て僕が胸を見ている事を確認して恥ずかしそうにはしているが、胸元を隠そうとはしない。


 カミラさん公認なのだ。だから僕は調理をしながら無心で凝視だ!


 そんな僕とカミラさんの様子もガン無視して食べ続ける男、勇者レインはぶれない男だな。カミラさんをそういう対象で見ていないと言った言葉に嘘偽りのない男だ。好感がもてるぞ。


 二人にはうどんだけではなく惣菜も分けて置いてある。軒並み天ぷらはすべて好評だった。特にエビ天はカミラさんが大喜びしてくれた。ぷりぷりうまうまって言ってくれたぞ! 


 そんな事ない! カミラさんの方がムチムチぷりぷりだよ!って最低の褒め言葉を言ったらマジで怒られそうだったから言わなかった。自分…空気の読める男なんで。


 ちなみにレインさんは意外にもちくわ天が大好評だったよ。磯辺揚げうまいよね〜僕も絶対食べるよ。いも天もめっちゃ好きだけどね。


 今回は前回の約束通り&服を着て来てくれたカミラさんだけに待望のカツをプレゼントした。まあ、レインさんはゴネたけど。ゴネにゴネたけど…それを無視して食べ進める僕たちに、どんどん減っていく惣菜に恐怖を覚えたのか、慌てて椅子に座り直して食べだしたよ。


 カミラさんのカツは今日はカツ丼でもなくカツカレーでもない。お手軽にソースと名古屋人必須の味噌カツ用のソースを用意して食べてもらった。


 異世界人の味覚にも味噌が合うみたいだった。あの甘辛い味噌ソースは万能だからね。あのソースをかけておけばだいたい名古屋の人は文句をいわないからね。商品名を出していいのかわからないけど「つけてみそ かけてみそ」マジで必須よ!


 あっ今更だけど二人はうどんにもビックリしてた。最初は肉がない事に不満タラタラだったのにうどんを食べてみたら…すんごいコシがあってつるつるしてて美味しい! 何杯でも食べれるって大はしゃぎだったんだ。その間も僕はもちろんカミラさんの胸を凝視してたよ!


 異世界にももちろん麺料理があるけど、柔らかくてぼそぼそしているみたいだからそんなに好きじゃないみたいだ。だから最初に麺料理と聞いて少し不満が出たらしい。


 ふ〜んそうなんだ。それでは次は異世界料理物の定番ラーメンを出すか。最初は乾麺で出して次第に生タイプからの〜お取り寄せみたいな順を踏めばいいだろう。最初からお高めのお取り寄せなんか食わせたらあれが標準だと思われるからね。


 まあ、今の乾麺は恐るべき進化を遂げているから安い袋ラーメンでも侮りがたいしね。かといって袋麺のメーカーにこだわって出すと…1回じゃ終わらないよね。だからメーカーを出さずに「しょうゆ」「みそ」「しお」「とんこつ」の4種だけにするか…。


 などと考えごとをしている今もカミラさんの目の前のアリーナ席でがっつり見ておりますよ。ふわああああふくらんでる〜〜おおきいい〜〜たにまがみえる〜〜。かみらさんの羞恥にまみれた顔もそそる〜〜〜。


 はーーいっぱい堪能した。ごちそうさまでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ