11話 勝負終わり
カタクリは、防御魔法を使って勢いよく船長に近寄って行った。船長は爆弾の球でカタクリの行動を阻止した。爆弾にあたることはもうどうでもいいと思っているカタクリは防御魔法と移動に専念した。壊れた瞬間には防御魔法を出し、全速力で近寄った。船長が
「お前のような若造が俺に勝てるかよ」
と言っていたが、カタクリはこう言い返した。
「だったら俺たちのリーダーはお前より年上だから負けるのか」
と煽った。船長は怒り、爆発する玉を増やした。
さつきは、サメの突進攻撃を頑張って避け続けたが、もう限界に近づいていた。人間と今まで戦ったことはあるさつきだが、こんなに速いサメとは戦ったことがない。対策するのは少し面倒そうだった。だがサメとすれ違う瞬間に、かすり傷だがさつきの刀は通っている。内側に行くほどお肉は硬いから本当に側面しか攻撃できないし…どうやって倒せば…。
カタクリは、防御魔法に集中しながらできるだけ近づいて行った。体への負担は僅かながらある。爆弾の威力が強くて近づくたびに爆弾が当たる回数が多くなっていく。船長が
「やけくそか?防御魔法全開で近寄ろうとしているが全然近づけてないじゃんか」
と煽ってきたが
「ああ今倒してやるよ。得意の電気魔法でな」
と言いスピードを上げた。船長の近くに行った瞬間防御魔法をはずし電気を貯めた。防御魔法を外した理由は、電気魔法を貯める時に防御魔法を外す癖がついてしまっているからだ。船長は爆弾を出して攻撃したが、カタクリにとっては遅かった。カタクリは貯めていた雷の魔法を放った。
「電光雷轟」
と叫んだ。船長は焼け焦げて気絶した。
さつきは、サメの表面を傷つけたがもう限界だった。だがサメに打ち勝つ方法が一つだけある。ただそれにはある手段を踏まなきゃいけなかった。さつきは近くにあった木を切ってサメが襲い掛かってくるのを待った。
サメは口を大きく開き、さつきに攻撃を仕掛けた。さつきは大きく開いた口に木を投げ込んだ。サメは口を閉じられなくなった。さつきは
「外側がだめなら内側から攻撃する」
と言い口の中を攻撃した。サメは横半分に切られて落ちた。
「速く料理しないと鮮度が落ちちゃう」
さつきはサメを調理し始めた。
マーダーは水の魔力で縛られていたがそれを破壊し抗った。マーダーに
「じゃあな。またどこかで」
とトシはほとんどの魔力を使って今までないような炎を出して、拳で殴った。マーダーは最後に防御を100倍にしていたがそのまま倒れた。トシはまだ慣れていない威力で拳を振るったために血を出し体が動けなくなっていた。マーダーは倒れながらこう言った。
「魔力を沢山使うと強くなるが副作用もあるんだな…それに慣れる前に倒しに行くぞ」
と。マーダーは気絶した。
トシたちは戦いが終わって疲れ切っていた。
「なんで俺らがこんなでかい任務をやらなきゃいけないんだ…今日はもう戦いたくないな」
とトシはグチを言っていた。オダマキはトシたちを運びながら泊まれるところを探した。
「さつき、サメはおいしく調理できるんだよね。たのしみだな」
とオダマキは楽しみにしていた。オダマキは、宿を見つけ、みんなで休憩をしていた。さつきは「飛んでるサメは相性が悪かった。カタクリに任せればよかった」
と少し落ち込んでいた。
「さつきここはまだ本番じゃないんだ。相性が真逆でもいつかは余裕になるよ」
とトシはさつきを励ました。それに気を良くしたさつきはサメをずっと料理した。(^_-)-☆
翌日オダマキは情報収集をして回った。
「ここらへんで面白い情報はないか?」
と聞き込みをしたところ面白い場所があると聞いた。それは
「ある遺跡に面白い奴がいてそいつの奥に宝物がある」
という。その話をすぐにトシたちに話した。
「オダマキ情報が早いな。まだ一日しかたっていないぞ」
トシはオダマキに驚いていた。続けてトシが
「その宝を持って帰った人はいるのか?見つかってたら行く意味がない」
オダマキが「多分な…多分だが見つかっていないと思う」
不安そうに言った。
「とりあえず行こう」
とトシは言った。




