表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

気球

作者: 川進

気球



飛べないと、

言うけれど。

ちゃんと、

飛んで、いるよ。


息するたびに、

肺が、

静かに、大きく、

ふくらんで、

手伝って、

くれている。


みんなが、気球を、

持っている。


空高く、飛ぶのは、

鳥に、まかせて。


安全な、高さで、

飛ぶと、いい。

息、し続けると、いい。


その火。

両手を、筒の、ようにして。


息ふきかけて、

炎になるまで、ふくらませ。


空気を、あぶり、

できるかぎり、ふくらませ。


きれいな色の、たくさんの、

気球を、飛ばすのだ。


声の、届く高さに、飛ばすのだ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ