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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

モノリア=テイル ——凍土の雛鴉達——

作者:雀原夕稀
 ——魔導学院。災いを祓う為の魔なる術を扱う『魔術士』、そしてその中でも選ばれし力を持つ『魔導師』を育成するための教育機関。

 そんな名誉ある学院であっても、影は存在する。

 汚点であると示すような漆黒の制服。それは何かしらの理由から『落第』とされ、見捨てられた者達。決して能力が著しく低いわけでは無い。いずれもが学院に入学できるだけの力は有しており、学院生となったのだから。
 しかし、彼らは墜とされた。欠点があるからと切り捨てられ、先への道を閉ざされて。教師は蔑み、生徒には見下され、地を這う事を強要される、無能の烙印を押された者達。
 
 ——飛ぶ羽をもがれた、鴉の雛鳥達。

 そんな彼らはある日、一人の少年と邂逅する。彼らと同じく無能と呼ばれながら、しかし高みへと羽ばたかんとする“鴉”と。
 そしてそれは、彼らが大空へ飛び立つまでの、始まりの一歩に過ぎなかったのだ。



 ——ここでは無い世界、モノリア。これはそんな世界で紡がれる、雛鴉達の物語。


序章 今は眠りし、彼と私の邂逅は。
追憶——邂逅
2023/06/30 12:00
職員室にて
2023/08/16 12:00
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