表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/60

一人旅

再び安静生活を過ごさなくてはいけなくったお母さん。

その間、私は頑張ったよ!

そのためもあって、二週間後の検診の結果は「なるべく安静に」だって。


微妙だな・・・


動いてもいいけど、無理をしちゃいけないそうだ。

だからできる範囲で、家事をまたするようになったよ。



そしてカレンダーが八月になって数日後、お母さんは妊娠八ヶ月になった。そのとたんに


「後、八週間後で産むことが出来る!」


すごく嬉しそうに言ったんだ。

なんでも通っている病院では、『36週に入っていて、赤ちゃんの体重が2000グラム以上あったら出産できる』と言われているらしい。

でも、できるだけ37週以降に生まれたほうがいいってお母さんが教えてくれたんだけど、正直私にはよく分からなかった。

あ、でも36週にならないと産めない病院だというのが分かった。

その前に出産になるようだったら、違う病院へ行くことになるんだって、そうなると


「家から遠くなるから嫌だ」


ってお母さん言っていた。

・・・うん、私だって嫌だ!

だから、あーちゃんに毎日話し掛けている。


「頑張って、お母さんのお腹にしがみついていてな」


とね。




でも今、私は一人で電車に乗っている。

田舎のおばあちゃんと、おじいちゃんに会いに行くために。

お母さんがあんな状態やし、夏休みなのにどこにも連れて行けないのは可哀想だということになったから・・・

一人で長時間電車に乗るのは怖かったけど、「もう六年生やし、少し冒険をさせてみよう」

(なんて勝手な大人の判断なんや!?)ほぼ無理矢理というか・・・何回も何回も説得させられた結果、現在にいたっている。

電車に乗るまでお父さんが送ってくれたし、降りる駅ではおばあちゃんと、おじいちゃんが迎えにきてくれるし、電車の乗り換えはしなくていいんやけどね・・・


ほんま、大人ってずるい!




・・・・とは思ったものの

実際は来てよかったかも。

従姉弟と一緒に遊んだし、温泉にも入りに行った。

それから、バーベキューもしたんだ。


いやー楽しかった。


ムカデや蜂が出たのは嫌やったけどね・・・

あっという間の三日間やったわ。



帰る時は駅までおばあちゃんが送ってくれたんやけど、そん時に


「赤ちゃんが生まれて、お母さんと赤ちゃんが家に帰ってくる日から二週間、ばあちゃんが泊り込みで赤ちゃんとお母さんのお世話手伝うからよろしくね」


って言われたよ。

産後しばらくは無理しない方がいいんだって。

そんなん知らなかった。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ