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序章

俺は誕生日、血液型が同じ一歳年上の姉貴をひそかに……


「邪魔って言ったァァ!」


「な、泣くなよ姉貴」


ギャグ多め?

ドタバタ痛快ラブコメディー!?


※この小説は、計画2%、恋愛30%、ギャグ34%残りはノリで構成されています。



批判はどんどんしてください

誹謗中傷はご遠慮下さい


画像を貼らないのか?という書き込みがあったのですが、貼るつもりは今のところございません(^-^;

あくまでも、私は人物の大まかな設定をしているだけです、どうか、皆様の想像でみんなを思い描いてくださいm(_ _)m

(貼ってほしいという人が多ければ考えます)


時間も限られ更新時間が遅くなること、ならびにパロディーが多いことをご理解下さい

荒らしは気にしません


縦書きで読むことをお勧め致します

 ある朝、俺は携帯電話に設定したお気に入りのアーティストの曲のアラームで目を覚ました。


「ギャルゲなら、ここでフラグが立つのに……」


なんとも情けない目覚めの言葉を発した少年、残念ながらこの少年が俺こと 白石 誠 (シライシ マコト)なのだ。

まぁここでなんとなく自己紹介と洒落込もうじゃないか、名前はさっき言ったから大丈夫だな?


 8月26日生まれのおとめ座、年は15歳、高一……といっても今日、晴れて高校に入学するのだ。

血液型はO型、余談だが彼女いない歴はお察しの通り、年齢と同じだ。

趣味はアニメ&ゲーム、はっきり言ってヲタクだ。容姿は自分では中の下位だと思う、背も高くないし、おまけに女の子と間違えられる事もあり、更に童顔だ。学力はというと両親の努力もあり、1歳年上の姉貴と同じ進学校に通わせてもらっている。


ん? 姉貴? あぁそれはな……


「誠! 朝だよ!!」


 今入ってきたのが、俺の姉貴の 白石 茜 (シライシアカネ)である。 

姉貴のスペックを教えろ? いいだろう、惚れるなよ? 趣味はアニメ&読書そして料理、アニメは俺が引きずりこんだ。なんと生まれた日は同じく8月26日のおとめ座、血液型まで同じのO型だ、しかも年齢は一つ違いの16歳で高2だ、彼氏がいたという話は聞いたことが無い、なぜだろうか? 容姿は上の上……といっても想像しにくいだろうから、俺がみっちり教えてやる。小柄で華奢な体型だが、顔はどこか大人びていて、透き通った黒い瞳、そして淡い栗色をしたセミロングの髪で、大抵の男はすれ違えば振り返るであろう容姿である。学力は先ほど同じ学校に通っているといったが、実際にはもう少し上のレベルの学校にも行けたそうだ。なぜ行かなかったかを聞いたところ。


「家に近いし、誠もここに入りたいってたいって言ってたから、一緒が良いと思ったの」


と満面の笑みで答えてくれた、このときはもう抱きつこうかと思ったね。そして、何で俺がここまでも姉貴を褒め称えているのかは追々わかるだろう。


「うるさいぞ、姉貴」


こんなこと実際思ったことは無いが。


「う、うるさい? ……せっかく起こしに来てあげたのにぃ……うぇ…ひっぐ!」


俺はやらかしてしまったようだ、このように姉貴は完璧なスペックを持っている割には、泣き虫という可愛らしい性格を持っているのだ。


「わっ! 泣くなよ姉貴!」


泣き顔も可愛い、もはやこの可愛さは罪だ、俺はこの泣き顔にめっぽう弱い、というか姉貴に弱い。ここまで言えばどんなに鈍い奴でも、俺が姉貴をどうおもっているかはわかるだろう。

 俺は、白石誠は、姉貴、白石茜に恋をしている。といっても実際のところこれがライクなのかラブなのかは解からないのが現状だ。一つだけ言えるとすれば、特別な感情を抱いてるって事は確かだ。


「ごめんってば! 泣くなよ姉貴……」


俺の内なる想いを皆様……皆様って誰だ? まぁ、誰かに打ち明けた後だが、俺が泣かしてしまった姉貴を泣き止ませているところだ。


「うぅぅっ……もう邪魔って言わない?」


姉貴が上目遣いで見てきた、やばい可愛すぎる…すまん自重する。


「あぁ! もう言わないからさ泣き止んでくれよ……」


でも泣いてる姉貴もかわい……すまん。


「わかった……もう泣き止むから……ごめんね誠?」


姉貴が涙を拭いながら俺に言った。


「だ、大丈夫だよ姉貴! それよりも、早く学校行こう!」


俺は照れてそう言った。しかし、危ない危ない、今日の一世一代の素敵な大イベントを忘れるところだった、なんと今日は待ちに待った高校の“入学式”なのだ。

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