登場人物紹介 【シンクの輝き】
【シンクの輝き】
シンクの輝きとは、全員がAランクかつ高レベルの冒険者のみで構成された、ハイムでも高名なパーティーの一つである。
カサンドラや、東の大都市エルダーに拠点を構えている。
パーティーの合言葉は「神のご加護を!」
シンクの輝きの四人はみな元傭兵である。
六年程前に、宗教団体「シンク」の潜入任務にて初めて顔を合わせたのだが、四人はそれぞれ違う依頼主から依頼を受けていた為、互いに互いを熱心な信者だと勘違い。
各々の任務終了後に、ステンレスからパーティーの誘いを受けた三人。
ステンレスからしたら、あくまで強そうな信者がいたからパーティーに誘ったのだ。
この時点でもまだ勘違いは続いている。
基本的に四人は物事を深くは考えないのだ。
その後、冒険者登録を行い「シンクの輝き」を名乗った彼らは、次々と高難度の依頼をこなし、名声を高めて行く事になる。
だが最近になって、六年前から続いていた長い勘違いは、ようやく解消された様である。
ちなみに宗教団体「シンク」は、数万人いた信者を含め、ある日突然世界から姿を消した。
【ステンレス】
人間の男性。
シンクの輝きのリーダーを務める。
元々は名うての傭兵であったが、七年前に彼の相棒「ナーバス」が突如行方不明となる。
一人での傭兵活動に限界を感じていた彼は、クレンザー達との出会いを機に冒険者へと鞍替えをする。
幅広のバスターソードを長年愛用しているが、力よりは技術に重きをおいた戦いを得意としている、
また戦場把握能力も優れている。
他のメンバーよりも戦闘能力は若干劣るも、そこは直感と機転と工夫でカバー。
いくつもの死線を潜り抜けてきたその経験こそが、彼の最大の武器と言えるかもしれない。
そして、神はいないものと思っている。
「あ~あ。お前らいい加減にしとけよ~」
好きな食べ物……双頭蛇の千年酒
【ゲキオチ】
エルフとドワーフのハーフ。
女性である。
なんでも祖先には転生者がいたらしい。
細身ながらもかなりの筋肉質であり、魔法もある程度使いこなす事が出来るハイブリッドな戦士。
両種族の良いとこ取りである。
強剛弓を使いこなし、魔法でも闘気でも何でも矢に乗せる事が出来る。
中でも溜めた闘気と練気を矢に乗せ、剛力で一気に引き絞って放つ「ファイナル・アロー」が必殺技。
また例え矢が無くなっても、闘気を矢に見立てて放つ事も可能である。
ただ、本人は疲れるから嫌との事。
普段は無口な彼女だが、恋愛には積極的な一面を見せたりもする。
そして、神を全く信じていない。
「(洋服の裾を引っ張りながら)…………お茶……いこ」
好きな食べ物……クラーケンの塩辛
【ティンクル】
今や様々な種族が交わるハイムでも一際珍しい、犬型の獣人とヴァンパイアのハーフ。
女性である。
見た目は人間の女性に近く、犬の耳と小さな尻尾がピョコンと生えている。
非常に高い五感能力を誇る。
嗅覚、視覚はもちろんの事、熱源探知能力や、さらには超音波探知能力まで備えている。
そのお陰で奇襲をかける事はあっても、かけられた事は皆無である。
武器はレイピアととショートダガー。
軽い感じの喋り方が特徴。
一応ヴァンパイアだが、血を吸ったりはしない。
また、そういう欲求も皆無である。
「神? 何それ、ウッケる~」
好きな食べ物……ブラッドツリーの樹液
【クレンザー】
ハイドワーフの男性。
ハイドワーフとはドワーフ族の中でも、特異な進化を遂げた種族である。
ドワーフ族は比較的小柄な種族であるが、ハイドワーフは反して長身であり、戦闘能力に長ける。
クレンザーも195センチと、パーティーで一番の身長を誇る。
髭やムダ毛を永久脱毛し、もはやハイドワーフに殆ど見えない彼は、雑誌のモデル等をたまにやったりしている。
しかし彼がシンクの輝きの一員だとは、誰にもバレていない様だ。
パーティーでは主にタンク役を務めているが、まだ一度もダウン経験がないのが自慢である。
異様にでかいメイスを軽々と振り回す怪力の持ち主。
そんな彼は「一緒に冒険に行きたいタンクランキング」で二年連続TOP10入りを果たしている。
そして、神を激しく憎んでいる。
「あ、取材は事務所を通してねー」
好きな食べ物……TKG




