11/19
大嫌いな私へ、未来の貴方より
短編集の方にとも思いましたが、こちらに投稿しました。
こんにちは。突然ですが、私は貴方です。そんな言葉と共に私に微笑んだ私は窶れていた。しかし、何かすっきりとした笑顔だった為心配は要らないのだと分かった。不思議だとは思うが本人の名乗りが本当ならば何故か納得出来るのだと感じる。
「それで、未来の私は過去の私に何を言いたいの?」
今の私より明らかに年を取っている彼女は優しく私の肩に触れる。
「今の彼氏と別れちゃダメよ」
変な男に引っかかるから。やっと腫れの引いた頬を撫でながら笑う私を見て私は必ず結婚しようと誓う。
別離した結果を知って回避したお話だったので、悩みましたがこちらに。




