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リアルじゃぼっちだから異世界でリア充します  作者: すべてのぼっちの味方/しらたき
2/2

いきなり!?

なんか勢いで書いちゃってます。

ジリリリリ…………………


ガチャッ


「う〜〜〜〜〜ん」


目覚ましの音に起こされるのが私の1日の始まりである。

もう日は登っており、外からは子供たちの元気な声が響いてくる。

時計を見ると時刻はAM:08:04:28と表示されている。

朝のホームルームは8時25分からだ。自宅から学校までは20分ほどである。


「うん…やばいね…」


冷静に自分の状況を整理しこれからの最適行動を模索する。

とカッコつけては見たもののやることなど決まっている。

まずボサボサの髪に櫛を通し、寝間着を脱ぎ制服を着る。そして財布と携帯とハンカチ。そして何かあった時のためにいつも持ち歩いている折りたたみ式の警棒が入っているカバンを持って家を飛び出していく。

まぁもう遅刻遅刻なのでゆっくりと歩いていくことにする。


「遅刻か…目立つのやだな〜」


私はなるべく目立たないよう、クラスでも寝たフリをしている。

私は人とズレているらしく、会話をすると何故か相手が怒ってしまう。幸いに今まで手を出す人はいなかったがこれからもそうとは限らない。

だからなるべく目立たないようにしている。

だからといって友達が欲しくない訳では無い。

毎日同じように学校に行っては寝たフリをし、授業が終わったら帰宅する。そんな変化のない日々を送る私にも友達という日々に変化をもたらす存在は魅力的なものなのである。

だが普通の子が送るような日々にはなんの魅力も感じない。


私がズレているところの1つだろう。


私が望む日々の変化はもっと根本からの変化なのだと思う。故に価値観が合わないことから相手を怒らせてしまうのだと思う。


そんな誰に言うでもない考えをしていると学校についた。時計を見ると8時30分を指していた。


「授業には間に合ったからセーフ」


などと独り言ちりながら教室へ向かった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

下駄箱で上履きに履き替え1年生のクラスのある4回へと向かった。私の学年はA~Eまでの5クラスに分かれている。私は一番奥にあるE組へと向かった。


教室のドアを開け、自分の席へと向かう。誰も私に反応しない。


私は気にせず窓際の一番後ろの席についた。

カバンを横にかけ春先なので着ていたブレザーを脱ぎ、机に突っ伏した。


これが私の学校生活である。


いや、今日は違うようだ。

足音が近づいてきている。近づくにつれて男女数人の話し声が聞こえてくる。

そして足音は私の斜め後ろで止まった。そのうちの一人が話しかけてきた。


「あはっ☆こいつもう寝てんのかよ」

「大丈夫ですかー?スーちゃーん?」


スーちゃんとは私のあだ名らしい。いっつも寝ているから、スリーパーのスーちゃん。


もっとマシなのなかったの…


まぁあだ名などどうでもいい。が、ここで無視をするとめんどくさい。話してもめんどくさい。


どうすればいいんだ…


などと考えながら話すことを選択する。


絡まれたくないしね。


「何か用?えーっと篠崎さんと神田君だっけ?」


先程話しかけてきたのはクラスのお調子者カップルの、篠崎美桜と神田優だ。

このふたりはバカップルの体現者である、と言われていて普段はイチャイチャしているだけだ。

だが神田は喧嘩っ早いことで有名で、目付きが気に入らないとかで人を殴るとかなんとか聞いたことがある。


「用ってほどじゃないけど〜毎日そうしてて楽しいのかな〜って☆」

「ほんと何が楽しんだろうなミオミオ」

「ゆー君そんなこと言ったらスーちゃんが可愛そうだよ〜☆」

「いーのいーの、こういうのは言ってあげないとわかんないから俺かま教えてやんのさ」


余計なお世話だ…


「ゆー君やっさし〜」

「だろ〜」


どっかいってくれないかな…


「それで何の用かな?」


終わりそうにないので強引に話を戻す。


「あぁ!?話遮ってんじゃねぇ!」


あ〜出たよ持病〜


「ゆー君落ち着いて!こんな子殴るゆー君の手が可愛そうだよ!」


何だって?私の身体は超合金かい?腕砕けちゃうのかい?


「ミオミオ…そうだな…こんなクソ野郎殴る価値もないな…」

「そーだよ!ゆー君行こっ!」


そうして彼彼女はお互い隣同士の席についた


授業出るのな…


私は突っ伏して授業が始まるのを待った。怒られたくないとので挨拶のために起きておく。


そしてチャイムが鳴った。


チリ〜ン……


あれ?こんな音だっけ?


ふと顔を上げるとそこは……



森の中だった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

状況を整理しよう…

まずさっきまで教室にいたはずだ。それが鈴の音らしき音が超えたと思ったら森の中でした。


うん。全くわかんない。


とりあえず周りに人がいないかあたりを見回してみる。が、人のいる気配はせず。不気味な静けさが漂っていた。


ガサッ


「っ!?」


野生の動物か!?


最速で音のした方を振り向いた。




そこには、金髪の女の子がこちらを見ていた。


「えーっと言葉は分かるかな…?」

「………」

女の子はじっとこちらを見ていた。


食べられちゃうのかな…


「お腹すいてるの…?」

「………」


返事はない。

幸い近くに一緒飛ばされたであろうカバンが落ちていた。


あのカバンさえあれば…


女の子から視線を外さずに、じりじりとカバンへ近づいて行った。


今だっ!


今までの人生で最速の走りをした、と思う。

素早く鞄を拾い上げ中から警棒を引き抜く。

警棒を振りカチャカチャと心地よい音を立て伸びた。

そしてカバンを盾に警棒を後ろに構え女の子に向き合った。

距離は5メートルほど。


どうしよう…


心臓はかつてないほど脈打ち、手汗は一体どこに貯めてあったんだと思うほどびしょびしょだ。

脳が逃げろと警告している。

だが体が動かない。

背中を見せた瞬間、私は終わると本能的に感じているのだろうか。






一体どれほどの時間そうしていただろうか。

5分? 10分? 1時間?


もうすぐ我慢の限界だ…!


一か八かのかけに出るか?

いけるのか?

ちがう!やるんだ!


覚悟を決め、いざ!と女の子へと向かい駆け出した。

女の子は動かない。じっとこちらを見ている。


何をする気だ!?


警戒しつつ距離を詰めていく。

女の子との距離も1メートルを切った。


よし!やった!


警棒を女の子の頭目掛けて振り下ろした。

警棒と女の子が触れる直前違和感が襲ってきた。

私は警棒止め、女の子を見た。

そして驚愕した。


女の子の身体の後ろ半分がなかったのだ。


え…?なんで…?私がやったの…!?


普段の生活では絶対に見るとこのない光景に吐き気を催すと同時に、身体か熱くなるのを感じた。


「ハァハァ…」


荒い息をたてながら私は必死に落ち着こうとした。が、気持ちと裏腹に身体は熱を帯びていく。


「ハァハァ…ハァハァ…」


だんだんと吐き気は収まってきたが、熱だけは収まらない。


水…


水を欲し歩き始めた。すぐに川が見つかり、熱せられた身体を冷やすために水を飲もうとする。


「!?」


水面に写ったものに驚愕した。写っていたのは…


笑いなが目を見開き恍惚とした表情をしている私だった。


「なん…で…?」


私は自分が分からなかった。

読んでくれてる人がいらっしゃったら幸いです。

誤字脱字などが多いでしょうが、ご指摘頂けるとこれ幸いです。

次はいつ上げるかわかりません。

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