登場人物一覧と世界観(随時追加)
シリーズ名★悪役令嬢は退場しました★
>>>ここは番外編置き場です。本編のネタバレが多く含まれます。
■□■□■□■□■□■□■□■ 転生先世界観
闇の存在と、エルフ族との戦いを華麗に描いたゲーム『闇より出でて光を求め』三作目『王を継ぐ者』そっくりの世界では、登場人物達がそれぞれ想定外の行動をして運命に抗ったため、主人公は家事に勤しみ、ヒロインは自ら降板して推しを見守る、スローライフが展開されていた。ラスボスも退治されちゃったみたいなので、特に語るべき事もなく、物語はスローライフへ。
……のはずが?
世界の終わりが来そうなんですけど?
■□■□■□■□■□■□■□■ 本編構成
【改題】~二進法原初魔法~テンプレギャフンイベントが始まったので悪役令嬢もの?と思ったけれど魔法で怪物を倒すゲーム世界でした【バイナリ・アーキマジカ】
タイトルの変遷:
『テンプレギャフンイベントが来たってことは、私は悪役令嬢のようです~ぼっち令嬢の幸せロードマップ~』
↓
『テンプレギャフンイベントが始まったけれど、どうでもいいので即退場しました』
↓
『テンプレギャフンイベントが始まったので私悪役令嬢?と思ったけれど違った~ぼっち令嬢の幸せロードマップ~』
↓
~二進法原初魔法~テンプレギャフンイベントが始まったので悪役令嬢もの?と思ったけれど魔法で怪物を倒すゲーム世界でした【バイナリ・アーキマジカ】
【蛇足編】
主人公:クロエ(三人称視点)
【幕間編】
主人公:クロエ他(三人称視点)
【スローライフの終わり】
主人公:話ごとに変わる群像劇(三人称視点)
【第二部】
主人公:話ごとに変わる群像劇(三人称視点)
■□■□■□■□■□■□■□■ 関連作品
【スピンオフ】モブ令嬢はお邪魔な王子を殺したい ー完結ー
主人公:アメリア・カラドカス(一人称視点)
【スピンオフ】貴腐人エロイーズの婚姻 ー完結ー
主人公:エロイーズ・カラドカス(三人称視点)
【スピンオフ短編】ラブロマンスなんてもう読まない!
主人公:デイジー(三人称視点)
【番外短編】城に棲まう兄弟
主人公:ザイオン
【番外短編集】ー その後の話を随時更新 ー
主人公:各話で変わります
★★作者が 侯爵>公爵 と思い込んでいたために、ところどころ混同しています。できるだけ修正しています(;´Д`)
★★登場人物が多過ぎて名前がダブったり、作品中で間違えたり、設定上の辻褄が合わなくなってこっそりと書き換えたりという事があります。ここにこう書いていたはずなのに、という事が作中に多々あると思いますがソレは多分修正しましたグフフ。
■□■□■□■□■□■□■□■ 主要人物
クロエ(主人公):
本名が嫌いで、婚約破棄と国外追放になった時、亡命に際し、転生前の友人の名前にちなんでクロエと名乗るようになった。
亡くなった友人の異変に気づかなかった後悔から、今世では、人と真摯に向き合おうとは思っている。
人と関わり合う事で生まれる強い感情が苦手だったが、ザイオンとマクシミリアンに振り回され、精神力を鍛えているところ。
ザイオンがマクシミリアンを雑に扱うところに、反感を覚えている。ザイオンを嫌いとまでは言えないが、好きになれない男だと思っている。欠点を指摘されて、根に持っているところもあり。
マクシミリアン:
国王の第二子で、第一王子。幼児期、うまく喋る事ができずに王妃に疎まれていた。弟が生まれた時に、乳母に『兄上』という言葉を教えてもらう。愛情に飢えて育ったため、成長してもスキンシップが大好き。言語を言語として認識できず、音としか聞こえない場合があり、適当に受け応えして誤解を招く。(音をそのまま覚えていて、後日思い出したら言語として認識することもある)
身内と認識している者と自分に対して、害をなす者には容赦しない。幼少期に学び損なった事がいくつかあるようで、行動がサイコパスに見える事もある。小さい頃に優しく接してくれたクロエが好き。
ザイオン:
国王の庶子で、第一子。母親は他国で囚われて奴隷になったエルフ、シャルシャ。北の離宮に幽閉されて育つ。魔法が使えるが自己流。黒髪に金色の瞳。主人公補正により容姿端麗。歪んだ性格。気位が高い。「馬鹿」が口癖。生来の綺麗好きが災いして、ネグレクトを受けていたマクシミリアンの面倒を(嫌々)みる。マクシミリアンを「マクシー」と呼ぶ癖は、極力隠している。密かに婚活しているが、相性の良い相手が見つからない。
ゲーム上の設定は『古代エルフ王家の末裔で、モスタ王国王家の血も引きながら、不遇で孤独な子ども時代を過ごした、誰にも心を開かない孤高の冷徹王子様』
ユージーン:
クロエの兄。子どもの頃から父親に虐待を受けてきた。クロエを殴る父親を止めた事で、酷い折檻を受ける。その後、クロエ同様、亡命。
■□■□■□■□■□■□■□■ 以下モブの方々
ルグウィン公爵:
モラハラモラ男。娘を王太子妃とするために、各方面に付け届けをした。強きに弱く、弱きに強い。
ルグウィン公爵夫人:
クロエとユージーンの母。夫のモラハラを受けて心を病み、引き籠もっている。
■□■□■□■□■□■□■□■
ヨアン保安官:
一般人には保安官と名乗っているが、ガーディアンズのカウザン第一拠点支部の支部長。笑いの沸点が低い傾向にある。保安官事務所内では、ボスと呼ばれる。
三十手前ぐらい。がっしりとした逞しい体付きで、黒髪はやや緑がかっている。落ち着いた青い瞳。やや小ぶりの鼻の周囲には、ソバカスが目立っている。
スラン団長:
カウザン第一拠点に配属された軍隊(師団)の長。ライオン型獣人なので、クロエは獅子団長と渾名をつけている。
トリッシュ医師:
癖の強い金髪をひっつめている。瞳は茶色。正義感が強く、何かに憤っていることが多い。少し口が悪い。やや大雑把。外科。
■□■□■□■□■□■□■□■
モスタ国国王:
元々弱気な男だったが、ザイオンの母親を心から愛していたため、死後腑抜け状態となり、王妃の父が宰相として政治を動かしていた。宰相の病死をきっかけに、政権争いが勃発、巻き込まれる形でマクシミリアン暗殺未遂事件が起こって以降、息子達を守ろうと、少しましになる。あまり有能ではない。現在は、第三王子派に絡め取られつつある状況。
ウイリアム・モスタ:
モスタ国第二王子。父親に似て無能。
ドイツ語でウィルヘルムなので、日本語で描かれたゲーム内の世界で混乱が生じている。ウィリーとは呼ばれたくない。
ブリトニー・マルガト男爵令嬢:
見開きがちな大きな青い瞳、赤みがかったブロンドの編み込んだ髪房。
テレンス・アサノウス:
金髪・碧眼 宰相次男。前宰相は王妃の父親だったが、死亡後はその息子(王妃の兄)が引き継ぐ。
宰相次男は王妃の甥に当たり、王子達からみて従兄弟。
父親からは、第二王子の側近として、目付役として期待されていた。
自分はこれだけできる、という事を常に見せたいタイプ。
宰相補佐である兄よりも自分ができる事をアピール。兄は、読書家で大人しい。
ザッカリー・ハウトラ:
赤髪・茶色の瞳 騎士団団長嫡男
騎士になるべく、体育会系の父親に鍛えられたが、なるべく手抜きして楽をしたいタイプ。
第二王子と共にクロエを断罪した件で、父親に厳しく咎められ、理不尽にも、クロエを恨んでいる。(その場で申し開きするべきだったという主張)
ハウトラ騎士団団長:
マクシミリアンやザイオンとは面識がある。王国時代、マクシミリアンを容赦なく鍛えた。のでマクシミリアンの恨みをかっている。「身体も声もでかい。赤い髪がモサモサしていて、顔は四角く、大きな口に牙が生えていそうな顔立ち、茶色い瞳」 王妃と繋がりがある可能性あり。
ドニ・ヴェスタエロ:
黒髪・青い目 外交官三男。暗い性格。
家で軽視されている事に不満を持っている。兄二人に対して、劣等感あり。
ニコラス:
ザイオンに付き纏う侯爵令息。
■□■□■□■□■□■□■□■
ルキルス・ライオ:
ユージーンの同級生でライオ男爵の息子。母親は海の民セス族族長マヌエルの妹。
浅黒い肌をした、赤銅色の髪、濃い眉とやや奥まった両眼。
クヲン:
海の民セス族族長の息子。父親マヌエルに溺愛されて育ったため、自分の欲求は全て通らないと気が済まない。『海の民セス族のノースリーブの青い上着は超ダサい!』と思っている。
マヌエル:
海の民セス族族長。五人目にしてやっと生まれた跡取りのクヲンを「なんて可愛い生き物なんだ!」と猫かわいがりして育てた。
クラウス:
ルキルスに読み書きや算数を習い、弟の作った借金の返し方も教わって、恩を感じている。
トッコ:
血気盛んな海の男達の中で、かなり冷静に行動する性格で、オブザーバー的な立ち位置にいるため、裏方仕事が多い。
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白柳真尋:
『闇より出でて光を求め』三作目ヒロイン。転生者。転生前の名前をそのまま使っている。スピンオフBL『生け贄の小公爵』主人公ユージーンが推し。ただし、彼女の知っているスピンオフの登場人物と、今生きて目の前にいるユージーンが同じ世界線を辿っているとは限らない。
灰色狼くん(ロッシ):
狼型獣人。お兄さんはガーディアンズで、マクシミリアンの知り合い。白狼ちゃんが好き。
白狼ちゃん(メイミィ):
狼型獣人。ロッシの幼馴染み。クロエの数少ない女友達の一人。クエストに関しては、キャンパー気質(自分は何もしないでキャンプで待つ)がある。
タトス:
犬型獣人。ガーディアン所属、三ヶ月になったばかりの娘がいる。もうすぐ寝返りを打ちそうなので、その瞬間を見届けたい。気迫負けした相手には、本能的に、腹を見せたくなる。犬だから。
イザン:
黒狼型獣人。灰色狼型獣人ロッシの兄。ガーディアン所属。マクシミリアンの同僚。もうじき三十歳の中堅。
※名前の元ネタは、萩尾望都氏の漫画『左ききのイザン』
エイダ:
医療センター事務スタッフ。入退院のお世話係。編み込んだ金色の髪に黒い肌ブルーの瞳、もりもりの真っ赤な口紅。動作がガサツで漫画っぽく、言動が空気読めない人。ザイオンの怒りをかう。
アルフ:
医療センター事務スタッフ。受付。髭面に大きめな目鼻立ち。小心者。普通の人。
レナ:
カプリシオハンターズ共和国の拠点で、マクシミリアンに助けられて以来、まとわりついていた。
ザイオンと一度だけ寝た事があるが、タバコを吸うので、部屋が臭いと言われて、以来毛嫌いしている。ザイオンをいけ好かない男と表現。
ハノク・ラシエ:
貴族学園でユージーンに性的な虐めをするが、ルキルスの密告により学校にばれて処分を受ける。それが元で婚約者と破談になる。学校を卒業後、城内の資料室で整理係の職に就いていたが、ドミリオ・カラドカスに抜擢されてモスタ王国に調査員として赴く。ルキルスとユージーンを見かけ、逆恨みから復讐を企てるが運悪くサムシングフェイルド襲撃事件に遭遇。
■□■□■□■□■□■□■□■過去編
カティ:
ザイオンの元カノ。記念日の約束を何度もすっぽかされて、愛想が尽きたらしく、別の人と結婚。
テス:
ザイオンの元カノ。胸の大きさをごまかしていた。一月もたなかった。「小さな事で嘘を吐く奴は、大きな嘘も平気で吐く」
アテナ:
ザイオンの元カノ。痩せて美人になった直後、お金持ちと結婚。
ナッシュ・ウォルム:
第一王子の側近を務めていた、ザイオンの元カレ。
リカルド:
第一王子の側近で一番若い
■□■□■□■□■□■□■□■ カラドカス一族とその周囲
エイブラム・カラドカス公爵:
ザイオンの名目上の義父。妹(35)は側妃で第三王子の母。王妃の廃位を狙う。
痩身で背が高い。茶色い髪。瞳はグレー。カラドカス公爵は、王家から分かれたセントロニオ公爵家の、更に分家であり、王家の親戚筋。政治の主流からは外れていたが、王家の内情は把握している。生真面目・厳格な性格から、最近の王家の状態は容認できないと考えている。
長女ノーマ21/次女エロイーズ19/三女アメリア18
カラドカス小公爵:
ザイオンの義兄。ドミリオ・カラドカス。次期カラドカス公爵。婚約者(伯爵令嬢)の我が儘な性格が嫌いで、ザイオンを利用して破談(まだ書いてない話)。以来25を超えるまで婚約者はいなかった。級友からは『かわいいドミリオ』と呼ばれているらしい。誰にでも人なつこく話しかけるタイプ。
ノーマ・カラドカス公爵令嬢:
妹のアメリアに、マクシミリアン第一王子の活躍を聞いて、王子妃になろうと勉学に励む。同学年のマクシミリアン第一王子を執拗に追いかけ、婚約が内定したことで有頂天になり、王子に特攻するが逃げられる。ザイオンとは犬猿の仲。※侯爵⇒公爵に修正しました
エロイーズ:
母親似 赤毛で青い目 本好き。腐ってやがる。
後にセオドア・ロスと結婚。
アメリア・カラドカス公爵令嬢:
カラドカス家の末娘。
実際的な性格。効率的な事が好き。任務に忠実。仕事人間。自分を殺して他を優先させるタイプ。コミュ力は高い方。
アドレイド:
公爵の末妹。側妃で、第三王子の母。エロイーズと仲が良い。兄に似ている。
エダン:
ドミリオの同級生。騎士団所属。
デイジー:
面食いの子爵家令嬢。顔が良くて爽やか系の某伯爵家三男と婚約していたが、妹と二股をかけられ、婚約破棄される。親にも、妹に快く譲れと言われ、家出して公園に居たところを、ドミリオに拾われた。トラウマから面食いは卒業、ラブロマンスはもう読まないと心に決める。
ドミリオより身長が低く、頭が良く、好奇心旺盛で他の令嬢とは一線を画す行動を見せる、という点からドミリオの妹アメリアに密かに、兄の伴侶候補として注目されていた。婚約者の伯爵家三男の素行がよろしくないため、いずれ婚約破棄の流れになるだろうという予測のもと、見張り役の隠密が子爵家に使用人として潜入していた、という説が有力。
[軍組織]
近衛隊 王族の護衛
王国騎士団 管轄
ー第一師団 王城・王都
ー第二師団 王都郊外
ー第三師団 郊外~貴族領支援
ー第四師団 直轄地
[私兵]
領主には領地の面積に応じた規模の私兵を許可されている。
領主所有の軍を私兵騎士団と呼ぶが、『領主の姓+騎士団』という呼び方もあれば、ユニークな名称をつけている騎士団もある。
■□■□■□■□■□■□■ スピンオフ【貴腐人エロイーズの婚姻】登場人物
セオドア・ロス:
ドミリオの同級生。金髪碧眼。モスタ王国騎士団第二師団所属時代は坊主頭(上司の虐めによる)。辺境伯である父親が領地の水害で亡くなったため、若くして後を継ぐ。超真面目。冗談が言えず、人と砕けた話をするのが下手。ドミリオの妹、エロイーズと結婚。ロス領は王国の最南端にある。私兵騎士団を領内に持つ。共和国からきた難破船の処理に当たる。髪を伸ばしているのは、昔坊主頭だった頃の反動? 兄弟もなく、両親もいない状態で、孤独を感じている。
ハル:
公爵家からエロイーズに付き従ってきた侍女。エロイーズの妹分。
薄い色の金髪に青い目
ソバカスの散ったあどけなさの残る顔
アオギ:
ロス領私兵騎士団の団長。揉み上げが濃い。揉み上げを引っ張る癖がある。四十代のたたき上げ。
シュトウ:
ロス領私兵騎士団副団長。名前は出てこないが一応メモ。
ロイド:
第六部隊所属の若い騎士
ホンブロア:
第六部隊の部隊長
実直だが、やや気が回らない。
マリー・ベスナド:
セオドア・ロスの婚約者を自称する伯爵令嬢
美しい金髪、透き通るように白い肌、整った美しい顔立ち
アリア:
煮込み料理店の女店主。五十~六十ぐらい?
世話焼きで知られている。店の厨房に立っている時は花柄のバンダナをしている。
バッソ:
アリアと同世代。髪の毛がほぼないにもかかわらず、眉毛はフサフサ。彫りの深い顔には、薄茶色のシミが散っている。息子を溺愛。
ラゴ:
黒髪に黒い瞳の、口ひげを生やした三十二歳の男の子
自慢の口ひげを、神聖帝国人の男に蝋燭の火で炙られる
作者にどうしても名前を覚えてもらえない上に名前しか出て来ない。
アルド:
ロス家の若い侍従。マリー・ベスナドと結託して、エロイーズの悪評を流す。
■□■□■□■□■□■□■□■ 用語
閨本:
エロ本のこと。王国では直接的な描写は禁じられている(法規制的には、『小説家になろう』のガイドラインと同程度と考えられる)。
貴族の間では、密輸入した本が、密かに流行っているらしい。
画本:
挿絵の占有率が六割から七割に達する本。漫画のこと。
アレシャト:
エルフ族が称える『あらゆる聖霊の祖にして我らが始祖』、森羅万象を司る存在。おそらくは、このゲーム世界を作ったメインプロデューサー有城の渾名が語源。
サムシングフェイルド:
失敗した実験体。なりそこない。人型モンスター。異形の者。さまざまな呼び方があるが、2000年の昔ダークエルフによって、人と人でないものとの融合実験で生まれた怪物。ベースがエルフなので、魔法障壁を使う。第三作のゲーム上では、魔術師が禁断の術で呼び寄せて主人公達を襲わせ、それを撃退する事がミッションとなっていた。
■□■□■□■□■□■□■□■ 地名編
モスタ王国:
『闇より出でて光を求め』の制作会社社長森下氏の名前をもじって付けられたという噂がある。
農奴のごとく働いた社員に支給される給与は、農奴のごとく(以下略)
なお、『闇より出でて光を求め』広告宣伝用に作られたWEBサイトでコナミコマンドを打つと、不気味な魔方陣がモニター上に浮かび上がり、描かれた線を目で追ってしまうと、モスタ王国に転生するという噂があった。(元ネタはC・L・ムーア作のスペースオペラ「ノースウェスト・スミスシリーズ」の短編)
カウザン第一拠点:
カウザン川沿いにある拠点の中で、一番古い。上位モンスターの棲息域に第二拠点がある。
ギガテス大河:
カウザン川が流れ込む大河。海に出ることができる。
カプリシオハンターズ共和国:
某有名ゲーム会社をもじって付けたという噂がある。
王国内の情報統制により、共和国側の内情は王国側には公にされてはいないが、噂という形で、獣人、竜人、エルフの存在が伝わっている。
カプリシオハンターズ共和国【四種族議会】:
エルフ、竜人、獣人、人の代表者が集まって国の重要な議案を論じる
それぞれ三名ずつ各種族から選出。全員で九名。
国会の上に位置しており、よほどの事がないと招集されない。
宣戦布告や、超法規的な決定が必要な場合に開かれる事が多い。
■□■□■□■□■□■□■□■ 月名
初冬 冬の初月
冬 冬の月(日本での1月)
晩冬 冬の終月
初春 春の初月
春 春の月
晩春 春の終月
初夏 夏の始月
夏 夏の月
晩夏 夏の終月
初秋 秋の初月
秋 秋の月
晩秋 秋の終月
HTHTHTHTHTHTHTHTHTH 転生先ゲーム詳細
『闇より出でて光を求め』一作目 黎明編 (前々作)
禁断の魔術で様々な人体実験、動物実験により、獣人、竜人、使役魔獣を作りだしたダークエルフ族が、最後には邪悪な性質を持つ魔族を造りだそうとするんだけれど、エルフ族の王子である主人公がその野望を阻止して、彼らを壊滅状態まで追いやる
ーーーーーーーーーーー
『闇より出でて光を求め』二作目 躍動編 (前作)
ダークエルフの生き残りが復権を目指してスコロペナを生み出し、カプリシオハンターズ大陸が、壊滅的な被害を受けるところから始まる。皆が絶望に陥った時、古代エルフ王族の子孫であるヒロインが、人族、獣人族、竜人族と協力して、これを打ち破る
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『闇より出でて光を求め』三作目 王を継ぐ者 (今作)
ゲームはアクションがメインで、ミッション制。少し長いプロローグがCGアニメーションで流れた後、チュートリアル戦闘。
物語は、第一章、第二章、、、第二十章と続いていて、一度クリアした章は何度でもプレイできる。
何度もプレイして、隠し要素を暴いていく必要がある。
キャラクターは二人。デフォルト名は、男性がザイオン、女性がレティ。名前は変更が可能。
章ごとに、プレイするキャラクターが決められている。
それぞれが、全ての属性魔法を獲得し、召喚魔法もレベルを上げると、マシューという名前のドラゴンを呼び出せるようになる。
★カジュアルモード:ドラゴンを呼び出して、黒幕の魔術師を倒せばクリア★
★ノーマルモード:魔術師を倒した後、真のエンディング『魔王復活』が始まる★
- メモ -
マヒロはキャラ萌えプレイヤーでカジュアルモードしかしていない。
時を戻す魔法は、古代エルフ王家直系(というか主人公役)にしか付随しない。
『魔王復活』は一度バッドエンドで終わった後でないと、クリアできない仕様。
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『闇より出でて光を求め』四作目 王国崩壊 ー 開発中止ー
制作会社がコンシューマ向けタイトルの開発中止を発表。
##魔法について
この世界では、『磁力』のように『魔力』が存在し、古代エルフ語によって『魔力場』へのアクセスが可能。
主な仕様は【二部】コード魔法の本文参照。
魔法はエルフ族の血が鍵となっていて、それぞれに権限が違うため、使える魔法が異なる。
全ての魔法が使えるのは直系の子孫ザイオンのみ。
詠唱は、インタプリンタ(即時実行方式)。
無詠唱は、コード魔法。
コード魔法は、魔法陣にして使うことができる。魔法陣にすると複製が可能。複数のコード魔法を連携させて、フレームワークのように使うこともできる。
2025.7.13 若干変更しました。
本編の幕間編途中から、魔術をインタプリンタ(即時実行方式)で唱える場面が出てきます。
下記のような決まり事によって記述しています。
『§ §』日本語じゃなくてエルフ語だよ、という宣言。この中でインタプリンタの実行コードを入れる。
¶ (環境制御魔法などを)呼び出す=エルフ語ではアレシャトと発語。
そのあとに[パラメータ名:値;]の形式で詳細を記述