表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

我ら、白蛇一派が参りやす

作者:ミナズキ
上がるは慟哭、下るは人の波。



うつろうは夢、行き着くは虚無。



そんな陰鬱とした人の中に紛れたモノ。

見える見えないは置いといて、それはどうも"いる"らしい。



世間から隔離されるかのように、それは"いる"のだ。











闇夜の彼方から、暗い水の底から、届かぬ星の隙間から、猛る山の頂から。どこにでも居たものが、今や何処にでも居られなくなってしまった。



無論、向かう無常の矛先は人である。罪があろうとなかろうと、我らの道理は人の物ではない。



夜の道の中に生きる、妖あやかしが我らだ。



だが妙だ。ここ数百年の月日の中、愚鈍な輩が人に手を貸そうと言うではないか。



はみ出しもの、野良犬、女誑し、百貫男、木偶坊。我々から見たコイツラはこんなものさ。なのに、人の方は次から次にコイツラを頼る、縋る、泣きつく、各々が体のいいように理由を語っては高い金を払って頭を下げる。笑わせてくれるわ。



次は何を頼まれるか、見ものだ。









安っすい前置きはよしやしょう。そう言うのは野暮ってモンだ。まぁ、肝心なのはこれさ、これ。



ある時は人探し、またある時は妖怪退治。



いわれのない因縁にお困りならば、いつでもうかがいやしょう、ひとまず話を聞きやしょう



我ら、白蛇一派びゃくだいいっぱが参りやす
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ