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会いたい

本作は仮想で作られたフィクションの物語です。 実在する人物、事件などとは無関係です。

「会いたいです 本部長。」


シンユルはヨンウとデイトの約束をした。


ヨンウのメッセージで急いで着替え、簡単に化粧もした。


シンユルはヨンウの声が聞こえるようで胸がどきどきした。



ヨンウとシンユルは深夜映画を見ることにして前売りをした。


遅い時間なので他に行く所がなかった。



ヨンウを見る日々は時間があまりにも早く過ぎた。


仕事に復帰して初めて少し体が疲れてきた。



アン代理に言って出勤時間を少し遅らせると言おう


アン代理はまた、シンユルが病気ではないか心配した。


そうではないと言ったが、アン代理はなかなか信じなかった。



出勤時間を遅らせても他の人たちが


普通出勤する時間なので業務に大きな影響は与えなかった。



シンユルが交通事故と心の病を得る前。


デパートで行われる


大小すべてのファッションイベントを直接行ってきた。


ヨンウと一緒にデパートに現れたシンユルを見て


その姿を特別に思う人はあまりいなかった。



その間もいろんな背が高くて ハンサムな男性モデルと


よく似合っていたので 今のヨンウも


そのようなモデルの一つではないかと推測した。



たまに「Adam's apple」にヨンウを連れて行ってくれるアン代理だけが


ヨンウがシンユルに特別な人だということに気づいていた。



アン代理は、自分が尊敬する上司に


ヨンウがいい人でありますように


願って、また願って、よくしてあげたかった。



*****


「私たちの本当の夜は


オープニングガードのヨンウさんが退勤してからです!」



洪社長に何か分からないように借金をした 感じだったシンユルは


売上を上げようと 「Adam's apple」に行きたかったが、


ずっとヨンウが気にかかった。



シンユルの個人的な2回目の連絡。


洪社長は愉快に笑って


シンユル一行が来られる日を予約してくれた。



女性役員と席を設けたシンユルは


その日「Adam's apple」と洪社長の本当の姿を見た。


ヨンウの面接とは別人のような洪社長を。


高い身長とおしゃれな身振り、過度でない勧誘、


自分が作った夜の帝国を治める洪社長を。



シンユルと女性役員たちが到着すると、


2階には本当に頼もしいガードが2人立っていた。


ホン社長の話によると「今の時間から「Adam's apple」


売り場から出るのは自由だが普通は誰でも


入ることができないように防ぐ」と話した。



そのせいか、洪社長が直接


入口に出てシンユル一行を案内した。


これからの時間はVIPだけのための時間なので


「Adam's apple」の2階は完全に空けるとも言った。



女性役員たちは、


洪社長と他のホストたちとの出会いを


密かに期待していたのか、皆が喜んだ。


雰囲気が熟すと、シンユルは席を外して


一人で静かに5階の更衣室に向かった。



洪社長はそのようなシンユルを知りながらも知らないふりをした。



ヨンウが退勤するとメッセージを送った時。


シンユルは明日の朝早く会議があると嘘をついた。


電話も無音にして、ほかに方法がなかった。


どうしても「Adam's apple」来るとヨンウに言えなかった。



‘ヨンウさんごめんなさい。’



シンユルは5階に行く間変態になった気がしたが、


ヨンウにとても会いたかった。


ヨンウの匂いでも嗅ぐことができたら


いいなと思いながら静かに動いた。



5階の更衣室のドアを開けると、


まだヨンウしか使っていないのか、


ただヨンウの匂いだけがした。


シンユルはヨンウとの初めての出会いを考えながら、


自分も知らないうちにににっと笑いが出た。


ヨンウのクローゼットを開けてみたかった。


なぜかそこにヨンウがいるような気がした。



「とんとんとん」


ノックの音にぱっと気がついた


シンユルは返事もなくしばらく待った。


すると、しばらくして廊下の小さな光とともに


ユンスが脱衣室の中に入ってきた。



「電気もつけずにここで何をしているんですか?


変態か···人のクローゼットのにおいを嗅ぐ??」



ユンスがドアをバタンと閉めて入って来て


いきなりシンユルに自分の顔をぐっと突きつけた。



「シンユル本部長、私を見ても胸が高鳴らないでしょう?」



「何ですか??その自信は??」


シンユルは一歩引いて顔をしかめた。


「ハハハ。やっぱりこのお姉さんは面白い。」


言葉とは違って、


ユンスの表情は真剣に変わっていた。


「ヨンウを傷つけないでください。」


「何を傷つけるというのですか?」


「あの子は私の実の弟と変わりない、


一緒に遊ぶならいい加減にしろ。」


“....”


「ヨンウは大学に復学する予定です。 知ってますよね?」


シンユルはこれがどんな状況なのか、


しばらく考えてから頭を上げた。

日曜日を個人的な都合で休載します。私が書いた話を読んでくださって心から感謝申し上げます。

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