僕は、魔法使いになります 2
思っていたより、早く出来上がったのでアップします。
「ピーターさん。ここはどこなの?」
「ここはオーストラリア大陸の地下にある通称マジックアワー街と呼ばれている魔法使いなら誰もが一度はここを訪れるところである。」
「ふ~ん、そうなんだ。だったら、僕達がここに来た理由はなんですか?」
「ここには、マジックアワー街と名前にあるとおえり、魔法関係の商品がたくさん置いてあるのだよ。例えば、魔法使いにとってなくてはならない杖や箒とかだな。」
「それじゃ、僕たちは杖と箒を買いに来たんですね。」
「いや、違うぞ。杖と箒は、ケルミール魔法学校で腕利きのゴブリンが鉄平専用の杖と箒をつくってくれるから買わない。買うのはケルミール魔法学校の制服などの衣類や、教科書類、その他日常用品とかだ。」
「すみません。僕、2000円しかお金持ってないんですけど?」
「心配はいらないぞ。ここにはネピドリックというカジノがある。そこで、2000円全てをガリック銀貨に変えて稼ぐんだ。」
「そんなのってありですか~。もし失敗したら、どうするんですか?ここまで来た意味がないじゃないですか。魔法使いになる前にホームレスになっちゃいますよ。」
「安心しろ。俺はこう見えて、騎士であり占い師でもあるんだ。俺の占いだとお前は今日はとてもハッピーな日だぞ。ここがカジノ=ネピドックだ。」
「すげ~。建物が宙に浮いているよ。」
僕の前に映ってきた建物は、ビル25階建くらいの高さであり、宙を浮いている白いお城のようなものだった。」
「ブオァ~~~(爆)」
僕の目の前を赤い火の塊通過していった。あまりの衝撃に腰が抜けてしまった。
「この城はドラゴンが担いでいるから浮かんでいるように見えるんだ。まっ、生き物がかついでいるからたまに落とされたり、別の場所にいっちゃったりもするけどな(笑)」
「本当にドラゴンっていたんだ。よいしょっと。」
やっとのことでたてた僕はエレベーターのようなものを使って建て物の中に入って行った。
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「ようこそ。カジノ=ネピドックへ。ここでは、トランプゲーム・ルーレット・ダーツ・スロットなどがあります。どれも、魔力とコインを使わないと参加できないのでご了承ください。” How can I help you? “ 」
「とりあえず、この2000円をガリック銀貨に変えてください。」
「かしこまりました。それでは、両替いたします。100円が1ガリック銀貨なので20ガリック銀貨です。 “ Here you are “」
「Thank you」
ついつい僕まで英語を使ってしまった。
「どれからおやりになります?」
「鉄平。時間がないから一つに全てを賭けろ。」
「くそ~(泣)。それじゃ、ダーツにするよ。」
「こちらです。」
案内されたところは、的になるところがない部屋だった。
「それではルールを説明したいと思います。鉄平様にあてていただく的は、ムササビに似た動物で、ケルットといいます。大変すばしっこく、当てるのは難しいので配当は、100倍です。ちなみに今月になってあてたかたは、いらっしゃいません。どうします?本当にやりますか?」
「鉄平。男なら負けられない勝負ってときがあるんだぜ。」
「はい。」
急に妹の由美が頭の中に浮かんだ。
「べっ、べっ、別にやりたくなんてないんだからね。」
「きもいです。」
何やってんだ俺!!! きもいって言われちったよ。
「すみません。さっきのはなかったことにしてください。やっぱり、やらせてください。」
「はぁー。そうですか。それでは始めさせていただきます。」
「standby ready ・・・・・・start」
掛け声と同時に茶色い物体がとび出してきた。速過ぎてよく見えない。
「鉄平。目で見ようとするな。ケルットの魔力を感じろ。」
「わかりました。やってみます。」
瞼をとじる。すると、緑色の光が移動しているのが見えた。とても、動きが速い。チャンスは一回外せば、魔法使いになれなくなるかもしれない。でも、僕はあきらめない。
「そこだー。いけっ~~~~。」
「うぎ~~~(苦)」
「やった。あてた。これで教科書や衣類が買える。」
「おめでとうございます。賞金の2000ガリック銀貨です。」
「なぁ。私の言ったとおりになっただろ。」
別にどやがおしなくても、いいのに。
「びっくりしました。それじゃ、買い物に行きますか。」
「いや、その必要はない。実は、お前が外した時のために、先に買ってあったんだ。」
「そうだったんですか。」
流石は騎士。いかなる場合も想定している。
「料金は、1000ガリック銀貨だ。残りは、自分の使いたい物に使うんだな。」
料金をしっかり貰うところも抜かりはない。
「あの~、妹に何か買ってあげたいんですけど。」
「いいだろう。お土産にいい店がある。着いてこい。」
「すげー。みたことのないものばかりだ。よし、これにしよう。」
僕が買ったのは、空を飛んだり、踊ったり、歌ったり、会話ができるクマの人形だ。
「それでは、港に行くとしよう。その人形は私が届けておこう。」
「ありがとうございます。」
日が落ちるなか、夕陽を背に歩く二つの影がった。
次話は、船でのお話です。