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いよいよ?

その後も陣痛や破水をすることなく無事に退院できた。

お父さんとしていた約束通り、ドラックストアーに行ってベビー用品を買って帰ってきて見せてもらったけど、たくさんあるんやな。

ガーゼのハンカチは大きさの違うのが二種類あるし、赤ちゃんの頭も体もこれ一つで洗えるというポンプ式で、押せばすぐに泡が出てくる全身シャンプーなんてのもあった。


「十二年振りに見たら、便利なシャンプーになっているから感心したわ。由真の時は頭用と体用のポンプ式使っていたけど、泡のまま出てこなかったような気がするわ」


お母さんが買ってきたのを、一つずつ手に取って説明してくれて、それを使いやすいように片付けていく。

小さいサイズのガーゼのハンカチは赤ちゃんの顔を拭いて、大きめのガーゼのハンカチはお風呂入れる時に赤ちゃんの胸に掛けてあげるんやって。

その方が赤ちゃんにとって安心するんだとか・・・

あれ?そういえば・・


「なあ、おむつは?おむつないけど買うの忘れたん?」

「ああ、おむつな。おむつは友達が『出産祝いにおむつを箱で買ってあげる』って言ってくれてるから買わなかったんよ。それから、赤ちゃんのお尻を拭きシートも別の友達が箱で買ってくれるって言ってくれているから、それも買わんかった。沢山ありすぎると置き場所に困るだけやしな」

「ふーん、そうなんや。でもそれって、いつくれるん?」

「お母さんが、赤ちゃん生んだら病室に持ってきてくれんねん、赤ちゃんの顔を見るついでやねんて。で、それをお父さんに家に持って帰ってもらうねん」


喋りながら、手を休めないお母さん。

今度は貰ってきたベビー服をサイズごとに分けて、そこからさらに肌着と服に分けて衣装ケースにしまっていく。


「ベビーベッドとベビーバスは明後日に届くし、出産用の荷造りは由真がしてくれたしこれで準備はできた。晩御飯はお寿司食べたいから、お父さんに連れて行ってもらうようにお願いしたんよ。お昼御飯は入院中に食べたくて仕方がなかったラーメンが食べれたし、お母さん満足やわ」


そう言って笑ったお母さん。


晩御飯を食べて帰ってきてから、お母さんが言った言葉。


「さっきトイレ行ったら出血していてん。でも色は真っ赤じゃないねん、多分おしるしやと思うわ」


突然の言葉にびっくりしているお父さんと私なんて気にも止めないで、病院に電話を掛けるお母さん。

電話が終わったお母さんから言われたのが


「やっぱり、おしるしやねんて。その量が増えたり定期的にお腹が張って痛むようなら、また電話するように言われたわ」


淡々と言われたんやけど・・・

おしるしが何なのか分からなくて、お母さんに聞いたら、赤ちゃんがもうすぐ生まれますよっていうことやねんて、でもそのおしるしが人によって違うらしく、おしるしが何日も続くようなこともあれば、すぐに出産になる人もいてるんやって。

ひょっとしたら、お父さんに夜中に病院へ連れて行ってもらうことになるかもしれないって言っていた・・・

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