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お見舞い

翌朝、まだ体がだるくてしんどいから、目が覚めても布団から出るという気には中々なれない。

目を開けたまま、ぼーっと天上を見ていると隣の布団で寝ているお父さんが目を覚まし、声を掛けてきた。


「お母さんからメールが昨日送られてきたんやけど、体大丈夫か?」


喉が痛いから頷いて返事をする。

そんな私を見たお父さんが


「今日はお母さんが学校に電話してくれるから、家で休んどくんやで。今日は金曜日やし、土日も含めて三日間休めばよくなるやろうからな」

「うん」


私が返事をしたら


「凄い変な声になってんな」


・・・言われた。仕方ないやろ!

思ったけど、言い返す元気もない。


「お父さんもう起きるわ、由真は朝ごはん自分でできるんか?」


今度は頷いて返事をしたら「分かった、そんなら寝とき」それだけ言うと部屋を出て行ったお父さん。

私はそのまま、ぼーっとしていたらいつの間にか寝てしまっていた。

次に目を覚ましたのは仕事へ行くための作業着を着たお父さんに起こされたから、「お父さんが仕事行く前に熱を計り」と言われ体温計を渡されてたんや。

言われるまま熱を計ると三十八度五分やったから、これはさすがに私も驚いた。

お父さんもビックリしたらしく


「今日は一日中大人しく、しとくんやで。じゃあ、お父さん仕事言ってくるから」


そう言い残し、会社へ行った。

あー、おかゆ食べて薬飲まなあかんな・・・

ほんまに起き上がることもだるいから嫌なんやけど、仕方がないから布団から出た。



昨日の晩御飯に食べたレトルトのおかゆの残りが冷蔵庫に入っているから、それをレンジで温めて食べたんやけど昨日と同様、数口でもう食べるのが嫌になったから、食べるのを止め病院で出された薬を飲んだんや。薬を飲み終わっても、すぐに立って部屋に戻ることもできなかったから(何回も言うようやけど、ほんまにしんどいねん)椅子に座ってぼーっとしていたら自宅の電話が鳴った。

ゆっくり立ち上がり、ゆっくり歩いて電話に出るとお母さんからやった。


お母さん曰く、学校に欠席の電話したこと、お父さんからメールが送られてきて今朝の私の状態を知っていること、それらのことをおばあちゃんにメールしたら『由真のことが心配やから、お昼頃由真の様子を見に行く』と言っていること、だからしんどいと思うけど、お昼頃にインターホンがなったらおばあちゃんかどうか確認して、玄関の鍵を開けるように言われた。


面倒やな・・・もうずっと寝ていたいのに。


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