14話 幹部っぽい奴の登場
トシたちが遺跡に入って数分、それぞれ幹部らしきものに出会う。カタクリは土の妖精、さつきは大きな土偶、トシは地底人。
カタクリは
「なんて魔力が多いんだ。ここに引きこもっちゃって。外の世界は楽しいのに」
さつきは
「あのちっちゃい子たちの親分?かわいい」
トシは
「お前なんだよ?」
それぞれ喧嘩を仕掛けた。
カタクリは土の妖精にこう言った。
「妖精なんて初めて見たな。俺はこの先に用があるんだ。どいてくれ」
カタクリはお宝もそうだが、魔力探知でボスがいることはわかっている。そのボスを早く倒せばさつきにモテると考えているカタクリ。そして、トシに自慢できる。カタクリはこの妖精に魔力が少ないと思っている。妖精はカタクリの顔を見て(こいつ…女の子好きな顔をしている…なんかキモイな。それにまたこの先に行かせるわけには)妖精は通らせるわけにはいかないと思って戦う態勢に入った。カタクリはそれを見て
「戦うのか。じゃあやる気を出すか」
と意気込んだ。
さつきは土偶と会ってから数分、最初はかわいいと思っていたが戦っていたら強いことがわかってきた。
「かわいいだけじゃないのね。なんでこんなに強いのかしら。土偶流結界ね」
大きい土偶は謎の結界を出していた。その効果は、結界内に入ったものに土偶の攻撃が当たるまで追尾する結界。これは世界で一番使われている結界で、魔力はあるけど能力がない人などに多用されている。飛び道具が特に厄介だ(^_-)-☆さつきはこの結界術は使えるが…あまり好みではない。弱点はスピードが追加されないことだ。結界の作り方…それはある程度の魔力があれば十分さ(´◉◞౪◟◉)
トシは地底人に
「お前そこそこ強いな。まあ奥にいるやつのほうが強そうだけどな」
トシは相手を挑発した。地底人は、トシに向けて何かを放った。それは土の球でトシの前に来ると爆発して土の粉が出てくる。その粉がトシの目に入ってくる。トシが
「うざいなお前」
と文句を言い、顔についた土を水魔法で落とした。
「だがお前と俺との相性は悪いようだな」
トシがそう言った。地底人は、水魔法で土を落としている途中土球を放って来た。だがトシは魔力探知でオダマキを守りながら土の球をかわした。
「お前の攻撃なんて魔力探知さえあればかわせるんだよ」
トシが一瞬で地底人に近づきまた言った。
「その程度の力で俺に勝てるかよ」
トシは地底人に触れ、中くらいの力で炎を出した。
土の妖精と戦っていたカタクリは、なかなかめんどくさいと思っていた。妖精の能力は、壁を作り出して動かせる能力で、カタクリの前後に壁を出して挟み撃ちにしていた。カタクリは「変える物」で壁を違う形に変えようとしていたが、解析を済ませないと変えられない。しかも妖精は毎回違う壁を出して解析の妨害をしてくる。
カタクリは電気魔法でごり押ししてみた。一応壊れた。普通に電気魔法で壊したほうが早いのか?とか思っている。(くそぉ前と後ろからは壁が来るし横は壁で逃げ道がないさてどうするべきか)倒す方法を考えていた。(くっあれを出すか)カタクリは新しい道具を出そうとした。
さつきは土偶流結界に苦戦していた。この大きな土偶はスピードがある。それに口から弾丸のようなものを出してくる。さつきはこの弾丸をすべてかわすことはできない。頭に直撃し少し血が出ている(くっ。この弾丸をどうにかしないと。すべて壊すのは難しい。よし、ここは新しい技を出すか)さつきは声に出して
「四神相応 朱雀」
これはさつきの中でもトップスピードで、火をまとっている。土偶がさつきの攻撃に当たった。だがにあたった場所は右腕で、そこが崩れた。
「ダメージが低いわね」
さつきがそう言った。
「さて新しいことを試してみちゃお」
さつきが新しい技を試すようだ。




