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58:現在のステータス

 

「そう言えばさ、クウガってレベル幾つなの?」


 学園内代表選抜試合の前日に見回りの最中に言ったフレッドの言葉である


「レベル?」


「うん。この1ヶ月でクウガと一緒に見回りとかして実力は知ったんだけど底知れないし、機動力がトンデモ過ぎて気になったんだ」


 確かに機動力はかなり逸脱していたかもしれない。フレッドが走って5分はかかる距離で問題を察知したら1分と経たずに現場に駆けつけたりしていたのだ


「それでレベルも相当高いんじゃ無いかと思ったんだ。なんか不都合があるなら教えてくれなくても大丈夫だよ。ただの僕の好奇心だから」


 うーん、別にレベルくらいなら特に不都合も無いしフレッドだから良いかな


 でもここんところスキルの確認なんかはしてたけどステータスはしっかり見てなかったな


 てことでステータス


 ******


<名前>クウガ


<種族> 龍人(エルフ)


<称号> 先祖返り 転身を持つ者 ラキアの召喚者


  ライルの召喚者 メイルの召喚者


  ルルの召喚者 アギスの担い手


  心象を具現せし者 神獣を滅する者 神殺し


  格上殺し


 [レベル]571


 〔生命力〕32219508/32219508


 〔魔力〕82477810/82477810


 〔筋力〕112540


 〔瞬発力〕154472


 〔器用〕132000


 [スキル]


【龍転身】【変化:龍】【龍の眼】【鋼の心体】


【豪腕】【豪脚】【再生lv10】【魔素吸収lv10】


【身体精密制御lv10】【体理lv2】【拳理lv2】


【脚理lv2】【高速思考】【並列思考】


【気配察知】【魔力精密操作lv10】【無詠唱】


【虚無魔法lv3】【豪炎魔法lv4】【豪水魔法lv2】


【豪風魔法lv5】【大地魔法lv1】【極雷魔法lv4】


【極氷魔法lv2】【暗黒魔法lv3】【聖光魔法lv7】


【時空魔法lv10】【元素魔法lv10】


【精霊魔法lv1】【魔纏】【縮地】【空歩】


【龍魔法lv7】【属性融合】【魔力障壁lv10】


【発勁】【剣理lv5】【魔力感知】【気配察知】


【碧雷lv7】【紫雷lv6】【魔力放出lv10】【念話】


【虚撃】【槍技lv8】【空間識覚lv10】【魔法陣】


【先導者】【魔力変換lv6】【七星】


【心象具顕現】【心象姿投影】【物品鑑定lv2】


【植物鑑定lv2】【罠感知lv4】【罠解除lv4】


 [エクストラスキル]


【神殺し】【魔喰いの魔眼】【領域の支配者】


【龍の生命力】【魂葬】


 〔適正属性〕無 火 水 風 土 雷 氷 闇 光 時空 元素

  龍 精霊


 ******


「レベルは571だ」


「え?」


 フレッドが唐突に止まる


「フレッド?」


「え、いやいや。僕の聞き間違いかな?571って聞こえたんだけど」


 心底間違いであってくれとでも言うような表情だが、現実は現実なのだよ


「571で間違いないぞ」


 うーん。どうやらかなりのインパクトで思考が追いついて無いみたいだ


「想像を遥かに超え過ぎだよ」


 と言って項垂れる。しかし直ぐさま元気を取り戻したようだ


「教えてくれてありがとう。因みに僕は89で、もうすぐ100になりそうだからエクストラスキルが気になってるんだ」


 エクストラスキルとはレベル100毎に覚えられるユニークスキルとも呼ばれる物だ。実際は名前が違っても効果が一緒だとか名前が同じでも効果が違うといった事が有るのでユニークスキルは適当ではない


「なら今度ダンジョンに行くんだけどレベル上げの為に一緒に来る?」


「ダンジョンってここの近くの授業で行かない危険な方だよね?」


「おう。そのレベルならサクッと上がるんじゃ無いか?ちょうど適正より少し下くらいだから」


「いや、適正以下で挑むのは危険なんだから行かないんだよ。普通は。でも、そうか。クウガ達が一緒なのか・・・よし、決めたよ。僕もついて行く」


「了解。日付が決まったら教えるよ。多分明日からの選抜試合が終わってからになる」


「オーケー。あ、喧嘩だよ」


 丁度話がひと段落したタイミングでお仕事だ


「場所は?」


「第3演習場の北入口」


 今俺たちのいる場所は本校舎の南側だ


「んじゃ行ってくる」


「やり過ぎないようにね」


 柔らかい笑顔で笑うフレッドをその場に残し俺は現場へと駆け出した




 コンコン


「どうぞ~」


 返事を確認して扉を開き中へと入る


 場所は風紀委員会本部。見回りの終わりには寄ることになっている。喧嘩の仲裁を全員投げ飛ばしてパパッと終わらせた後、時間まで見回りを続け、時間になったので本部へと向かったのだ


「今日の見回り終了しました。喧嘩の仲裁1件のみです」


 奥の執務机にて少し疲れた様子を見せるナナ先輩へと報告する


「はい、ご苦労様。いや~、2人がいてくれて助かってるよ。去年なんかはこの時期まだ1年生なんか居なかったからもっと忙しかったんだよ」


「大体は学園内代表選抜試合の後に勧誘するんでしたっけ?」


 確かそう聞いたきたがしたので言ってみた


「そうそう。一応、風紀委員会は荒事が主だからね。実力が大事なのさ」


「報告は以上なら、もう上がっていいよ。2人とも明日の選抜試合には出るんだろう?」


「いえ、俺は出ますが」


「僕は出ませんよ。クウガみたいに戦うのが好きなわけでは無いので」


「そうかい。ならクウガくんとは当たらないことを祈っておくよ」


「今から負け腰でどうするんですか」


 俺が少し呆れながらも言うと


「だってさ~、あんな圧倒的に負けたのにどうやって勝てと」


 実はナナ先輩とは既に模擬戦を行なっており、こちらが勝っている


 少し微妙な空気になった所でフレッドが助けてくれた


「クウガとソウマは異常ですから仕方が無いですよ。それじゃあ僕達は上がります。お疲れ様でした」


 俺もフレッドに続いて挨拶をしてその場を後にした


 事務作業に勤しんでいた先輩達にもエールを送って置いた。大体の人が肉体派なので割とみんな疲れていた


 フレッドと共に寮まで戻り食事をして部屋へと戻り、ソウマと共に軽めの鍛錬、明日の事を考えて抑え気味で行った。浴場で疲れを癒した後はラキアの淹れてくれた紅茶を飲んでラキアに抱き枕にされ就寝。


 さぁ、明日からはいよいよ学園内代表選抜試合だ。ここ1ヶ月で俺とそれなりにやり合える人は少ないながらも居ることを確認して居るのでとても楽しみだ


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