表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/22

ドキドキ!!お守り役さまとのお城への帰還!!

少し・・・・暗いです・・・。

「おかえりなさい。」


 お城に帰ってきた。久しぶり・・・・じゃないな、全然。でも、物凄く久しぶりな気がする。


「たっ、たっ、たぁだいまぁっ!!!! 」

「・・・・・・・?いつも可笑しいですが、いつにも増して可笑しいですよ?」


 いっ、いやっ、初っ端からマリリンだとは思わなくてさぁ・・・・。


「大丈夫ですか?」


 マリリンが私のおでこに手を伸ばしてきた。


「だっ、大丈夫っ!!」


 よ、よけちゃった・・・・・。


「・・・・・・・・・?」


 凄い不思議そうな顔をしてるよ・・・・・。ごめん・・・・・。でも、怖いし・・・・・。


「ああ、申し訳ありません。シンイさんは疲れているようです。」


 ううっ、助け舟ありがとうスノウさま・・・・・。


「・・・・・貴方が変なことをしたのではないでしょうね?」

「まさか。変なことをするのは貴方の方ではないのですか?」


 あわわ!!く、空気が険悪に・・・!!!


「・・・・・・なんのことです?」

「おやおや、少し戸惑いましたねぇ?なにか心当たりでも?」

「戯言を!!私は知っていますよ!!貴方がなにか良からぬことを企んでいるということを!!」

「ほう?証拠は?」

「くっ・・・・・・・。」

「ククッ、戯言を言っているのはどちらなのか。・・・・・ああ、もしかして謀反の罪を私に着せようとでも?」

「誰が謀反などいたしますかっ!!」


 マリリンがスノウさまに向かって手を振り上げた。


「駄目だよマリリン!!」


 とっさに声がでた。そして、マリリンの手がゆるゆるとおりていった。


「・・・・・あなたは、こいつの味方をするのですか・・・・?どうして・・・・?こいつを信頼などしてはいけません・・・・。」


 マリリンの顔が下を向いた。


「い、いや、味方とか関係なくさっ、だってスノウさまは家族みたいなものだし・・・・。」


 マリリンもそうだけど・・・・。家族が家族に傷つけられるのを見たくないっていうか・・・・・・。


「家族・・・・・・・。」

「なぜですか!?こいつなぞがあなたの家族で私は違うと!?どうして!!あなたのことは私が一番理解しています!!それにいつだってあなたの味方でいてきたはずです!!」


 そうだよマリリン。マリリンはいつだって私の傍にいてくれた。でも・・・・・


「私があなたのことを一番愛していますとも!!ええ、美しく世界を銀色に染めているあの月に誓いましょう!!だから、私を信じてください!!私の心が、私の身に宿る焔が、こいつを信じてはいけないと示しているのです!!!」


 ・・・・・・・・。


「違う!!違うんだよ!!君は勘違いをしている!!君は私を愛してなどいない!!君は私に対しての贖罪に取りつかれているだけだ!!」

「なぜ・・・・?なぜ・・・・・?信じてくださらないのですか・・・・?私の気持ちは私だけのもの!!あなたが決められるものではありません!!!!」


 わからないわからないわからないわからない・・・・・・わかんない!!!


「ねぇ・・・?シンイさま・・・・・?あなたの隣にいるに相応しいのはその蛇じゃない・・・・私でしょう・・・・?ねぇ!!お願いします!!私だといっ

「そこまでにしたらどうです?ほら、シンイさんだって困っていらっしゃる。」

「貴様がシンイさまの名を気安く呼ぶなっ!!!」


 駄目だ・・・・・。駄目だ・・・・・・。もう何もわからない!!


「この方はどうやら錯乱していらっしゃるご様子。シンイさん、お部屋に戻りましょうか。」


 ああ・・・・・そうしよう・・・・。もう、なにもわからない・・・・・。何を信じればいいのか・・・・・。


「やめて・・・・・。お願い・・・・。私からシンイさまを取り上げないで・・・・。」 


 マリリンの嗚咽まじりの悲鳴が妙に耳に残った。


 

少し・・・・?という疑問は胸にそっとしまっておいてください・・・・・・。ごめんなさい・・・。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ