表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

小説家になろうラジオ大賞7

舌切少女のギフトボックス

作者: 夜狩仁志
掲載日:2025/12/06

なろうラジオ大賞7 参加作品。

テーマは「ギフト」

 とある国の貧しい村に、身寄りの無い一人の少女がおりました。低い身分の家柄でしたが、とても聡明で美しい子でした。彼女はとても歌が上手く、小鳥のさえずりのように聴くもの全てを癒すのでした。


 ある日、この国の王子が馬車で通りかかると、その美しい歌声を耳にし、聴き込んでしまいます。そして、声の持ち主である少女を探し出すと、その境遇を憐れみ、奉公させるため城へ招き入れました。


 器量の良い少女は城内でも直ぐに評判となり、王子も彼女の魅力に惹かれるようになりました。


 しかし、それを快く思わない人物もおりました。


 王子の婚約者、侯爵家の御令嬢です。


 元々性悪(しょうわる)な婚約者は少女に嫉妬し、彼女の舌を切り落とし、喋れないようにしてしまいました。それでは飽き足らず、王子の暗殺未遂の疑惑までかけたのです。


 話せなくなった彼女には弁明することもできず、濡れ衣によって追放されてしまいます。


 喋ることも歌うこともできない彼女は、傷心のまま彷徨い歩き、森の奥深くにあった妖精の家にお世話になります。


 王子は、少女の疑惑や勝手に追放した事に疑問を抱いておりました。そのため彼女の後を追ったのでした。


 苦労の末、少女のもとに辿り着いた王子は、歓迎されもてなしを受けました。

 少女を連れ戻そうとする王子。しかし少女は婚約者の存在に遠慮し、戻ることを拒みます。

 その代わりに王子へギフトを贈るのです。


 大小それぞれのギフトボックス。


 どちらかお選びください。との言葉に王子は、一人で来たので小さな方を受け取り、再会の約束をし帰路につきました。


 城に戻り箱を開けると、王子を慕う気持ちと暗殺の濡れ衣の件が書かれた手紙、これまで受けた恩への感謝の品としての宝石が入っていました。


 王子は婚約者に少女の件を詰問すると、自ら少女に確かめると言い、向かうのでした。


 兵士を連れて森の中の家に着くと、婚約者は少女の饗しを拒否し、二度と王子に会わないよう忠告します。

 そしてギフトを差し出すよう要求、大きいボックスを勝手に奪い取り、兵士に担がせて去っていくのでした。


 そして少し離れた所で兵士達に、箱の中身を確認した後、家を焼き払うように命令します。


 箱を開ける婚約者。


 すると中からは悪魔やモンスターが現れました!


 王子が心配して様子を見に来た時には、婚約者はすでに兵士達と共に倒れていました。


 その後、王子は少女を迎えにゆき、指輪の入った小さなリングボックスを手渡し、少女は快く受け取るのでした。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ