表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

僕の彼女はヤキモチを妬かない。

作者: 七瀬

僕と彼女が付き合い出して1年半経つけど...?

彼女は僕にヤキモチを妬かない。


何故? ヤキモチを妬かないのか心配になる!!

いや? 最早、彼女にヤキモチを妬かせたいのである!!!


僕の名前は 『啓二』 22歳で彼女は 『ユメノ』 21歳だ。

僕たちは大学で知り合い、はじめは友達同士から仲良くなり。

何人かいて遊んでいる間に、お互い好きになり付き合う事になった。

まぁお互いと言っても僕の方が一方的にユメノの事を凄く好きだったから。

結構、僕から彼女にアプローチをかけたと思う。


そんなこんなで、付き合って1年半。

彼女は僕にヤキモチを妬かない事に気づいた。


僕が他の女の子と、ユメノの近くで2人で話してても気にもしないでいる。

だから、逆に僕がユメノに聞いたことがある。


『なんで~ 僕にヤキモチを妬かないんだよ~!』

『だって! 啓二、私の事好きでしょ?』

『まぁ、そうだけど...? でも少しぐらいヤキモチを妬いてほしいんだよ~』

『はいはい。わかった! わかった!』


全然、彼女は僕に取り合ってくれない!!!

僕は物凄くヤキモチ妬きだから~! ユメノが他の男といるだけで直ぐにヤキモチ

を妬いてしまうのに......!


『何で? 僕にヤキモチを妬かないんだよ~!!!』


僕は真剣に考えたことがあったんだ!

彼女が僕に対してヤキモチを妬かないのは僕の事が好きじゃないから。

そんな事を想いそれをユメノに言ったら......?


『バチン! そんな訳ないでしょ!』

平手打ちをくらった。

僕は直ぐにユメノに言った。

『ごめん...。 そうなるよね?』


でも、だって! 意味が分からないんだよ~ 

僕のケイタイ電話だって! 女の子の名前がいっぱい入っているのに......。

ユメノは僕に何も言わない。

それどころか? ケイタイ自体見ない!

普通、女の子って? 彼氏のケイタイとか気になって......?

勝手に見るよね?  だから、ワザとユメノが居て目につくところに

置いてあるのに、、、ロックもかけないでいるのに......。


『見ない! 何故見ない? ここまでくると見て欲しい!!!』




でも遂に、ユメノが僕にヤキモチを妬く日が来たのだ!

僕がユメノと共通の女の子と2人きりになってるのを見た時!!

ユメノが僕たちのところに来て、僕の手を引っ張って行った。

『ちょっと話しがあるから来て! それと私の彼氏だから2人で話すのやめて!』

『う.うん。』


僕は嬉しかった。初めてはじめて僕に対してヤキモチを妬いてくれたからだ!

僕とユメノが2人になった時に聞いた。


『なんで? ヤキモチを妬いたの?』

『えぇ!? あの子はダメ! 直ぐに欲しがる子だから~!』

『うん? どういう事...??』

『彼女がいる男を好きになる子って事!!』

『ふーん? そうなんだ~! でも嬉しいよ。』

『何言ってるのよ~ もぉ~!』


なんか! めちゃめちゃ幸せだな~!

好きな彼女にヤキモチを妬いてもらう事。

僕はそれだけでいい。それだけがいい!!!



最後までお読みいただきありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 無関心は辛いです。
2018/01/10 08:32 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ