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  作者: 小説愛好家
4章 旅編
170/193

170話 ジャンケン

あの後、俺たちは泊まる宿を見つけ、情報を集めるため一旦外に出た。ちなみに縦ロール、メイドさん、御者さん2人、執事さんは別の宿に泊まることになっている。


「よし、それじゃ2組に分かれて情報収集をしよう。それでいいよな?」

「はーい!」

「大丈夫です」


ミーナちゃんとサーシャがそう答えた後3人も頷いて了承した。


「わかった、じゃあ決め方は…」

「はいはーい!ジャンケンがいいと思います!」


ミーナちゃんが挙手してそう言う。

まぁ無難にジャンケンが一番早いか。

一応他に案がないか聞いて見るか。


「他に何かある人」

「はい!」

「ニーナ」

「くじ引き!」

「…くじ作るのがめんどくさい、よって却下!」

「はい!」

「舞」

「鬼ごっこ!」


楽しそうではあるけど…


「絶対に街が壊れるので、却下!」


俺たちが街中で走り回ったら建物とか全て吹き飛ぶぞ。


「…普通にジャンケンでいいか…」

「そうですね…」

「出すのはグーかパーだけで、それじゃ」


そう言った後みんなでジャンケンをする体勢を取る。


「最初はグー」


「「「「「「ジャン!」」」」」」


「「「「「「ケン!」」」」」」」


「「「「「「ポン!」」」」」」」


俺: パー

ミーナちゃん: グー

サーシャ: パー

ローザ: グー

舞: グー

ニーナ: パー


ちゃんと分かれたな。


「私はミツキとニーナさんとですね」


サーシャがそう言って俺とニーナの方に寄る。


「私はミーナちゃんと舞か」


ローザも同じようにミーナちゃんと舞の近くに寄った。


「時間はそうだな…取り敢えず1時間でいいか」

「そうだねーあまり長くてもって感じだし」

「わかった、取り敢えず1時間後ここに戻って来ればいいんだな」

「あぁそれじゃまた後でな」


そう言って、俺とサーシャとニーナは西側の道に、ミーナちゃんとローザと舞は東側の道にお互い背を向けて歩き出した。


あ、ローザに一つ言っておかないと…


進み出してから数歩、そう思い、振り返りローザの名前を呼ぶ。


「ローザ!」

「なんだ!」

「舞が寝ないように頼むぞ!」

「任せておけ!」


よし、これで大丈夫だろう…

そう思い、振り返り前に進む。


「ミツキ、後で舞さんに怒られますよ」

「そうね、舞、ジト目でミツキのこと見てたし…」

「え?それ本当?」

「さて、どうだろうね、それより早く行こ!」

「そ、そうだな」


戻った時が怖いがまぁ今は情報収集をしよう。


「ところでミツキ、私たちこっちに歩いてるけど、こっちに図書館とかあるの?」

「いや、取り敢えずこっち側来て、図書館の場所を人に聞いてみようと思ったんだけど」

「なるほどね」

「ミツキ、図書館場所を聞くついでに神に関する情報を聞いてみては?」

「そうだな、それがいいか」


そうして俺たちの情報収集が始まった。

読んでいただきありがとうございます。

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