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第19話 チョコリング

 今日は学校帰りにスーパーの冷凍食品売り場でスパゲティを何種類か購入してきた。ナポリタン、ボロネーゼ、ペペロンチーノ、カルボナーラ、たらこスパを各4個ずつ購入。僕は…ちょっとお高めの海老トマトクリームパスタを購入。量より質なので。あの二人は質より量なのだ。


 7時に集まった二人には出来合いの料理な事をまず謝ったが、レンジでチンして出すほどに静かになっていった。異世界にもパスタのような麺料理があるみたいなのだが、これほどのバリエーションはないみたいだ。色彩も色とりどりで見た目が綺麗で、味も多彩で美味しいと大好評だった。


 二人が目の前のパスタに夢中なうちに自分もちょっとお高めのパスタをささっと食べる。カミラさんが目ざとく見つけ我にも食べさせろ! 少しだけでもとギャーギャー騒ぐも、僕は一心不乱に食べ続けなんとか二人の猛攻をしのぎ切った。セーフ。


 残ったソースだけを二人で舐めあって次回にこのパスタも追加しろとのお達しがあった。しょうがない…次回はお高めなのを取り揃えておくか。


 それじゃあ、今日の食後のデザートは…

「ばばーん! 近所で有名なカリカリシュークリームを購入してきました。」


 そうなのだ、今日の夕食をレトルトパスタにしたのはちょっと遠い所にあるシュークーリーム専門店のお店に買いに行って調理する時間がなかったからなのだ。


 1人10個として僕の分も合わせて22個。もちろん予約してから取りに行ったので売り切れということはなかったのだが…持って帰ってくるのが大変だった。あとシュークリームが崩れないように慎重に運んだから疲れた。


 いつものスーパーの皮がしなしな? 柔らかいシュークリームも好きだが、専門店のカリカリシュークリームも別物と考えればものすごく美味しい。クッキーシューでカリカリと香ばしい皮となめらかなクリーム。スーパーのよりも良いバニラビーンズを使っているのか、クリームの香りだかく口いっぱいに広がる。やっぱりうまい!


 2人もいつもと違うシュークリームに驚きと感動が押し寄せたようで、ばくばく食べている。10個があっという間だ。特にデザート好きなレインさんは顔が怖い。途中から中のクリームだけ舐めとって、皮は皮で後からカリカリ、リスみたいに食べていた。顔が怖い…。


 カミラさんももちろん気に入ったようで、これが1つ銅貨2枚だと…恐ろしい国力だな、征服するべきか…などと怖い事を言っていた。


 そしてデザートも食べ終え満足(実際はもっと食べたいと毎回ごねるが無視してます。)した後は、いつものように駄べりタイムに突入した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「今日もmissionあったら怖いんですけど。」

「昨日あったばかりだから今日はないんじゃないか?」

「我はいつでもバッチ来ーいだぞ。むしろ今すぐ来い!」


「いや、皆さんは通いだからいいですけど僕なんか住み込みなんですよ、もし寝てる時とかmissionに行かさせられたら帰ってくる自信ないです。っていうか屍になる自信しかないですよ!」

「嫌な自信だな…。」

「なっさけない事言うな! 男ならもっと甲斐性ぐらい見せんか!」

 カミラさんの無茶振り…


「僕は見ての通りおかげさまで荒事から縁のない生活を送ってきたので、急に猛獣の巣食う世界に放り出されてもあらがすべがないんですよ。何の武器も持っていない丸裸なんです! パンツも履いていない丸裸なんです! ぜーぜー。」

「まあまあユウタ落ち着けよ、な、シュークリームのカリカリの部分の零れ落ちたの食べる?」

「確かにユウタ何の取柄もない平凡な顔だしな。」

レインさん…落ちたシュークズ食べるのやめなさい。イケメンが台無しですよ。あと、カミラさんやっぱりあなた僕の事を侮っていますね?


「勇者様と魔王様なら何か僕にぴったりな敵をなぎ倒す武器だったり、魔法具なんて持っていないですかね…ぐへへへへ。」

 僕はなりふり構わず揉み手で二人にすり寄った。


「…わかりやすいゲスな擦り寄り方だな。BEST OF 卑屈だな。」

「ぐへへにセンスを感じるぞ…逆に潔いぞユウタ!」


 どうやら僕の擦り寄りに感銘を受けた二人は異世界で役立つ道具のアレコレを提案してくれた。


 まずレインさんは武器もあるのだが、初心者の僕には扱いきれないだろうとの事で剣などの武器よりも補助的な物がいいだろうとのことで、どこにいてもわかる、攻撃をある程度まで防いでくれるという魔法が付与されたリングをくれた。


 カレンさんからは簡単な火魔法“フィアス”という火球なら使えるリング、少しだけ身体強化ができるリングをもらった。両手にリングをはめてみると…チャラ男全開じゃね? 普段からこれをつけて生活をするのはちょっと恥ずかしいな…高校デビューみたいで。それに家事に邪魔だし。


 と告げたら…文句の多い奴だな、リングは自動調節機能が付いているのでどこにでもはめれるぞと言われた。


 ん〜みんなに見えない場所といえば…もう、○ンコしかないな。チ○コに四連リングとしてはめ込むしかないな。


 それに何よりも、チ○コにリングって“チョコリング”みたいで語呂がいい! 膨張しても収縮しても自動調節機能が付いているのでなおさらうってつけだね! 


 僕はチ○コにつける覚悟を決めた!


 でも一つ問題が…やっぱりチン○から魔法が出るんだろうか? それだとちょっと困るな…。毎回股間が燃えてしまう。何度も発射したら黒光りしそうだしな。どうしよう…などと悩んでいたら、カミラさんが耳の上につければいいんじゃないかと提案してくれた。ちょうど髪の毛で隠れるしな。


 僕は左右の耳に2個づつ付ける事にした!


 ちなみに魔法はイメージをちゃんと持って唱えれば指先から出るみたいだ。


 …それじゃあやっぱり○ンコでもいいんじゃないか? などとなぜかチン○にこだわる僕だった。

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