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成長限界を迎えた男の「最強」防衛録  作者: 烈育
まずは「最強」へ
6/11

前科...持ち...?

  (一応食事中の方は注意!!)


  <協会本部・第一会議室>

「...蠟燭の灯のパーティーの姫川法子と姫川朔は、武道で名の知れた家の子供だ。追い出されたから元だがな。」


「ひどい家ですねとは思いますが..説教される理由には..」


「その家には、政府が認めている聖剣の1つがある。代々受け継がれているんだが...」


先が読めてしまい、一気に血の気が引いていく。え、あれが...?


「は..はは。」


「亡くなった先代当主が、優しい子は強くなれると聖剣を当時小学6年生の孫娘に与えたんだが、それを認めることができなかったやつらが追い出した。聖剣の譲渡は基本、遺言ありの相続だ。さっさと殺そうとしたんだろ。」


「....」


ドッキリの看板はまだ?もうそろそろ出てきてもいいと思う。吐きそう...


「そこをAランクの姫川鏡花に助けられて養子に...って、なんだその顔。」


「..いやぁ、随分と手の込んだドッキリだなと....聖剣...柔らかかったですし...」


「残念だが本当だ。..おい、さっきから顔色が悪い...っ!いいか!やるならトイレに行けっ!絶対ここで」


------------------------------------------


  <協会本部・第二会議室>

「ごめんなさい....」


「はぁ....もういい、話を戻すぞ。聖剣が外部にあると知られたくないから、秘匿している。表向きは大事な形見の剣となっている。嘘は言ってないしな。」


聖剣を戦闘以外でわざと破壊することは犯罪だ。しかも割と刑罰が厳しめの。


「まあ、秘匿しておいてって話ではあるし、事情が事情ではあるから上に掛け合ってみる。日本一のお前だ。上としても事を大きくしたくはないだろ。」


「ありがとうござ「だがな、」?」


「そもそも!剣を壊す以外にもやり方があっただろ!俺は昔から言ってるよな!力業に頼るなと!」


「ぐ.....」


「あのときもそうだ!Sランク昇格戦のときも!」


  【2時間後】

「グスッ...ヒッグ...」


この人の説教が嫌なのは、顔の怖さではない。すごいネチネチ言ってくるところにある。しかも、人がちょっと気にしてることを...!


「....とりあえず、後処理をするから今日のところは帰れ。おい、山本、送ってやれ。」


「かしこまりました。」


「ヒィェ。」


この山本明司やまもとみんじさんは気配遮断が化け物級に上手い。俺ですら、本気で気配を探してようやくうっすらと...ってレベルだ。ただ!ステータスとかスキル、戦闘能力では圧倒的に勝ってるから!!最強は譲らない!!!


「災難でしたね。誠一さん。」


あぁ~、俺の味方は山本さんだけ....本当に。


「ありがとうございます...山本さんは、俺の今回の罰、何になると思いますか?」


「沖縄にある宜野座刑務所の警備官とかですかね...何か変な噂もありますし。」


宜野座刑務所は高ランクの探索者が重罪を犯したときに投獄される場所であり、日米共同で管理をしている。世界9位の人がそこで服役中だ。ちなみに、俺は世界28位だ。先が遠い....ん?変な噂?


「変な噂...?」


「はい、脱獄を企てている囚人がいるみたいなんですが、どうも証拠がでないとか...」


「きな臭いですね~。」


「もし、宜野座に行かれる場合は気を付けてくださいね。」


「はい!ありがとうござ「にいに~~!!!」グボァッ!」


夕日が後ろからタックルしてきた。倒れなかったが、夕日が頭をスリスリしてくる。


「えへへ~、ぎゅー!」


やばい、可愛すぎる!!


「夕日はどうしてここに?」


「あーちゃんとお買い物!それよりね!それよりね!いっぱい撫でt「朝日はいないけど、どうしたんだ?」.....私よりあーちゃんのほうがいいの?今日も配信で女性の人にデレデレしてたし。ねぇ。」


「い、いやぁ、そんなこと思ってないぞ!デレデレもしてないし!」


こっ、怖い!助けて山本さ....いない!?INAI!?...い、いや!いる!山本さん、全力で気配消してる!うっすらとしか分からない。裏切ったな!


「....ゼェ..ハァ....ゆーちゃん、荷物持ってって言ったから持ったのに。全力で走るからどうしたのかなと思ったら....お兄ちゃんに気付いてたなら言ってよ!」


「気付けないあーちゃんが悪いんでしょ!」


.........山本さん、俺、沖縄に行きたいです。警備でもなんでもするんで。と、山本さんがいるであろう場所に目線を送る。すると、気配遮断を緩めてくれたおかげか、激しく頷いている山本さんが見える。分かってくれたんですね!


...なんですかその箱、0.01って書いてますけど、違いますよ!?なんで親指立てて満足そうにしてるんですか!?そうして去っていく山本さんの頭を目掛けて箱を思い切り蹴ると、振り向いた山本さんの顔に当たる。よしっ!










後日、1か月後から30日間、宜野座刑務所の警備官をするように命じる手紙と書類が届いた。しっかりと2人が掛け合ってくれたらしい。ありがとうございます!

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