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起きる

遠くから鳥の鳴く声が聞こえてくる。寝ぼけ眼で窓から外を見やると、朝焼け前の青が鮮やかに空を埋めていた。東へ向けてだんだんグラデーションになっているそれを、ただ意味もなく眺めていた。

今日は何をしたものか。昨日はたまたま能力者にぶつかったが、これを効果的に探すにはどうするのが一番良いだろうか。会話しただけだとかではまずわからないだろう。特異な能力を疎むのが人間だから、それが悟られないように生きてるに違いない。近親者でも知らないだろう秘密をどうやって……?

少なくとも向こうから来てもらうのが一番良いだろう。何がしかの餌さえ用意できればそれはかなり容易くなる……が……どうやって……?

普段の狩りに置き換えてみよう。人の輪に紛れ込み、長い時間をかけて群れごと狩る。……ふむ、これは規模が大きくなっただけでまあ変わらないかな。時によっては無能力者を殺しながら、すべてを騙して皆殺しにする……まあ皆殺しにはしなくてもいいが。今回は勝ち負けは重要じゃない。最終的に私の目標を充たしていれば私の一人勝ちだ。

人を探すには人の繋がりを利用するのが一番だ。

 「そうすると、私を利用するのが一番だと考えるな?当然手は打ってあるぞ」

窓も何もないはずの風呂場のドアを開けて、あの男が出てきた。手には赤黒い塊を持っている。

 「考え無しに血を洗いすぎ。詰まってたぞ。……君の首に懸賞金をかけた。当面はこれでいいんじゃあないかな。君のことは最悪の印象と共に闇の世界に流れたからね」

男が一度手の内に握りこむと、塊は影も形もなく消えていた。示威行動にも恣意行動のようにもとれる

 「……ま、それでいいわ。じゃあ、爪を磨いでいればいいのね?」

 「まあ、そうだね」

 「貴方はのらりくらりと偏在するだけ?目的がなんなのかは知らないけど、貴方も戦えばいいんじゃない?」

 「それはダメだね。あくまでも君に戦ってもらわないといけない」

 「ふーん、そう」

ふと空を見たら、朝焼けが最高に眩しく輝いていた。

僕は寝そう なんで文章ひどかったでしょ 後で直します

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