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第19話 眠らない夜

はい。みなさん本当にお久しぶりです。生きてました。ラベ理科pです。実に3ヶ月ぶりですね。作品を投稿するのは。さて、謝罪とこれからについて話したいことは多くありますが、とりあえずは本編を楽しんでいただければなと思いますので、どうぞ。

「中ノ崎さん。ね、寝るって……この部屋で?」



「そうよ?」



 いや、こいつあたかも当然のように言っているんだが……



「えっと、ここは中ノ崎の家で、僕は初めて訪れたよな?」



「ええ、雪宮君が過去に不法侵入していなければね」



「んな事するか!」



 僕にはそんなことする動機も度胸もないよ……。しかしだな、本当にこの部屋で寝るのならだいぶ問題が発生してしまうのだが……。



 まず、中ノ崎の家族からしてみれば僕は初めての客人であって、『友達』なんて言いつつ、僕は不審者みたいなものだ。久々に帰ってきた娘が男を連れていた……うーん、家庭によっては家族会議モノである。



 そして二つ目、そもそもだ。僕はあんまり自宅以外で寝たことがない。修学旅行とかそれぐらいだ。僕みたいなやつがお泊まり会なんてしたことあるわけもなく、しかも女子の部屋だ!JKだ!JK!



 その、中ノ崎って結構顔とかスタイルいいし……ああっ、だめだだめだ!そんなことを考えるな雪宮創一!だめだぞ……あくまでお泊まり会だ。


 そう、クラスの女子とお泊まり会……うんうん、可愛いものではないか。そんな思春期が想像するようなピンク色の展開なんてないんだから安心しろ……。そう、これはいたってふつーのことなのだ……!



「雪宮君どうしたの?やっぱりこの部屋で寝るのは無理?」



「いえ、大丈夫です。寝させてください」



「なんで急に敬語……?まあいいわ。とにかくこの部屋で寝るってことでいいのね」



「他に選択肢なんてあるのか?野宿か、歩いて帰るか、そこらへんのネカフェにでも行くか……意外と選択肢あったな」



 ちょっと決断が早かったかな……。いや、決して望んで中ノ崎の部屋で寝るわけじゃないぞ?うん。最善手を打ったまでだ。



「じゃあ今から他のところで寝る?」



「いや、そんな元気ないからここで寝たいです……」



「ふぅん、そうなの。じゃあ寝ましょうか」



 なんか意外とあっさりだな。もっとこう『えー、雪宮君私の部屋で寝たいのー??キモーいww』みたいなことを言ってくるのかと思っていたが、なんだかあっさりだ。中ノ崎も疲れているのだろうか。



「おう、じゃあ寝させてもらうよ……と言いたいところなんだが、僕はこの部屋のどこで寝るんだ?ベッドは一つしかないし、ソファーとかもないし」



「『男は床で寝ろ』ってところかしら?」



「おいおい、そりゃーひどくないか?それは男性蔑視という奴ではないのかい?中ノ崎」



 僕は極度にそういうことを気にする奴ではないものの、一男性として抵抗の意を見せただけである。床で寝ること自体は……まあ嫌だけど、しょうがないから受け入れている。


「ふむ、確かにそうね。じゃあ『雪宮君は床で寝ろ』ってところかしら?」



「おいおい、それだと次は僕に対する差別じゃないか中ノ崎?」



「一対一は差別ではないわよ、雪宮君」



「どちみち僕傷つくんですけど……まあ、ベッドで寝たいなんて言うつもりではないし、床を借りて寝させてもらうよ」



「ふっ、さすが雪宮君ね、やっぱり、女子を床で寝させることなんてさせないのね」



 まあ、ここ中ノ崎の部屋だしな、他人のベッドで、ベッドの所有者を押しのけて寝るつもりはない。



 逆のシチュエーションを想像してみれば──ここが僕の部屋だったら……中ノ崎をベッドで……いや、うーん、寝させた方がいいのか?この場合。



 だってそうしたら僕、女子を自分のベッドで寝させるんだぜ?ヤバいやつだろ?といって床で寝させるのもどうなんだという話である。案外難しいんだなこれ。中ノ崎もこの問いにシチュエーションこそ違えど、実は頭を抱えていたのだろうか──



「というわけで雪宮君、とっとと床で寝ろ。毛布の一枚ぐらいはくれてやるわ。あと、そこに転がってるクッションを枕がわりにしてちょうだい」



 ……頭を抱えてはなさそうである。ったく、中ノ崎らしいといえばらしいのかな。



♢♢♢♢♢


「じゃ、電気消すわよ」



 その後、そのままの流れで寝ることになった。当然、僕は床で、中ノ崎は自分のベッドで寝る。



 パチッ──という電気のスイッチを切る音と共に部屋の明かりが消える。



 そして中ノ崎は自分のベッドに入った。



「………」


「………」



 シーンと、僕と中ノ崎の間に沈黙が生まれた。聞こえるのは外で鳴く虫の声だけ。



 うーん、何か喋ったりした方がいいのだろうか──それとも、とっとと寝るために静かにした方がいいのか……?



 とにかく僕はこの沈黙に耐えきれず、何かしらの正解を求めていた。黙って良いのか、喋るべきなのか。



「ねぇ、雪宮君」



 そんな僕の悩みを解決したのは中ノ崎本人だった。



「疲れてる?」



 話しかけてきた。僕は体を起こして中ノ崎の姿を確認した──中ノ崎は壁に向かって寝ていた。顔は合わせないつもりらしい。



「まあ、それなりには……」




 まあ、今日はそれといって何か激しい活動を何かしたわけではないのだが、中ノ崎家にいるストレスのようなもので精神的に疲れた気がする。



 『ストレス』というのは、不仲である、中ノ崎二那と、その家族のいる家に突如ぶち込まれた他人の僕が感じる、緊張感のようなものである。



 単純に自分の家じゃない女子の家だから落ち着かないというのもある。



「少し……お話ししても良いかしら?」



「………!」



 意外だった。まさか中ノ崎から話を振ってくるとは。中ノ崎の事情を考えたら、ずっともう一人の自分に意識を乗っ取られているのは疲れるだろう。



「うん、良いけどさ、中ノ崎は疲れていないのか?ほら、お前さ、日中はもう一人の自分に体取られてるわけだし」




「だからこそよ」




「だからこそ……?」



「だからこそ雪宮君とお話ししたいのよ。私は時間がないのよ──自由に話したいことを話せる……ね」



 そうか……!盲点だった。僕は今、逆の発想をすべきであったのだ。時間がないから話す──たとえ疲れていても。



「雪宮君さえ良ければだけど」



「良いよ、僕もなんだかさ、まだ寝たくない気分なんだよ」



 まあ、僕は寝ると同時に悪夢と戦わなくちゃいけないからな



「……疲れてるんじゃ?」



「ん?まあ、ちょっと疲れてるけど、大丈夫さ。僕のことは気にせず話をしよう!」



 疲れを中ノ崎に感じとらせないよう、明るく話す。僕も中ノ崎と話したいのだ。まだ知らないことも多いしな。



「そう?ならいいけど。さて、なんのお話をしましょうかしらね」



「そうだな……好きな食べ物とか?」



「ふむ、なんとも雪宮君らしい普通の話題ね」



「──悪かったな普通で」



 はあ、確かに普通すぎる話題だが……なんというか、面白い人になりたいな。これまでの人生、あんまり人に『面白い』ということを言われたことないな。


 まあ、雪宮夏世という圧倒的存在感を放つ例外はいるけどな。アイツの場合、ほんとに面白いと思ってる時と、そこまでだなって時の区別がつかないから少し怖い。



「まあ、今はそんなに凝ったテーマじゃなくていいけどね」



「それなら良かったよ……」



 ったく、肯定する前になんで一回貶すんだよ。僕が言うのもなんだけど、ひねくれ者だなあ。



「じゃあ、私からでいいかしら?そうね、私は納豆が好きだわ」



「な、納豆?」



 おいおい、こういうのは普通、唐揚げとかカレーとかそういう主菜を答えるんじゃないのか?



「ええ、納豆好きよ私」



「納豆が好きなのは分かるよ、僕も好きだし。でも、1番最初に出てくるのが納豆なのか?」



「だって私の1番好きな食べ物だもの。毎日1個は食べてるわ」



「毎日食べるのか……」



 僕も納豆は好きだけどそんな毎日食べるほどではないな。




「ええ、もちろん。納豆って、美味しいし、頭に良い栄養素が沢山入ってるのよ。だから私の家族はみんな昔から納豆好きなの」



 確かに、天才一家らしい中ノ崎家が食べているのなら頭が良くなる効果というのも説得力が増すな。



「雪宮君は今『おいおい、この女、納豆ばっか食いすぎて口がめちゃくちゃ臭いんじゃ……?』って思ってるでしょ?」



「そ、そんなこと考えてないよ……」



 そんなこと考えてないし、考えたくもない……。



「フフッ、安心なさいな。私ちゃんと歯磨きっていうか口臭のケアはちゃんとしてるのよ。毎朝10分から15分ぐらいは最低でもやってるわ」



「凄いな、僕は長くても15分もいかないよ。別に綺麗にすることは当然意識してるけどな。虫歯だってなったことないし」



「私もないわよ虫歯。歯医者は1ヶ月に1回は行くわ」



「月イチで歯医者行くのか?僕の歯医者なんかは3ヶ月に1回ぐらいでいいのに」



 歯医者はなんだか好きじゃないんだよな。なんというか、自分の歯をそんなに弄られるの好きじゃないし、退屈だからな。



 退屈なのに、うっかり寝てしまったら歯医者に迷惑がかかるしな。かと言って美容院のように何か話すこともできないし……だから、なんとなく時間の無駄という気がしてならないのだ。大事な時間なんだけど、うーん、なんだかな。



「『でいい』じゃないのよ。いや、その考えはあっているのだけど、私は歯医者が好きだから必要以上に行きたいのよ」



「歯医者が好きなのか?僕はどちらかと言えば嫌いだけどな……」



「自分が毎日ケアしてる事を褒めてもらえるのよ。素晴らしいわ。私の事を分かってるって感じがしてね」



「承認欲求……ってのに近いのかな?」



「まあ、そうね、その考えであってるわ。でも私『承認欲求』って言葉あんま好きじゃないのよ。なんか、ちょっとマイナスなイメージで使われてる感じしない?」



「そうか?普通だと思うけどな。全員がそうじゃ無いとは思うけど、人が努力するのって、良い結果が出て、誰かに褒められる事を目的にしてるところもあるんじゃないのかな?」




「まあ、そうかもしれないわね。というか、そうね。私が勉強とか色々頑張ってたのは、結構、義務的な所も大きかったのだけれど、やっぱり両親とか周りから褒められるのは嬉しいものよね。まあ、私は周囲からは恨まれもしていたみたいだけれど……」



 恨まれる──ね。僕は中ノ崎の友人であるため、中ノ崎に対して、『そんなことない。恨まれるのはおかしい!』と言ってやりたいところではあるが、僕はどちらかというと中ノ崎側の人間ではなく、『恨む側』である。



 『指を咥える者』、『指なんか咥えずに直向きに走る者』、『相手を傷つけて相手の指をへし折ろうとする者』、僕は1番最初の人間だ。直向きに走れたらどれだけ良かっただろうか。



 いや、努力をしない訳ではないが、情熱的で激しい努力はしない。それがきっと僕のようなよくいる『普通の人』である。



 『普通の人』がいるから、『凄い人』が目立つのだ。



 例えば、全員がメジャーで活躍できる実力を持っていたら『メジャーリーガー』という肩書きの価値はだいぶ薄まってしまうと僕は考える。



 『天才』とかいうやつは、多くの人間と比べたとき、その中から秀でた者をそう呼ぶのである。



 これは空想上の話だが、もし僕のような高校生の頭脳を持った小学生がいたら頭脳の面では間違いなく『天才』と称されるだろう。



 それは『小学校』というフィールドが、高校生にとってはとてもレベルが低く、高校生が普通に出来ることが、小学生に求められてるレベルより遥かに優れているからである。



 だがどうだろう、先ほど例に出した高校生が──僕と同じく、中学から上がりたての高校一年生が突然、東京大学に所属してみろ、とてもじゃないが東京大学のレベルに着いていけはしないだろうな。少なくとも、僕は無理だ。



 環境によって見られ方は変わる。まあ、需要と供給の関係と似ているのかな?ダイヤモンドがそこらじゅうに石ころのように落ちていたら──ダイヤモンドの入った指輪の価値はどうなるだろう。



 砂漠でカラカラに喉が渇いた状態での500mlの水と、日本で売っている普通の水の価値は?ほら、置かれてる環境、シチュエーションによってそのものの価値は変わるだろ?




 人間だって──『天才』だって同じだ。石ころがあるからダイヤモンドが輝くのだ。残念ながらみんながみんなダイヤモンドではないのだ。



 ダイヤモンドになろうとしない者、なりたくてもなれない者など色々な理由で石ころになっている人がいるから、結果的にはダイヤモンドは──『天才』は輝くのである。



 まあ、補足をすると、誰だって輝く機会、チャンスはあるのだから、それを掴むか、逃すかは人それぞれだし、人には得意不得意がある。全てのことができる人なんて中々いないわけだ。人には個性があり、多様性があるのだ。




 あれ?これ、好きな食べ物の話だったよな……?どうしていつのまにか僕の捻くれ哲学もどきになってしまっていたのだろう。




「恨まれる……ね。まあ、お前を恨む人の気持ちも僕は正直なところ分かるよ。中立の立場に立って言わせて貰えば、お前を恨む奴らはお前に負けたことが、負けていることが悔しいんだろうな。『悔しい』って気持ちを『悔しい』から『恨めしい』に変換しちまったんだろうよ」




「そういう奴らはお前の努力を分かった上で、与えられたのではなく、その才能は自分で手に入れたものだと分かった上で憎いんだろうよ。自分が醜く見えてしまってそれが嫌なんだろうな。そういう奴らは『人間らしい』っていうやつなのかな。別にそれが悪いことだとは思わないけど。どんな思想を持とうと自由だからな」




「なるほどね。なんとも雪宮君らしい意見だと思うわ。なんていうか、争いを望まない平和的思考っていうか。雪宮君は当事者じゃないからそう考えられるのでしょうね」




 ……なんか、ちょっと嫌なふうに思われちゃったかな?言い回し的にそう感じるだけなのか?




「ああ、いや。別に悪く言うつもりは全くないのよ。本当に。ただ、雪宮君は当事者じゃなく、一歩引いたところからの意見を述べてくれるから新鮮でいいって言いたいのよ。私は、私を恨む人がいたとして、色々言うけれど、最終的には理由をつけて自分を擁護して、相手を否定してしまう考えに至ってしまう気がするのよ」




 悪く思われていないのなら安心した。僕は人から羨ましい、恨まれたことはあるのだろうか。



 ……いや、ある。あるんだ。絶対に忘れてはいけないことがあったじゃないか!



 そうだ、()()()()、アレは僕を恨む気持ちから全てが始まったじゃないか……!忘れちゃいけない──僕が初めて『想霊』と出会ったときの事件。



 事件というほどのものでは無かったかもしれないけれど、間違いなく僕の人生は人の『恨み』によって変えられてしまったじゃないか!



 はぁっ……そうだ。僕は……僕は……!僕と()()は、そうやって引き裂かれたじゃないか!



 あれは確かに理不尽だった。僕の大切なものを多く奪った……。だが、僕は今、その行為を、()()の行為を肯定しているのか?



 人の自然な感情を否定──それは、僕が枯井との約束でしないと誓ったものだ。だから……許していいのか?今、改めて思考が駆け巡る。枯井の言ったこととは正しいのか?




「でも雪宮君。やっぱり、ここまで言ってなんだけど、やっぱり恨まれる側、『被害者』──という言い方が適切なのかは分からないけど、辛いものよ。自分が努力したことを、自分の才能を素直に認めてくれればいいのに、認めてくれないのよ」




「そして、そうやって否定する人を見下して、『あいつはわかってない』って言って自分で勝手に結論をつけて分かり合おうとできない自分が嫌になるのよ」



 中ノ崎は暗い室内と同じように低いテンションで話す。相変わらず壁を向いたままである。



「……きっとそれはその人とは相性が悪いとしか言えないんじゃないかな。きっとその人は多分、お前以外の誰かを素直に尊敬しているかもしれない。ただ、お前のことはなんとなく気に入らないからって理由で逆に恨めしい気持ちが沸いてしまってるんじゃないか?」



 人間なんてそんなもんだろ。人によって態度を変える。みんなと同じように接しろなんてきっとかなりの苦痛だろうな。




「つまり、相手依存ってことなのかしら?私の悩みは」



「そうとしか言いようがないだろうな。だってよ、地球上には何十億人もの人がいるだろ?まあ、日本に絞ったとしても1億人ぐらい。なんならその中でもお前や僕が関わる人ってのは多分、千人もいかないだろ?」




「そうね。それがどうしたの?」



「その千人の中でさ、お前と気が合わないやつって何人いると思う?」




「さぁ?分からないけど流石に千人に嫌われるほど酷くないわよ私」



 確かに千分の千に嫌われてたらそれはもう救いがないレベルだな。



「じゃあいいじゃないか。味方はいるんだぜ?だからお前が変に自分を嫌がる必要は僕ないと思うぞ。誰かはお前のことを認めてくれる。最低そいつとずっといればいいだろうしな」



 僕も中学の頃のまともな友人なんて10人いないからな。それでもなんとか生きていけてる。



「たとえ千人全員に嫌われてたとしても、あと数十億人いるって考えたら希望はまだありそうじゃないか?日本だけじゃなくて世界的な視野で見たりとかしてさ。お前なら世界だって目指せるだろ?」



 こいつなら英語とかペラペラに話せそうだし、なんとかやってけそうだ。



「まあ、そんなことしなくてもここに一人、お前のことを認めてる奴はいるけどな」




「………!」




「しかもそいつはさ、特にお前のとこをに恨めしいとか思ってないんだぜ?だって、差がデカすぎて追いつく気も生まれないし素直に尊敬してるからな!」



 ちょっと臭いセリフを言ってしまったなあ、恥ずかしいや。もう深夜テンションだなこりゃ。



「ふふっ……ありがとね雪宮君。その言葉、覚えておくわね」



「そりゃどうも」

はい、お疲れ様です。そしてご苦労様です。


(ここからは謝罪とか色々なので別に気にならないよって方は別に読まなくても大丈夫です。長くなってごめんなさいね)


さて、謝罪──しますか。



ほんっっっとうに申し訳ありませんでした!この作品が3ヶ月開いたことにより読んでくれた方は大幅に減ってしまわれたかと思います。それは私からすれば悲しい限りですが、ちゃんとしていなかった私が受ける当然の罰であると考えています。


この3ヶ月何をしていたんだ?と聞きたい方はいらっしゃるかは分かりませんが、一応言っておきますね。


はい、特に何もしていませんでした!普通に普通の生活を送っていました!おい!何をやってるんだと。そうですよね、夏休みとかあったのに……あーあって感じですな今考えれば。


でも、小説を全くいじっていなかったわけではなくて、この19話を完成させようとしていたのですが、いまいち最初の方の会話の流れが思いつかなくて、ずっと低迷しているうちに、だんだん書くのが嫌になってきてしまった部分がありました。


それは私の実力不足の面と、精神的な未熟さが出てしまった部分かなと思います。


他にも過去に書いた話を編集したりもしていました。このストーリーを未来まで見通して、全体像を捉えて、ここいるかなーって部分を削ったりとかしていたので、もしよければもう一度1から読んでいただけると少し変わったなーと思ってもらえるかと思います。その変更がいいか悪いかは個人差があるかと思います。



そして、これからについて。流石に投稿頻度あげてきます。ほんとにこの3ヶ月、無駄にしてしまったなと考えています。私の中ではまだまだ書きたい話が山ほどあるのに、アイデアと自分の文章力、精神力が比例してなかったことがこの3ヶ月に現れてしまったなと反省しています。



次回がいつになるかは、どれぐらいのスピードで次が書けるか分からないので未定とさせていただきます。申し訳ありません。


前回と同じパターンにならないように気をつけます。本当に。


まあ、失踪はしませんよ。するときはちゃんと報告します。そして、まあ1年ぐらい作品が上がらなかったら死んだなコイツと思っておいてください。


はい、長くなりましたが、とにかく言いたいことは、皆さんへの謝罪と感謝、それに加えてこれから頑張っていくという意思です。

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