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赤い獅子と芍薬の花 オーガスタスとマディアン  作者: 心響 (しのん)『滅多に書かない男女恋愛物なろう用ペンネーム』天野音色
三章
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喧嘩の仲裁もする、右将軍アルファロイス


「ローフィスが怪我を負えば、例え貴様が隊長でも処分を言い渡すぞ!」


ディングレーの威厳ある声に、けれどその、体の大きな男は笑うだけ。

「王族の命か?

だがそれで俺が処分出来るか?」


マディアンが顔を上げると、相手の男は体もオーガスタスくらい大きく、そして髪も…オーガスタスより少し明るい、赤毛…。

けれどその上に乗った顔は、どことなく下卑て見えた。


マディアンはつい、ディングレーよりも大きなその男が、のしかかるようにディングレーに近づくのを、オロオロして見つめた。


ラロッタが、はっ!とする。

きつさ丸出しの視線で相手を睨め付け、ディングレーが凄まじい声で吠えたから。


「なら、やるか?!

喧嘩なら買ってやる!!!」


咄嗟、両足広げ、拳握り込むディングレーは凄まじい迫力。

相手の男もケダモノのような瞳を向け、上背から拳振り上げる。


「それを相手に放ったら、私が二人共殴り倒す」


背後からの一喝する声に、ローフィスも顔を上げたが、マディアンもラロッタもが振り返る。


金髪。

ディングレーよりは背が高いが、赤毛の大男よりは低い。

けれど整いきった高貴な顔立ちで、彼が一目で「右の王家」、金髪の王族の男だと分かる。


「…右将軍…」


赤毛の大男の呟きに、マディアンもラロッタも目を見開き、ディングレーは拳を震わせながらも下げ、ローフィスも…背後、ギュンターもが、(こうべ)を垂れていた。



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