「マスク」
「マスク」 1994年/アメリカ/101分
【あらすじ】
冴えない銀行員スタンリーは本当に冴えない男だった。
女性をコンサートに誘ってもチケットだけ取られて断れ、つまらないジョークや軽口を言い、ネクタイやパジャマのセンスがダサく、アニメを見るのが趣味で、車はポンコツ、おまけに最先端のトレンディ・クラブ“ココ・ボンゴ”には入れてさえもらえない。
そんなスタンリーは、クラブからの帰り、川で奇妙な緑の仮面を見つける。
そのマスクは被ると内なる欲望を引き出し、災いの神の力を操る、怪人「マスク」へと変身するものだった。
「マスク」になったスタンリーは、やりたい放題。
途中で銀行を襲って、もう一度、ココ・ボンゴへと出向いて行く。
一目惚れした歌姫、ティナのハートを手に入れるために。
【小並感】
面白かったです。
テンポもいいし、音楽もいい。
それに「マスク」というキャラクター性。
行動が全く予測不能で、次は何をするんだろう?って惹きつけられます。
こういうトリックスター的なキャラクターっていいですよね。好き。
デッドプールもこのタイプですけど、比べると、マスクには品があって、紳士っぽさがありますね。時代でしょうか。
それに、かわいくて、かしこいスタンリーの愛犬、マイロの活躍も必見ですね。