表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
  作者: 小説愛好家
2章 帝国編
38/193

38話 クエスト達成報告

「戻るか」


『異能』の確認が終わって、火竜(ファイアードラゴン)の死骸を〈異空間〉にしまって俺は帝都に戻る。


(スキル"飛行"発動)


帰りは飛行スキルを使おうと思う。だって山下るの面倒くさいじゃん?という訳で飛行スキルで速攻戻りたいと思います。


しばらくして、帝都の近くの街道まできた。

やっぱり飛行スキルは便利だな。圧倒的に速い、行きもこれでいけばよかったかな。

それより早く戻ろう。


俺は街道に降り立ち10分ぐらい歩いたから帝都の南門まで来て中へ入った。

ちなみにギルドカードは身分の正面にもなるので普通に通れる。


南門から中に入って、冒険者ギルドへ向かう。


時刻は大体夕方5時くらいだと思う。

そろそろ夕食にしたいけど王城で食べたいから我慢だな。そろそろ冒険者ギルドに着くな。


冒険者につき俺はドアを開け中に入る。


カランッ♪


中に入るとギルド内はすごい賑わっていた。

そんな中、俺はギルドの受付へ向かう。


「えーっとミツキ様でしたよね?忘れ物か何かして戻って来たんですか?それともクエストをやっぱりやめますか?」


俺が受付へ行くと昼と同じ受付の人が対応してくれる。あれ?倒して来たっていう発想にはならないのかな?


「いえ、クエスト達成報告をしに来ました。」

「あれ?他にクエスト受けてましたっけ?」

「いえ一つだけですよ」

「あははーまさか」


ご冗談をみたいな感じを出しつつ急にマジなトーンで「本当ですか?」と聞いて来た。


「本当ですよ。これギルドカード」


そう言って俺は受付の人へギルドカードを渡した。


「!?」


うん、驚いてる驚いてる


「ちゃんと火竜(ファイアードラゴン)討伐ってギルドカードに書いてある。でもありえないこんな短時間で…普通1週間以上かけて行うクエストなのに…(小声)」


なんか一人でトリップしてしまっているが、終わるまで待つか。


「ふぅ〜火竜(ファイアードラゴン)討伐確認致しました。クエスト達成と報酬をお支払い致します。」


あれから5分ぐらいしてようやく受付の人が戻って来た。


「こちら25,000,000リアになります。」

「ありがとうございます」


そう言って俺は出された王金貨2枚と白金貨5枚を受け取る。

「それでミツキ様のランクなのですが…規定上Bランクまでしか上げることが出来ません。Bランクから上は試験をして、ギルド本部の承認が必要になるためBランク止まりになってしまいますがよろしいでしょうか?火竜(ファイアードラゴン)を倒せる方となるとすぐにでもSランクにしたいのですが…」


「大丈夫ですよ。特にランクは気にしてないのでゆっくり行きますよ。」


「畏まりました。今回のクエストでBランクまでは上げておきますね。それと一応ギルドマスターに言って申請だけしておきますね。」


「ありがとうございます。」


そう言って受付の人はギルドカードを更新して俺に渡してくる。ギルドカードにはBランクと書かれていた。


「それではまた明日来ますね」

「はい、今日はお疲れ様でした。」


そう言って俺は冒険者ギルドのドアを開け外へ出た。

ちなみに素材は売らないでおく、理由はドラゴンの肉を後で食べてみたいのと、お金に困った時と資金として残しておく。


「特にすることをないし今日はもう王城に戻るか…」


そう言いながら俺は王城へと歩き出した。

読んでいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ