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成長限界を迎えた男の「最強」防衛録  作者: 烈育
まずは「最強」へ
9/11

メインディッシュは...?

門番を蹴り飛ばし、階段を駆け上がる。

途中に執事さんっぽい人がナイフを持って現れたが、ビンタをすれば面白いくらいに吹き飛んでいった。....加減を間違えたかもしれない。万が一がないように「やったか!」と言い残して上へ向かう。


そして人の気配がある部屋の扉を蹴り飛ばす。


「法子さん!!」


「なっ、なぜここに..かはっ...」


さらに襲おうとしていた男の人を蹴り飛ばす。


「..ぇ.....どうして...」


「とりあえずここを出ますよ!マイケルホイル?さんにはまだ会ってないので!」


法子さんを抱えて、アザだらけになっている二人の方へと向かう。


執事さんもさっき蹴り飛ばした人も日本人だった。マイケルホイルは外国の人だ。それに、戦うとなると激戦になるかもしれない。守り切れる確証がないなら逃がそう。


「もう安心してくださいね!」


そう言って、二人の頭を撫でてからゆっくりと抱える。


「「ぁ....」」


「お前..あいつは..あの門番はどうしたぁ!」


先ほど蹴った男が起き上がる。あの執事さんの件で無意識に手加減をしすぎてしまった。


「倒して押し通った。それよりマイケルホイルはどこだ!」


もちろんこの3人を守るのだが、世界15位の男の実力がどんなものなのかワクワクもしてしまっている。強いのかなぁ! すると、


「..その門番がマイケルホイルよ。」


抱えている法子さんがそう告げる。


「...え。」


アレが!?雷龍を纏っていたとは言えど、反応して防御すらできていなかったアレが!?蹴った時「グモパァ!」って言ってたアレが!?(新事実)


よっわ!!?


楽しみにしてたのに!!!


「..探索者協会に向かいますか....今回のは犯罪だと思うんで。」


さっきの男の首元を掠めるように蹴ることで意識を奪う。前菜だと思っていたのがメインディッシュだったことに萎えてしまった。


「その必要はないぞ。」


聞き覚えのある声がしたので、下を見ると


「あ、後お前は後で説教だ。」


上を見上げている清二さんがいた。...え?


「え、今何ていっt「とりあえず蠟燭の灯の人たちを搬送するからそのまま降りてこい。」....法子さん。」


「?」


「聖剣を折ってしまった謝罪はまたします。それとは別に、また何かあったら呼んでくださいね!絶対助けに行きますから!ね?」


そう言って笑顔を法子さんに見せ、下に降りる。そして、3人を救急隊に渡した後、急いでその場を離れる。また2時間もネチネチ言われるのは嫌なのだ。


その瞬間視界が回転する。


「は?」


何かに投げられたのだ。背負い投げ...?遠距離から相手をこけさせるスキルは知らないし、目の前には誰もいなかったのに...


拘束こうそく


拘束とは相手を縄でぐるぐる巻きにするスキルだ。声を聞いて分かった。気配消していたな!?


そのまま山本さんに抱えられる。


「山本さん!放してください!雷龍を纏って逃げますよ!触れている山本さんも感電しますよ!」


「誠一さんが戦い以外で知り合いを意図的に攻撃するわけがありません。私は雷龍を纏ってくださっても構いませんよ。」


「ぐぅ....」


ぐうの音は...出たが、これでは逃げられない。詰みだ。嫌だぁぁぁぁぁ!


-------------------------------------------------------------

  <探索者協会・札幌支部・第一会議室>

「たまたま北海道に出張に来てみれば、お前..仕事増やしやがって..」


「こ、今回は何で説教されるんでしょう...?」


「世界15位と非公式で戦い合って、半殺しにしたことだ!しかもその状態で放置しやがって!国際問題ものだぞ!」


「あ....。」


前者は世界の探索者のランキングの話だろう。これは清二さんの仕事が増えるだけだから、前回のネチネチの仕返しだと思えばいい。...が、後者はまずい。


「あいつはアメリカ4位だ。トップ3じゃないだけマシだが、また何か命じられることになる。今回ばかりは擁護できないぞ。」


「それくらいなら大丈夫ですよ!」


実際に大丈夫だと思う。それに一応あっちは罪を犯しているのだ。そう強くは出れないだろう。


「..その命令が1つだけだと思うなよ。」


「誠一さん、清二様はご心配なされているのですよ。」


「おい、山本!黙れ!」


「清二さんったら~、照れちゃって~~。」


「.....説教2倍だ。」


あ。俺死んだ。



  【4時間後】

「....グスッ」


まさか本気で2倍とは思わなかった。


...山本さん?なんですかそのコーラとポップコーン。楽しみすぎじゃないです?止めれるところありましたよね?あ、気配が薄くなり始めた。逃げるなぁぁ!


「はぁ...とりあえずペナルティは後日伝える。会談も必要になるかもしれないしな。」


「はいぃ...ヒッグッ.....」












宜野座に行く一週間前に封筒が届いた。そこにはペナルティがいくつか書かれていた。まとめると、


1.宜野座で警備官をするときに見張りを3人つける(配信可)

2. アメリカにある探索者養成学園で一か月間指導、配信

3.インドにあるS+ダンジョンを単独ソロで攻略、配信


ということが書かれてあった。S+ダンジョンとは、一度スタンピードが起こったダンジョンのことだ。モンスターがSランクのときより強くなっているらしいが、倒さなくても、再度スタンピードが起こった事例はない。攻略の前例もない。


......あれ?攻略の前例がないところをソロで攻略って、死ねって言われてる?

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