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8 冒険者ギルドへ!2

「年齢を事前に調べていたのかしら」


「多分....それともストーカーかも....」


年齢あてただけでストーカー扱い....


「ストーカーじゃないって...」


「いや、昨日武器屋に行くとか言って1人で出掛けて行ったじゃない!」


「やっぱりストーカーだったんですね!」


「違うって!ほら昨日、会ったじゃん」


「うわ、妄想?」


イリスが辛辣すぎる。


「昨日?会ってないよね」


しょうがない...奥の手だ!!


「お嬢さん?覚えてないのですか?」




「お兄さんこないだの変わった喋り方する人なの!?」


これで何とか年齢を事前に調べていたストーカー疑惑が解けた。


「ああ、そうだけど?うちのイリスが喧嘩売ってごめんね」


「こちらこそごめんねストーカー疑惑かけちゃって....そういえばお兄さんとそこのお姉さんは何歳なの?私をお譲さんって呼ぶから何歳か気になってね」


やべ、年下なんだよね。俺、お嬢さんよびしたこと怒られそうだね。


「え!レント君は17歳だよ?あと私も....(なんでレント君はこの子のことお嬢さんなんて呼んだの....?)」


「なんでお兄さんは、お嬢さんって呼んだの?....お兄さんではないよね....」


「子供だと思ったからです....ごめんなさい」


「私より年下だよねぇ....冒険者になりに来たの?」


「え?うん!そのつもりだよ~」


どうして急に話を変えたんだ?


「私は冒険者です!今日はバイトでいるだけでね。年下であり新人冒険者なんだから私のことを先輩と呼んでくれるかな?名乗ってなかったね、私の名前はリナ」


「はいっ!!私の名前はイリスっす!先輩の職業聞いていいっすか!」


イリスがノリノリで茶番をはじめる。


「魔法使いだよ。特に回復魔法とかかな?」


「おお!尊敬します!!」


「で、イリスちゃんはどんな職業?」


「まだ知らなくて...ギルドカードつくるやつある?...ありますか?」


「敬語じゃなくていいよ~」


「ありがとうございます....あ、ありがとう!」


「イリスちゃん可愛い~~!!」


「えへへ、照れちゃいます」


「あ、冒険者カードだよね?」


「はい!脱線してましたね」


最初仲悪かった2人はビックリするほど、打ち解けている。そんな2人がやり取りする中で俺は名乗るタイミングを逃していた。よし、名乗ろう!


「俺はレントです」


「........そっか!でねギルドカードの作り方なんだけど....」


え?辛い。









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