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  作者: 小説愛好家
3章 聖女救出編
82/193

81話-主人公視点- ヴェクトリア聖国


☆☆☆ミツキ視点☆☆☆


俺はドアを飛び出し砦を出る。


「時間がないなステータス全開で行くか…」


外に出た俺はスキル"飛行"を使い上空へ上がる。

衝撃波が地上に行かないようにしないといけないから代々2kmぐらいでいいか…


「3人に連絡しておかないと」


上空2km地点まで来た俺は3人に連絡を入れないといけないと思いローザに通信魔法を繋げる。


((ミツキ?どうした?))

「ちょっと訳あって聖国に向かうことになった。ローザには部下たちを動かして奴隷たちを何とかして欲しい」

((奴隷たちならもう砦の中で保護している))

「そうかありがとう」


ローザは仕事が早いな。


((ミツキは何故急に聖国に行くことになったんだ?))

「それが聖女が聖国に捕まっていて早く行かないと殺されそうなんだ。」

((そうか…それじゃ私たちは待っているとしよう))

「ごめんな、ほんとは連れて行きたいんだが俺のステータス全開で飛ぶと多分結界が耐えられないから連れていけない」


俺自身は自分のステータスが高いから普通に耐えられるけど俺以外の人となる別だ。


((分かっている、ささっと助けて帰ってこい。私たちは宿に戻ってるからな))

「あぁ分かった。いってくる」

((いってらっしゃい))


ローザのその言葉を聞き俺は通信魔法を切る。


「さて、それじゃいくか」


俺は聖国の方向に向かって今出る最高スピードで駆け出した。


ヒュンッ!


「速いなっ!!下見てるけど何も見えないぞ!?」


駆け出した瞬間速すぎて景色が何も見えなくなってしまった。ちょっと速すぎるかなもうちょっとスピード落とさないと聖国を通り過ぎてたなんてことになりかねないな。


「ん?何だあれ?」


スピードをちょっと落として進んでいると2kmくらい先に何かが飛んで来ているのがわかる。


「まずいっ!」


この速度だと数秒後にはぶつかってしまうな。何とかして避けないと

そう思い俺は体を傾ける。


「グワァー!!?グワッ」

パンッ!


こちらに飛んで来ていた何かを避け俺は一安心する。

なんか通り過ぎた後に変な音がしたが気のせいだろう。それより上空をこの速度で飛ぶのは危ないな。

今度安全策を考えておこう。


それから約10分間上空を飛び続けると大きな街についた。


「ここが聖国の首都か?」


本で見た情報ではここら辺であっていると思うけど不安だな。とりあえず降りてみるか…


「ここら辺でいいか」


俺は高度を下げてから飛行スキルを解除して街道の隅に着地する。


俺は街道を歩いて門の前まで着き、門番に話しかける。

「街の中に入りたいんですが…」

「では身分の提示をお願いします」


俺はポケットからギルドカードを出し、門番に渡した。


「Bランク冒険者の方で、犯罪履歴はなしと…ようこそ!聖国の首都ヴェクトリアの街へ!」


あ、良かったここが聖国の首都であってたみたいだ。

俺は門番からギルドカードを返してもらい街の中へ入る。


「すごいな」


街の中に入ると街の人の声とと人口密度ですごいことになっていた。


「さっさと行くか」


そう思い俺は人混みの中を歩き出す。


「んーそういえば俺聖女の居場所知らないな…」


俺はそう独り言を呟く。

聖女のいる場所はどこかわからないけどこういうのは大体神殿か王城にいるだろ。取り敢えず最初は王城に行ってみるか。

そう思い辺りを見渡して王城を探す。


(あった、多分あれだな。あれじゃないとおかしい)


明らかに他とは違うでかい建物が街の中央にそびえ立っていた。


(よし行くか)


俺はそう思いながら王城がある方へ歩く。


読んでいただきありがとうございます


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