おわり
こんなバカみたいな読み物を最後まで読んでくださった皆様へ。
本当にありがとうございました。
バカ作家、ほしぞらひかりの初めての完結作であるこの「リュウとマナと魔法」はこれにて終了です。
同時連載の「姫と悪魔と魔法」、「阿修羅華」も、機会があれば読んでみてください。
アリアとグイルの関係性がわかります。特に阿修羅華で。
竜王やベルとの接点は、姫と悪魔と魔法の方が分かりやすいかと思います。
以上。
ほしぞらでした。
あとがきへ続きます。
ジりリリリリ♪ ジりリリリリ♪ ガチャ
「ハイもしもし。テイカーです。……はい。はい。…そうですか。ありがとうございます。では」
ガチャッ
「? 誰からだ?」
竜王がソファーに寝転がったまま言いました。
「魔法界。闇の王が魔法界に戻ったって連絡」
「ふ~ん」
ピンポーン♪
「こんにちは~」
「にゃ~」
「おっ。愛美ちゃんとベルだ」
竜はがちゃっと戸を開けました。
「にゃ~」
「こんにちは。竜。ロジャーさん」
「いらっしゃい」
「よう。マナ」
平和な一日が過ぎていきます。
秋。
一人の少女が死にました。
それと同時に、少女の愛猫もいなくなりました。
竜もいなくなりましたが、誰もそんなことは知りません。
「竜」という存在そのものを知らないのです。
「聖安国。…相も変わらず美しい国だ」
銀を弾く黒髪に、瞳孔まで青い瞳の美しい半エルフの少女が言いました。
その背後には、西洋と東洋の混血の白竜と、長身で茶髪で毛先だけが金髪の青年がいます。
魔法界に、新たな歴史が刻まれるでしょう。
あとがきという名の栄光。
ちなみにその後、少女は聖安という国の王になります。
部下もいっぱいできます。
新しい恋もきっと……ゲフン!ゲフン!
彼女は書物が好きで、ベルが持って来たこっちの世界の本を読んでいます。
お気に入りは「Dグレイマン」「ぬらりひょんの孫」「週刊少年ジャンプ」そして勿論「銀魂」です。
なかでも一番のお気に入りは「銀魂」なんですが、下ネタが多いという理由で、アニメはなかなか見せてもらえません。
桂小太郎が出ている話だけ、ギリギリ見せてもらえている状況ですが、本人はこっそりと全アニメを録画して見てます。
ルカという騎士がいるんですが、ソイツは、率先して「劇場版銀魂新訳紅桜編」を見せてくれていました。
理由は
「俺も好きだし、何より下ネタが少なく、高杉が最高だから」
です。
それがどうしたという情報でした。
てへっ♡