夢
いやーやっと二作目ですよ!
なかなか浮かばないもんですねー
ホラーみたいなものが書きたいのにいつも謎作品になってしまう、、、
まあどうぞ!
いつもどうり学校への道を歩いていた俺は、ふと違和感を感じた。
最初は自分が何に違和感を感じているのかわからなかったが、しばらく進むうちに違和感の正体に気付いた。
自分以外の人が1人もいないのだ。
この町はそこまで都会じゃないが、朝の通勤時間に人が1人もいないほど寂れてるわけでもなかったはずだ。
ついさっきまで全く意識してなかったのに、意識し出すと急に「この世界には自分1人しかいないのではないか」という不安感に襲われた。
誰でもいいから人に会いたくなり、少し遠回りして町の大通りまで出てみた。
しかし、やはり誰もいない。
俺は頭がおかしくなりそうだった。
何故と思うのだが全く思考が回らない。
そんな時向こうからやってくる1人の男に気付いた。
見た目は自分と同世代なのだが、
赤いパーカーを着たその男は、顔を伏せ、全身を脱力させブツブツと何かを呟きながらフラフラと歩いていて、普段なら…というか少しでも冷静なら絶対に近づかないタイプの人間だった。
しかし自分以外誰も見つからず、半分パニックになってた俺は
やった!人だ!と思いその男の元へ掛けて行った。
そして自分以外の人に会えた嬉しさに内心安堵しながら男に、
「あの、他の人見ませんでした?昨日までもっとたくさん人がいたのに今日になってみたら誰もいなくなってて!」
と勢いよく話しかけていると、ドスッと自分の胸の辺から音がした。
え?と思い見てみると、いつ持ったのか男の手には包丁が握られていて、それが俺の左の胸に深々と突き刺さっていた。
恐怖を感じるより痛みを感じるより早く、俺の頭は真っ白になった。
「ヵ………ハッ…」
そして汗が一気に吹き出し、呼吸が出来なくなり、俺は前のめりに倒れ込んだ。
さっきまで黙りこくっていた男が、笑っているのか叫んでいるのかわからないような奇声を上げていたのが何とか聞こえたが、それが限界だった。
自分の意志とは関係なく閉じていく瞼に逆らうようにして赤いパーカーの男を睨みながら、俺は意識を手放した。
ピピピッピピピッ
目覚まし用にセットしたアラームの音に意識を半覚醒させ、枕の上を手でゴソゴソ探しアラームを止める。
「ふぁ〜…6時半か…朝飯抜けばまだ寝ても間に合うな…」
と、当然のように二度寝の体制に入ったところでまたアラームが鳴る。
何回も鳴らさないと朝は起きれないのだ。
再度鳴り始めたアラームを止め、ノソノソと洗面台まで行き顔を洗って意識を無理やり覚醒させる。
「ふぁ〜やっぱ朝は嫌いだなぁ」
自分でも朝に弱いと自負しているが、今日は特段とだるかった。
「そういや変な夢見た気がするけど…忘れたな」
夢なんてそんなものと思いつつも、どこか引っかかっていて、どことなく気持ちが悪かった。
いつもどうり朝ご飯を食べ学校に向かいながらも、さっきの夢の内容が思い出せずに考えていた。
そして別段代わり映えの無いいつもどうりの風景が流れる中、ふと電柱の影にたたずむ男に気が付いた。
男は赤いパーカーを着ていた。
普段なら気にせず学校に向かうのだが、何故か気になり男に近づいて行った。
男の近くに来ると、小刻みに震えているのがわかった。
心配して男の顔を覗きこもうとすると、ドスッと胸の辺から音がした。
その感覚に何故か既視感を抱きながら胸に目をやると男の手に持たれた包丁が、俺の胸を深々と突き刺さしているのが見えた。
その瞬間、さっきまで悩んでいた夢の内容が一気にフラッシュバックしてきた。
そしてあの夢の再現のように消えかかる意識の中最期に見たその男の顔は、憎悪と喜びと快楽にまみれたような顔をしていた。
その日、ニュースである事件が報道された。
とある学生が登校中に同じ年齢の男に刺されたというニュースだ。
被害者は倒れているところを住民に住民に発見され病院に搬送されたが、出血多量で間もなく亡くなったそうだ。
犯人と被害者は同じ高校に通う生徒で、犯人は1年前から精神に異常をきたしていたらしい。
でも
そもそも犯人の精神を不安定にさせたのは学校で密かに行われていた1人の生徒によるイジメだった事は報道されなかった。
と言うより誰も気付いてすらいないだろう。
それを知っているのは俺だけなのだから。
あれ?
俺、刺されて死んだんじゃなかったっけ…?
何で意識があるんだ?
と、そんな事を考えていると、遠くで聞き覚えのある音が聞こえてきた。
ピピピッピピピッ
そして、俺の意識は現実に引き戻された。
読んで下さってありがとうごいます!
今ネタは授業中考えてるんですけど、思いついたことノートにばーって書いてたら先生に何書いてるんだって言われてきょどってしまった、、、
とまあこんな感じでやってます
これからも定期的に新しいの書いていこうと思うので、良ければまた読んでみてください!
その…まだ二作目なので伸びしろ満載ってことで御容赦ください、、、いろいろと、、、( ´・・)




