表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

アイスと気まぐれすぎるお姉ちゃん。

作者: 桜夜。

「あーつーいー・・・」


扇風機がフルで動いてるのに暑い。なんていうか室温が高いから風がぬるい。

本当に嫌になるなぁ・・・もう・・・なんて思っていると。


「えいっ!」


「うっひゃあああ!!?」

首にとても冷たいものがあたって声が裏返った。振り返るとアイスを2つ持って満面の笑みのお姉ちゃんがいた。

「うふふ~びっくりしただろう!」

「うん・・・とても・・・」

私の返事に満足したのか、お世辞にも『大きい』とは言い難い胸を張るお姉ちゃん。・・・妹として悲しいよ・・・


まぁそんなことはどうでもいいんだけどね。とりあえずアイスをもらおう。

そう思って手を伸ばしたとき・・・

「ただいまー・・・」

とやるせない声が玄関から聞こえた・・・と同時に勢いよく立ち上がる姉ちゃん。そしてそのまま玄関の方にかけていった。

「えっ・・・待って・・・!?アイス・・・」


そして玄関の方から聞こえる話し声。

「おかえりー!」

「おっおお・・・アイスじゃん・・・あ、ただいま」

「食べるー?」

「おう!くうくう!!」




・・・あっそれ私にくれないんだ!?




この時私が思ったこと。それは・・・



(もう自分で動こう・・・)





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ