表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/60

恥ずかしい

その後、お風呂から上がった私を待っていたのは、お母さんが言ったとおり、お腹が膨れて機嫌がよくなったお父さんだった。


もうね厭きれて何も言えなかったよ。

あ、それからねお母さんと同じ布団で寝たよ。

私がお母さんの布団に入ろうとしたら「ほんまに一緒に寝るつもりなん?」って聞かれたけどね。「お母さんが、いいって言ってくれたんやろ」とか言ったら、「ほんまに、そうするとは思っていなかった」って言われたけど・・・・

私は、ほんまにする子なんや、十数年私のお母さんやっているのに、なんで分からんのやろう?

お母さんと一緒に寝れたから、お父さんに対する怒りは少しは治まったんだ。でも、全部は治まっていないから、明日学校で万理に合ったら、お父さんのこと全部話すことに決めたんだ。

もちろん、お母さんと一緒に寝ているのは、万理でも話さないけどね!!



で、ほんまに話したよお父さんのことを万理にね。万理に言われたのは・・・


「うちのお父さんと全然違う。一度も怒鳴られたことなんてないし、第一そんなことで怒らない」


・・・・恥ずかしかったよ とてもね・・・

うちのお父さんだけなんかな?

それから万理に「由真のお母さんのお腹、触らして欲しいって言ってくれた?」って聞かれたけど・・・ お母さんの体調がまだ優れないから、言える状況じゃなかったことを正直に言ったんだ。

だから、お母さんの体調がいいときにちゃんと、伝えることを約束したよ。

万理は納得してくれたからよかったんだけど・・・問題はお父さんだ。

今日から再び、買い物に洗濯物、それから簡単な料理して、食器洗って・・・ 

お父さんが、ちゃんと手伝ってくれるのかすっごい不安。

今度はもう、お母さんが入院しなく済むように、私もこの前以上に頑張らないとね!




学校から家に帰ると、お母さんは居間で横になってテレビを見ている。

早速、買い物に行くけど、どこの店で何を買うかお母さんに聞いたら・・・チラシを数枚見だした。


「由真、ここの薬局は歯磨き粉が安いんやけど、買ってきてくれる?後、ここのスーパー行って絹豆腐を一丁と、味付けが付いてある牛肉買ってきて。それと・・・冷蔵庫の野菜室、どんな野菜が入っているか見てくれる?」


次から次へと言われるから、慌ててメモをとる。


「ちょっと待って、今書くから。それと、見なくても分かるけど野菜室には何も入ってないから」

「じゃあ、同じスーパーでキャベツ一玉と、もやし買ってきて。・・・・二つの店行ける?」


お母さんが心配そうに聞いてきた。


「大丈夫。自転車で行くから」


笑顔で返事をしたら、「じゃあ、お願い」と言われ、買い物するためのお金を預かる。


「今日は由真に、豆腐とわかめの味噌汁、お肉と野菜炒めを作ってもらおうかな?」

「いいよ、作る」


久し振りに、私も料理が作ることができて嬉しい。

すぐに家を出ようと玄関に向かう途中に、背後から大きな声で「自転車運転すんの気を付けや。あんまりスピード出したらあかんで」


声が聞こえてきたから


「分かってる、大丈夫やから」


私も大きな声で返事をした。





その日は、無事に買い物から帰ってきて、お釣りもレシートも渡したし、料理も上手に作れたよ。

そうそう、お父さんちゃんと食器洗ってくれたんだ!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ