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七番目の芸術 (あらすじ練習)  作者: コーラを一杯
第一部 2021年 映画小学生の旅 立志篇
4/61

「パディントン」

アメリカ作品が続いたので、今回はイギリスです。


小さな紳士、ロンドンへ行く。

「パディントン」 2014年/イギリス・フランス共作/95分



【あらすじ】


ある探検家が暗黒の地ペルーの森で出会ったのは、知性を持ったクマの夫婦。


探検家は彼らと友達になり、マーマレードの美味しさや、言葉や、ロンドンの歩き方などを教え、名前をつけてあげた。メスのクマには亡き母親の名前からとって「ルーシー」、オスのクマには酒場で会ったボクサーから「パストゥーゾ」と。


そして別れの時。


探検家はクマ夫婦に

「ロンドンに来てくれたら、心よりお持てなしさせてもらうよ」

と言って、自分の帽子を渡し、人間社会へと帰って行った。


それから、数十年が経ちーー、


元気な子グマが腕にオレンジをいっぱい抱え、叫んだ。

「マーマレードだ!マーマレードの日が来た!」

そこにはあのクマの夫婦がいた。夫婦はすっかり年をとって、子グマに「ルーシーおばさん」と「パストゥーゾおじさん」と呼ばれ、毎年マーマレードを作ることを楽しみに森で暮らしていた。

出来上がったマーマレードは美味しく、生活は幸せだった。

ただ……心残りは、まだ憧れのロンドンへ行けてないこと……。


その晩、彼らの森で大地震が起こる。


次々と木々が倒れ、彼らの家は壊れていく。


子グマとルーシーおばさんはなんとか助かったものの、パストゥーゾおじさんは倒れてきた木によって亡くなってしまう。子グマはおじさんの帽子を握りしめ、ルーシーおばさんと共に、おじさんの死を悼んだ。


それから、子グマは、ルーシーおばさんに勧められ、「自分は嫌われるかも」と不安を抱きながらも、自分の家を探すためロンドンに行くことを決意する。


船に密航し、荷物に隠れ、子グマは大都会ロンドンのパディントン駅にやってきた。


そこで、子グマは都会の冷たい洗礼をうける。

「やあ、どうも、どなたか家の探し方知りませんか?」

礼儀正しく話しかけるも、その声に答える人は一人もいない。

忙しく行き交う勤め人達に、子グマは翻弄される。


やがて終電の時間になり、子グマは一人落ち込む。

自分は何かを間違えてしまったのだろうか?


そこに、ある旅行帰りの家族が通りかかる。ブラウン家だ。


ブラウン家の母親、メアリーは、子グマに話しかける。

そして子グマの話を聞き、家に来るように言う。

子グマは喜ぶ。

メアリーは子グマに名前をつける。


「ねぇ、ヘンリー。これがぴったりだと思わない?」


「ケチャップか? クマのケチャップ?」


「違うーー“パディントン”よ」



これがパディントンとブラウン家の運命の出会いであった。






【小並感】


「みんなと同じにはなれない。でも大丈夫。」 by パディントン


それにしても、早く自由に旅行がしたいです。

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