ドキドキ!!お守り役さまとのお城への帰還!!
少し・・・・暗いです・・・。
「おかえりなさい。」
お城に帰ってきた。久しぶり・・・・じゃないな、全然。でも、物凄く久しぶりな気がする。
「たっ、たっ、たぁだいまぁっ!!!! 」
「・・・・・・・?いつも可笑しいですが、いつにも増して可笑しいですよ?」
いっ、いやっ、初っ端からマリリンだとは思わなくてさぁ・・・・。
「大丈夫ですか?」
マリリンが私のおでこに手を伸ばしてきた。
「だっ、大丈夫っ!!」
よ、よけちゃった・・・・・。
「・・・・・・・・・?」
凄い不思議そうな顔をしてるよ・・・・・。ごめん・・・・・。でも、怖いし・・・・・。
「ああ、申し訳ありません。シンイさんは疲れているようです。」
ううっ、助け舟ありがとうスノウさま・・・・・。
「・・・・・貴方が変なことをしたのではないでしょうね?」
「まさか。変なことをするのは貴方の方ではないのですか?」
あわわ!!く、空気が険悪に・・・!!!
「・・・・・・なんのことです?」
「おやおや、少し戸惑いましたねぇ?なにか心当たりでも?」
「戯言を!!私は知っていますよ!!貴方がなにか良からぬことを企んでいるということを!!」
「ほう?証拠は?」
「くっ・・・・・・・。」
「ククッ、戯言を言っているのはどちらなのか。・・・・・ああ、もしかして謀反の罪を私に着せようとでも?」
「誰が謀反などいたしますかっ!!」
マリリンがスノウさまに向かって手を振り上げた。
「駄目だよマリリン!!」
とっさに声がでた。そして、マリリンの手がゆるゆるとおりていった。
「・・・・・あなたは、こいつの味方をするのですか・・・・?どうして・・・・?こいつを信頼などしてはいけません・・・・。」
マリリンの顔が下を向いた。
「い、いや、味方とか関係なくさっ、だってスノウさまは家族みたいなものだし・・・・。」
マリリンもそうだけど・・・・。家族が家族に傷つけられるのを見たくないっていうか・・・・・・。
「家族・・・・・・・。」
「なぜですか!?こいつなぞがあなたの家族で私は違うと!?どうして!!あなたのことは私が一番理解しています!!それにいつだってあなたの味方でいてきたはずです!!」
そうだよマリリン。マリリンはいつだって私の傍にいてくれた。でも・・・・・
「私があなたのことを一番愛していますとも!!ええ、美しく世界を銀色に染めているあの月に誓いましょう!!だから、私を信じてください!!私の心が、私の身に宿る焔が、こいつを信じてはいけないと示しているのです!!!」
・・・・・・・・。
「違う!!違うんだよ!!君は勘違いをしている!!君は私を愛してなどいない!!君は私に対しての贖罪に取りつかれているだけだ!!」
「なぜ・・・・?なぜ・・・・・?信じてくださらないのですか・・・・?私の気持ちは私だけのもの!!あなたが決められるものではありません!!!!」
わからないわからないわからないわからない・・・・・・わかんない!!!
「ねぇ・・・?シンイさま・・・・・?あなたの隣にいるに相応しいのはその蛇じゃない・・・・私でしょう・・・・?ねぇ!!お願いします!!私だといっ
「そこまでにしたらどうです?ほら、シンイさんだって困っていらっしゃる。」
「貴様がシンイさまの名を気安く呼ぶなっ!!!」
駄目だ・・・・・。駄目だ・・・・・・。もう何もわからない!!
「この方はどうやら錯乱していらっしゃるご様子。シンイさん、お部屋に戻りましょうか。」
ああ・・・・・そうしよう・・・・。もう、なにもわからない・・・・・。何を信じればいいのか・・・・・。
「やめて・・・・・。お願い・・・・。私からシンイさまを取り上げないで・・・・。」
マリリンの嗚咽まじりの悲鳴が妙に耳に残った。
少し・・・・?という疑問は胸にそっとしまっておいてください・・・・・・。ごめんなさい・・・。




