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風鈴と百裂脚

あらすじ 透明人間を捕まえた【鋼 鉄織 はがね てつお】と【直岡 修里 なおおか しゅうり】は警察に表彰されることになった…


警察「鋼鉄織殿。そして、直岡修里殿。貴方たちは警察が追っていた犯罪者を捕まえるのに貢献してくれたことをここに評します。」

僕たちは高校で警察の方に表彰された。みんなに見られてると思うと、とても小っ恥ずかしかった。みんなの反応はと言うと、僕たちが名前を呼ばれて、登壇する時にチラッとみたら、みんな目を丸くしていた。そりゃそうだろう。パッとしない人と転校生が表彰されているんだから。一通り表彰が終わって教室に戻った時に、クラスメイトや他のクラスの子が沢山話しかけてきた。どうやって捕まえたのだとか、僕と鋼くんの関係性とか。その日はみんなの対応にてんてこ舞いだった…


昼放課になった。僕と鋼くんはいつも教室でご飯を食べているが、流石に今日はそうはいかないので、僕たちは屋上へ向かった。

この学校は屋上を解放しており、落ちないよう小高いネットが張り巡らされている。ちょうどいい。ここで食べよう。辺りには誰もおらず、鋼くんと2人で弁当を食べていると、ドアがバンッと開いた。


???「アレ〜?先客いるネ!」


華奢な女の子が入ってきた。この学校みんな制服なのに、この子はまるでチャイナドレスのような制服になっている。

鋼「誰だよお前!」

???「誰とは失礼ネ!あたしは、【冷 風鈴 れい ふうりん】って言うヨ!」

直岡「失礼なことを聞くけど、冷さんは中国の方なの?」

冷「ハーフだヨ。日本と中国のネ!」

鋼「へぇ。なるほどねぇ…カンフーとかできるのか?」

冷「できるヨ!百裂脚とか回転的鶴脚蹴ができるネ!」

直岡「回転…なに?」

冷「【回転的鶴脚蹴 かいてんてきかくきゃくしゅう】ネ!いわば、スピニングバードキックだヨ!」

直岡「へぇ…まるでストIIの春麗みたいだなぁ」

冷「まあ、そんなところネ!」


これが、僕と鋼くんが初めて冷さんと会った時だった…

学校の秘密その4

この学校には、僕みたいに能力持ちじゃない人ももちろんいる。その人たちは、能力持ちの勉強をするために、通っているらしい。なかには、能力持ちじゃない人がリーダーで活動しているヤンキーグループがいるらしい…

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