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うざくても蛙は鳴いてこそ蛙 

黎明にひとり朝を待つ

乾いた砂のように、指のあいだをすり抜けていく。

知識ちえも、

経験も、

時間すらも。


たよる馬もなく、寒空に吐息も凍てつく。

孤独と、

焦燥と、

自己嫌悪と。


空腹も満たせぬまま、暖の火もすでに小さく。

後悔と、

不安と、

拒絶の嘲笑と。


それでも行かねばならん。

自分でそう決めたのだから。


盾を失くしても割れた鎧で胸を張れ!

剣が折れても鼓舞の歌をうたえ!


標火も遠く弱くなり、やがて消える。

それでも今はただ、黎明に潜み朝を待つ。


雄々しく叫んでふたたび戦場でまみえる日を胸に。



待ってたよ。ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 私も雄々しくありたいです〜(⌒▽⌒) ウォーー!!! [一言] でも、平和主義♡
2021/12/20 22:50 退会済み
管理
[良い点] 良い詩ですね。 情景が浮かびます。
[良い点] 力強くてとても素敵な作品ですね! 素敵な作品をありがとうございました!
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