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精霊のソロバン勘定  作者: 十参乃竜雨
第一章 その背は凛々しい
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生徒自治自警団、入団テスト(1)

 そして来たのは屋外で大きく開けた場所だった。会長と俺がそこについた時には多くの生徒が集まっていた。

「今から彼らの入団試験を行う」

「入団試験ですか?」

 ざっと見ただけで五〇人近くの生徒が集まっている。ほとんどが男だが、中には数人女性が混じっている。あ、トウジもいる。

「そう、入団試験だ。生徒自治自警団のな」

 その言葉とトウジがいることでおおよそのことは理解できた。

「最近は学園内は何かと物騒だ。私だけでは手が足りなくなってきている。先生達大人を頼ることも考えたが、やはり自分たちの学園は自分達の手で守る。そのことに意味があるとは思わないか」

 俺はミリア会長の眼を見た。非常に楽しそうな眼をしていた。何かを語るときの彼女の眼はいつもこうだ。

「そして、これから私がいなくなっても、学園の安全を守るためには組織が必要だ」

 この一言が少し引っ掛かった。私がいなくなっても、って卒業の事だろうか、ニュアンスがそれとは少し違うような気がする。

「有志を募って、レイミィの書類審査、面談審査を通ったのが彼らというわけだ。で、今から最終審査・実技試験というわけだな。実技試験は私と彼ら全員との決闘だ」

「はい?」

 言われた意味が分からなかった。約五〇対一とかありえないだろう。

「信じれないという顔をしているな。まあ、私を信じたまえ。で、君はここで見ていてくれ。それで私と君の評価を合わせて初代自警団のメンバーを決定する」

 俺は改めて集められた人達を見る。明らかに普通の生徒とは違う空気を放っている。あ、トウジがこっちに気づいて手を振っている。

「友達か?」

「ええ、そうです」

「定刻までまだあるからしゃべってきてもいいぞ」

「それでは失礼します」

 俺はそういうとトウジのほうへと歩いていく。するとトウジのほうからも寄ってきた。

「よ、奇遇だな」

「そういやお前自治会に入っているって言ってたな。今回は手伝いか何かか?」

「ああ、そんなもんだ」

 審査するといえば不公平になるので否定はしなかった。

「なんでトウジはこれに参加したんだ?」

「いやさ、手当も出るらしくてな、それで食費を稼ごうかと思ってな。誰かを守れる仕事ができて、そのついでメシ買う金がもらえる。こんな一石二鳥なものないだろ!」

 俺はそれを聞いて笑った。実にトウジらしい理由だ。

「あれ、どうしたの?」

 集まっていた集団の中から一人女性が出てきた。赤毛のショートの髪で、体の線が細く、手足も細い。正直、あの武闘派の集団の中では浮いている。しかし、ここにいるということは彼らの仲間だ。

 肩には精霊だろうか鷹が乗っている。

「そういや、セルファとは初めてだったか」

「アタシ、ウィニィ・レオハントっていうんだ。よろしくね」

 すっと手を出された手に自然と握手した。俺もウィニィに自己紹介をする。

「あとコイツもね」

 ウィニィが後ろ指をさすとそこには短く髪を切った男がそこにはいた。俺と目を合わせようとせず、違う方向を見ている。

「はは、だいぶ髪型が変わったからわかんないか。君を焼け焦がした奴だよ」

 ということはあの不良Aか。髪がロン髪だったのにかなり短くなっている。それに学校に出てきているということは謹慎処分が解けたのか。

「ほら、自己紹介」

 まるで小学生に促しているような言い方だな。

「……ジール・クレメイトだ。その……この前の件は……すまなかった」

 不良A改めジールは相変わらず俺と目を合わせようとしないが、髪の毛が短くなったのともともと背が高いので好青年のように印象になった。

 彼の脚には精霊であろう尻尾に火のついた赤いトカゲがいる。

「まぁ、この前のことは、浮かれてやってしまったって言ってたし、絡んでた女生徒にもちゃんと謝ったみたいだし、許してやってくれや、セルファ」

 この口ぶりだとトウジはとっくに彼と和解しているようだった。後腐れもなく接しているところはさすがだと思う。

「それと荊の軍曹に厳しいお仕置きを受けたみたいだし」

 軍曹とは俺やトウジの担任の女教師の事だ。トウジに厳しい折檻をしたこともある。彼女は生徒の生活指導係も担っており、クラスの垣根など関係なく違反者には厳しい折檻をすることで有名だ。ちなみに二十九歳独身の大人の女性。それを本人に言うと確実に殺されるので言えない。ちなみにこの一週間で本人にそれを言った勇者が生死の境をさまよったことは周知の事実だ。

 そんなことから軍曹などという物騒なあだ名がついている。

「うわあぁああぁぁああ!」

 ジールは突然頭を抱えうずくまった。何かにおびえるようにガタガタと震えはじめる。

「『お仕置き』とかそういうワードが聞こえるとこうなるくらいだしね」

「うわあぁぁあぁぁああぁぁぁあああああああ!」

 どんなお仕置きしたらこうなるんだよ。これは一生もののトラウマを埋め込まれているな。逆にかわいそうになってきた。

「それと、自警団に入らないと『お仕置き』されるらしいぞ」

「うああぁぁぁぁぁぁぁぁああぁっぁぁあああああぁぁぁあぁあぁあ!」

 おい、お前等、悪気がないんだろうけど、一人のトラウマを掘り返されてるんだが。

「おい、ジール」

 俺は手を差し伸べる。当のジールは差し出された手を見てきょとんとしている。

「別に俺は何とも思っていないから気にするな。謝るべき相手は他にいる。あと、自警団にはいれるように頑張れ」

 ジールはしばらく考える仕草をしてから俺の手を取って立ち上がった。

「いやはや、セルファは優しいね~」

 ウィニィはにやにやと笑ってこちらを見ていた。彼女を見ていると人懐っこい猫を思い出す。

「おーい。セルファ!そろそろ試験始めるから戻ってこーい!」

 すると後ろ方からミリア会長の声が聞こえてきた。俺は一言二言話してからその場を離れる。

 それを確認するとミリアは集まった者達に語り始める。

「諸君、最終審査まで勝ち残れたことを祝福しよう。そして最終審査にようこそ」

 口々にしゃべっていてにぎやかだった集まりが会長の一言で静まり返る。全員が真剣な顔つきになる。

「最終試験は至極単純。君ら全員対私との決闘。戦い内容を主に審査して合格を決めるが、まず私を倒すことができれば一発合格は間違いないぞ」

 その一言を聞いて集団が殺気を放ち始める。

「いやはや、生きのいい奴が多いな。ルールは特になし。どんな武器の使用も可。徒党を組むのも問題はなし。しかし、卑怯な戦い方は減点対象になるので肝に銘じておけ」

 ずいぶん大雑把な。まぁここ1週間で会長の性格を把握しているのでもう慣れているが。

「それでは十分後に試験スタートだ。それまで自由にするといい。以上だ」

 集まっていた集団は散り散りになり、その中にも話し合いを始めるグループもいる。

「さて、セルファ君は巻き込まれないような所で仕事してくれ」

「はい、わかりました」

 俺はそういわれると隅の方に移動し誰の邪魔にならないところに避難する。今来ているところは広大であり、周りが木々で囲まれているので、大きな精霊の力を使用したとしてもここから外へ広がらないようになっている。

 端っこに来て気づいたことだが、木々の中には先生の姿がちらほら見える。中には金髪ロリもといレヴィ先生の姿まで見える。

 たとえばジールの火の精霊で森が焼けた時、対処する為に待機しているのだろう。

 言わずもがな、レヴィ先生は治療班だろう。

『いやぁ、楽しくなってきたわね~』

 俺が腰を下ろしたとき、隣に怠惰の精霊カシィアが現れた。もし他の人も精霊が見えていたら確実にぶん殴っている。だらしない格好をしてチキン片手に飲み物も持参し、明らかに試合を見に来たおっさんのスタイルだ。恥ずかしくて他の奴には見せられない。

『ねぇ~、セルファ~。私と賭けしない?』

「お前と賭けをしても賭けになんないだろ」

 カシィアは対価の精霊。対価とは価値であり、価値が大きければ大きいほど対価は大きくなる。価値を見極めるには先見の能力を持ち合わせなければならない。

 だからカシィアはある程度の未来を見通すことができる。自身の力のおかげで。

 やはり精霊とは人知を超えた存在である。

『勘違いしているようだから言っとくけど、私は他の精霊とは特殊で、私の【精霊空間】である対価交換の部屋じゃなきゃ、先見の能力なんて使えないのよ。だから、あの会長さんとやらが勝つか負けるかなんてここでは分からないのよ』

【精霊空間】というのはあの元不良Aが起こした騒動で入った空間の事だ。現実空間と隔絶され時間が止まってしまう空間である。

 上位の精霊でなければその空間が作れないらしい。

『それに私は面白くないことはしない主義だし』

 そういえばそうだ。こいつはいつも物事を楽しいかそうでないかで判断するんだった。そうであればそれは嘘ではなく本音だろう。

「わかったよ、賭け内容は?」

 ここで拒否するとうるさそうで審査の邪魔になりそうだったので乗ってやることにした。

『賭けはあの会長とやらが勝つか負けるかで、商品はチキン十本ね』

 俺は別にチキンなんていらないんだが。それにしてもあまりにも簡単すぎる。

『先にセルファがかけてもいいわよ』

「じゃあ、会長が勝つのに賭ける」

『あら、即決ね』

 基本学園生活ではカシィアはどこかに行っている。授業が面白くないという理由でだ。だから、カシィアはミリア会長の強さを知らない。

『じゃあ、私が負ける方に賭けるわけだけど、商品のチキンを倍に増やしてもいい?』

 目を輝かせながらカシィアは言ってきた。

「ああ、全然かまわないぞ」

『やったぁぁぁ!』

 カシィアは飛び跳ねている。それに合してけしからん胸も揺れている。けしからん。

 そうこうしている間に審査開始五分前となった。しかし、広場の方で動きがあった。

 集団の中から一人の女性が出てきた。

 改造制服がとても印象的だった。極端に露出が少なくやたらと袖が大きく、下も何か印象的なスカートのようなものを履いている。髪は黒い髪を後ろに縛っておりその縛った髪が腰のあたりまで伸びている。

 派手な服装で胸の大きさは全然分からないが隠れ巨乳と俺は見た。

「東洋からの留学生か。珍しいな、その制服は」

 会長が近づいてくる女性に話しかける。

「ワタクシの一族に伝わる巫女装束を模したもんです。お気に召しましたん?」

 声もどこか艶めかしいというか、耳元で言われたらたまらないな。

「で、要件は?」

「多少武芸に自信があるんや。それやのに他のもんとつるんであんたさん倒したとなると一族の名折れになるさかい。一騎打ちしてくれまへん?」

 なんと大胆な人だろうか。俺はとっさに東洋の女性の精霊を確認する。すると不思議なことに、その姿を確認できなかった。この学園に入学している言うことは少なくとも精霊を扱う素質があるということだ。ということは精霊とまだ契約していないのか、それとも……。

「そうだな、そういうのは嫌いじゃない。その申し出受けよう。名は?」

「ミツギ・ミツルギと申します。以後よろしゅうに」

「ああ、覚えておこう」

 そう言うと二人は戦闘態勢に入っていく。周りの空気がピンと張りつめる。誰もがその空間で動かない。自分が動くことによってその空間を壊してしまうのではないかと恐怖を感じるのだ。

 ミツギさんは腰にかけている剣を抜く。剣といっても片刃しかないここいらで見ることのない武器だ。確か刀といったはずだ。さらに刀身は粉でも振っているかのように白い。


「怪我しても知りまへんで」


 そう言うと会長の周辺が爆発する。ミツギさんが白刀を振るった矢先のことだった。

 わかった。彼女の精霊は白刀に宿っている。姿かたちはないけれども物に宿る精霊か。ここいらの精霊とは違う。東洋の精霊とはこちら側の精霊とそう違うのか。

 爆発によって生じた土煙でほとんどの者が勝負あったと感じた。しかし、ミツギさんは臨戦態勢を崩すことはない。

 次の瞬間土煙が爆散して散り晴れる。耳の鼓膜を破らんかというくらいの音とともに。

 俺はその音の先を眺める。そこにはミリア会長の拳を刀で受け止めている。顔には先ほどまでの余裕はなかった。

 とにかく、会長は人間業ではない。ミツギさんとの間はかなり距離があったはずだ。それを一瞬にして踏み込み自分の間合いである近距離戦と持ち込んだ。それもあの土煙の中で視界の定まらない中で。

「想像以上でいらっしゃいますね、ミリアはん!」

「そっちもなかなか面白いな」

 苦しそうな顔をするミツギさんと対象にミリア会長は楽しそうに笑っている。ミツギさんは力を振り絞り、ミリア会長を弾き飛ばす。

「これは全力出さないといけないですね」

 ミツギさんは眼を閉じ、白刀を構える。すると白刀から白い気が収束し始める。

「白虎。その相手の喉元を食いちぎりなさいィ!」

 ミツギさんがそういって剣を振るう。すると剣の先から三閃の白い光が放たれる。その三閃は地面を無慈悲に削りながらミリア会長へと襲い掛かる。彼女は横へ飛びそれを避ける。しかし、ミツギさんはさらにその一閃を彼女へと殺到させる。それも多方面から。

 簡単に人間を細切れできるだろう。

 しかし、避けるだけではなくそらしたりして器用に攻撃を受け流している。

「さぁさぁ、この際面倒だ他の者もかかってこい。まとめて相手をしてやる」

 その会長の声にミツギさんはムッとするが、言い返すほどの余裕が本人にはない。

 しかし、集まっていた半数は目の前で繰り広げられる戦いに戦意を失っていた。

「朱雀。その相手を焼き焦がすまで襲い続けなさいィ!」

 ミツギさんがそういうと白刀の先に大きな火の鳥がとまる。白刀を振るうと一直線にミリア会長へと襲い掛かる。しかし、ミリア会長は何事もないようにその炎の塊を片手で弾き飛ばす。しかし、火の鳥は旋回し、再び敵に襲い掛かり始める。その炎は途絶えることがなく敵を焼き尽くそうとする。

 ミリア会長は閃撃と炎撃の合間を見計らい。ミツギさんへと飛びかかり、拳を構える。

「玄武。その相手の拳をたたき割りなさいィ!」

 刀を前に構えると前方に透明な緑色の障壁が現れる。

 固い肉と硬い壁がぶつかる鈍い音が響き渡る。ミリア会長が殴り掛かったが、透明の緑色の壁によって阻まれる。

「ほう、これはなかなかだな。しかし」

 右手の拳に自身の黒鎧の精霊の出すオーラを右手へと集めていく。

「これは耐えれるかな」

 もう一度ミリア会長は殴り掛かる。すると黒い気が緑色の壁を一瞬にしてたたき割る。しかしミツギの顔はまだ色を失せてはいない。

「これを待ってたんよ」

 むしろ色を濃くし笑みを造る。

「青龍。その相手のすべてを飲み込んでしまええええぇぇぇえ!」

 白刀の先から蒼色の水があふれ出て、やがてそれが龍となり、口を開きミリア会長へと襲いいかかる。その龍の口はミリア会長の身長を余裕で越えている。

「私をエサにするか。実においしいだろうが……」

 そういうとミリア会長は立ち向かうどころか、その龍めがけて突進する。

「あいにくエサになる予定はないのでなぁあああ!」

 龍に衝突する寸前に拳を地面すれすれまで落とし込み、龍の顎めがけて力強く振り上げる。あまりの威力に龍は爆散する。打ち上げられた水たちは雨となり周囲に落ちていく。

 雨に濡れた銀髪が輝いていた。

 ミリア会長はほんのひと時だけ笑うと、再びミツギさんへと突撃を再開する。余裕のなくなったミツギさんは再び白刀を振るおうとする。

 しかし、白刀が振るわれることはなかった。

 ミリア会長はアッという間にミツギさんの前に行き拳を振るうが、ミツギさんの顔の寸前で拳がとまる。その風圧でミツギさんの髪が大きく揺らぐ。

「技を出さずに終わるか、私も舐められたものだな」

「これを出してしまうと安全を保障できへんのですわ。もちろんミリアはんではなく、周りのみなさんの」

「そうか、ならば仕方がないな」

 そういうと会長は拳を収める。

「ミツギ、お前は問答無用で合格だ」

「それはそれはおおきに」

 俺も問題ないと思う。正直この中でこれ以上超人の会長とわたり合える者はいないだろう。自警団でいてもらえたらこれほど安心できる人はいないだろう。

 しかし、問題なのは……。

「さて、他の者はどうする? 来ないのなら試験終了にするが?」

 あんな戦いを見せつけられてそのあとに戦おうとする者はよほどの神経でなければ無理だろう。正直戦意喪失している者が大半だ。

 そこに一人だけ前に出る者がいた。

「…………引くわけにはいかねぇんだよ」

 ジールだった。それを見たことで二名が新たに前へと出てくる。

「ったく、無謀にもほどがあるだろ。まぁ、嫌いじゃない。協力すんぜ」

「そうだね。『お仕置き』嫌だもんね~」

「うわぁあぁぁあっぁああぁぁぁぁぁぁあ!」

 聞きたくない単語を聞いてうずくまるジール。二人はトウジとウィニィだった。

「なんだ、面白そうな奴等だな」

「とりあえず会長! このまま立ち向かうと完全に負けますので作戦会議よろしいでしょうか!」

 ウィニィはそう手を上げてミリア会長に訴える。

「時間がかからなかったら別に良いぞ」

「はい!時間は取らせませんので」

 三人が肩を寄せ何かを話し始める。おそらく作戦会議だろう。彼らが気づいているか気づいていないのか定かではないが、この試験で大切なのはミリア会長に勝つことではない。ミリア会長と戦うことなのだ。




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