幼なじみ。騎士。特技
初投稿なので暖かい目で
おねがいします。
字体、作風、句読点がおかしくなっているので
そこも込みでお願いします。
「……て」
………?なんだ?
「……きて」
頭に直接聞こえてくる女性的な声。
「起きて!」
「うわ!」
僕は驚いて体に力を入れると、ひんやりした
床に激突した。
春先の花と日の光とのいいにおいが漂ってくる。
「ゆぅめ……?」
寝ぼけ眼で家の外の太陽を見る。意外と高いっていゆうか…。
「もうこんな時間!ヤバい!」
急いで服を着替え家を出る。朝ごはんは
時間がないが戸締まりだけは怠らない。
今のご時世泥棒も珍しくない。
「おっ、今日も遅刻気味かなぁ~?
カイくん。」
扉を閉めて振り向いたら独りの少女が
したり顔で立っていた。
「どーせ夜中まで修行の本みてたんでしょ?
カイくんには向かないと思うけど。」
「僕の勝手でしょ。あとちゃんと起こしてよ~。」
「コレも修行だぞ。しょーねん♪」
と、慌てて寝ぐせを直しながら僕は彼女。
レヴィの後を追う。
彼女とは幼なじみで腐れ縁。親も見知った
中で兄弟同然なのだが…一人暮らしの後も
隣に越してきたときは縁を通り越して
因果という字が頭をよぎった。
「おぉ、レヴィちゃん。おはよう。」
「レヴィちゃん、これ。持ってきな。」
「ありがとう!おばちゃん♪もあっふぇふえー♪」
果物屋のリンゴを一つ投げられるや、受け取る
瞬間に食べるレヴィ。
武術家の娘で明るく元気(個人的には美人)
短い赤い髪もとっても綺麗で
皆から好かれる性格なんだけど…
「まーた猫背になってるよ!シャキッと立つ!」
思いっきり背中に平手をくらった。
やっぱりじゃじゃ馬だ…とはいえ
なんだかんだ朝起こしてくれるやさしさもあり
頭が上がらない。
レヴィの罵声に耐えつつ、僕たちは目的の
場所に着いた。
街の騎士団、リューベンス。
まだ早いというとに人はそれなりにいる。
僕とレヴィはそこに所属しているのだが…
正直うまくいっていない。
僕に回ってくる仕事といえば…
「あ、カイくん。コレまたやってくれるー?破けちゃってさー。」
給仕のネイトさん。騎士団のお母さん的存在です。
「あぁ、分かりました。いいですよ。」
「悪いねぇいつも、カイくんがやった方が
綺麗に仕上がるんだよ。」
「さっすが由緒正しい家柄だよねぇ。カイのお家」
レヴィが感心するのも無理はない。
僕の家は祖父の代から物作りで生計を
立ててきて、布を仕立てるのくらいは
どうってことはない。
「ここじゃ報われないよ…」
どれだけ役に立てても騎士団では
役にたたず、影口を叩かれるのも少なくない。
「終わりました。ネイトさん。」
「ありがとう。うん。やっぱり早くて 丁寧。
またお願いするかもだから、お願いねー。」
「はーい。」
「それはそれとしてカイくん。時間
大丈夫?遅刻ギリギリで家でたはず…
「えっ?あっー…!」
慌てて時計を見る。騎士団には
前もって時計が配られるのだが
その針が9にピッタリになりかけている。
「ゴメン、レヴィ!僕もういかなきゃ!」
「ちょ、カイくん!…もぅ。」
レヴィに手を振って任務の印された場所に向かう。
「……はぁ、もっと不器用なら楽なのになぁ…」
レヴィと別れた後、一つ変な事に気づいた。
「ん?なんで護衛任務なのに依頼主の
名前がないんだろう?」
少し疑問に思ったが、特に問題はないだろうと
その時はなにも考えなかった。
それが僕の人生を大きく変える物だとは
知らずに。
見てくださった方、ありがとうございます。
書くのが初めてなので、作風、字選びが
ハチャメチャです。すみません。
次を見たいという、ありがたい方は
楽しみにしていて下さい。
次はタイトル通りのキャラも登場しますので
ご期待ください。では。 作者
最後まで見てもらえれば幸いです。
次からはタイトル通りのキャラも登場しますので
ご期待ください。
ありがとうございました。