山越え山.（過去の物語）
本作は仮想で作られたフィクションの物語です。 実在する人物、事件などとは無関係です。
ヨンウ、塾が終わったら何か予定あるの？
なければ私とこの前に新しくオープンした
ビアホールに行って一杯飲んで行く？」
塾が拡張され、ハンヨンが
新しく選んだ二番目の先生が来た。
いったいどこを見て選んだのか
ヨンウとしてはさっぱりわからなかった。
自身は大学生でもないし、まだ
高校生の身分なので前に出ることができなかった。
それに自分も勉強しなければならない科目が多いし、
試験期間中は1日か2日は働いている塾を休んだ。
その抜けた日の間
新しく来た先生のが来たキョンヨンだ。
「ふぅ…」
ヨンウは頭がずきずきした。
「キョンヨン先生、私は高校生なんです。
お酒は一人で飲んでいってください。」
ヨンウはそれとなく自分の腕組みを
交えようとするキョンヨンから身を引いて話した。
「いや..私はあなた
おいしいものをおごってあげたくて…」
キョンヨンが唇を集めて
身はそよそよと振りながら言った。
「私は大丈夫です。 早く行って休んでください。」
こうして何度かの誘いを断ろう
キョンヨンも一歩退くようだった。
ほっと一息ついた瞬間、
さらに根本的な問題が生じた。
「兄さん…この問題をもう一度見てもらえますか？
ギョンヨン先生が教えてくれた答えと解釈がちょっと合わなくて…」
ヨンウが自習室で解いてみた問題は
確かにキョンヨンが知らせてくれたこととは違った。
キョンヨンが解説した内容は、解説の過程も短く、
答えも自分が解いたものと違った。
念のために3回も解いてみたけど
変わることはなかった。 キョンヨンはそれでも大学で
数学を専攻していると言った。
気まずい気持ちでヨンウが直接確認してみた。
山越え山。
ハンヨン院長は娘の
出産が間近になるといらいらし、
塾では、うっかりする日が多かった。
そうであればあるほど、キョンヨンの服装がますます散漫になった。
ついに娘が生まれて忙しくなったハンヨン院長。
もう妻が産後調理院を出るようになったら
「娘を連れてこの塾を訪問する予定だ」と浮かれている。
「私は学生とは会わないよ。」
ヨンウがこれまで受けた告白を断る方法。
しかし、キョンヨンは違った。 直接言うと断ってきたが、
こっそり忍び寄ったり、堂々と何も言わないから
はっきりと断れなかった。 ヨンウはこの塾の院長ではない。
自分を助けてくれたハンヨンに
余計な混乱を起こして問題を大きくしたくなかった。
ハンヨン院長が自分の夢を叶えたと
妻と娘に一日も早く認められたい気持ちだよ
ヨンウも理解したけど、自分のストレスもそろそろ限界に
至った頃、ヨンウは悩んだ末に決心して行動した。
「トントン」
何枚かの写真と一緒に誰かにメールを送った。
「わかったよ、ヨンウ、
ヨンウが今まで苦労しただろうね。
今日もお疲れ様^^」
塾を整理して家に帰ってきた時、
ヨンウにメールが来ていた。
ヨンウはこのことがどうかうまく解決したらいいと
考え込んで寝る準備を急いだ。
「ギョンヨン先生…」
「はい.. ところで どなたですか?」
「私ですか？ハンヨン院長の妻です。
ところで先生の服装ですが···ちょっと恥ずかしいですね。」
塾に娘を抱いた妻を先に行かせたハンヨンは
あえぎながら上がってきた塾の廊下で感じられる
冷たい気に鳥肌が立った。 決して汗が冷えて私は鳥肌が立たなかった。
妻が階段を利用して運動でもしろというのは。
何か理由があるだろう、と思ったのはすでに1階を上がってきた後だった。
「誰かが廊下の掃除をしながら
芳香剤を入れたみたい.. 私、頭が痛いわ。あなた!」
ハンヨンの妻ミンジョンがキョンヨンをちらりと見ながら
塾長室に足を運んだ。
まだ授業前なので自習室を除いた
教室が空いていてどんなによかったか
ハンヨンは今日初めて職員室を
クラス·ガラの塾長室を装った自分を責めた。
娘を抱いて現れた虎。
産後調理院を出た妻は
もう羽の生えた虎になった。
ハンヨンは目をこすって目の前に虎、いや、
妻のミンジョンをしばらく見た。
ハンヨンの妻が娘を 夫に任せてしばらく自習室を訪ねて来て
「手ぶらで来るのは大変だった」とし、ケーキの箱をヨンウに渡した。
「ヨンウ、あなたがよくしてくれて本当にありがとう。
まだ高校生だから 授業を頼むことができなくて私は心から私は惜しい。」
ミンジョンがこう言いながらヨンウにかけた
ピースケーキの箱の中には「ありがとう」と
書かれた封筒が一緒に入っていた。
ヨンウはハンヨン院長の妻、ミンジョンの
心遣いがとてもありがたかった。
その日以来ハンヨン学院二番目の先生だった
ギョンヨンはこれ以上塾で見られなかった。
妻のミンジョンが夫のハンヨンに目を光らせ、
次の二番目の先生を選ぶ時、ヨンウもその場で一緒に
二番目の先生の面接を受ける約束をもらった。
私はアルバイトをしながら文を書いています、仕事がある日は夕方に、アルバイトがない日は午前に掲示するようにします。 日曜日は個人的な都合で休載します。 私が書いた話を読んでくださって本当にありがとうございます。
