7話 チュートリアルを受けます
遅くなって申し訳ありません。それではどうぞ。
「本当にVRMMOって完成していたんだな・・・」
そうつぶやきながら周りを確認する。
どう見ても作り物には見えない街の中に、お揃いの服を着たプレイヤーらしき人たちが叫んでいた。
『これがVR!俺は歴史的瞬間に立ち会っている!』
『ウォーーー!剣と魔法で無双してやるぜー!』
『うれしいのは解るけどさっさと総合ギルドに行きましょう』
『『もっと熱くなれよ!』』
『うるさい!』
『『はい!すみません!』』
なんか3人組がコントをしていた。
何て言うか周りに興奮している人が居ると冷静になるよね。
俺も右足に何の問題ないことを確認したら総合ギルドにチュートリアルを受けに行こう。
・・・って場所知らないじゃん。
如何しようか考えていると3人組に移動しているのに気づき付いて行くことにする。
「ここが総合ギルドか・・・大きいな。チュートリアルは・・・あそこかな?」
先ほどの3人組の真似をして受付に話しかける。
「いらっしゃいませ、総合ギルドにようこそ。本日は登録ですか?」
「登録?チュートリアルを受けたいのですが?」
「では、まず仮登録ですね。その後チュートリアルになります」
仮登録?
「あの、仮登録ってどうゆう事ですか?」
「はい、チュートリアルと仰っていたのでお客様は旅人ですよね?旅人の方は最初は何のスキルも持っていないので最初に仮登録になります。その後ギフトを覚えてから各ギルドに本登録になります」
なんかめんどくさい。
でも仕方がない。
「解りました、仮登録お願いします」
「かしこまりました、まずはこちらの水晶に触れて名前を仰ってください。それで仮登録が完了します」
言われた通りにすると水晶が輝き、1枚のカードが現れた。
「はい、結構です。イップク様の仮登録が完了しました。今あらわれたカードがステータスカードになります。そのカードを持ってあそこの3番の部屋に移動して下さい。チュートリアルが受けられます」
「解りました。ありがとうございました」
挨拶をして、説明された3番と書かれた扉をノックして返事を確認し中に入った。
「やあ、よく来たね。チュートリアルを担当するカールスだ」
中に入ると草原の中に20代ぐらいの人の良さそうな男性が立っていた。
「!」
「ふふ、びっくりしたかい?ここはチュートリアルの為に専用の空間になっているんだよ」
成程、さすがゲームってところか?むしろ魔法って言った方が良いのかな。
「驚きました。私はイップクと申します。チュートリアルを受けに来ました。カールスさんよろしくお願いします」
「ああ、イップク君だね、よろしく。歳が近そうだから敬語は使わなくてもいいよ。それじゃ、さっそく始めようか。まずはステータスカードを胸に当てて『我、祝福を受けしもの。ステータスを開示せよ』って唱えてごらん」
言われた通りにやってみるとステータスカードが胸に消えていく。
「うん、大丈夫みたいだね。次はステータスオープンと言ってみよう」
「ステータスオープン」
すると俺の前に半透明のボードが現れた。
「ちゃんとステータスが開けたかな?ステータスは本人が許可しない限り周りからは見ることが出来ないようになっている。内容を確認して解らないことがあれば聞いてくれ、問題が無ければ次に進む」
そう言われので先にステータスの確認をすることにした。
Name イップク
Sex MAN
Age 21
Job --
【装備】
上半身 布の服
下半身 布のズボン
足 革の靴
【能力】
筋力 E 体力 E
知力 F 精神力 F
頑丈 E 体力 E
器用さ F+ 俊敏 F
魅力 D 運 E
【スキル】 SP10
--
【ギフト】
完全健康体
【称号】
トップブリーダー
所持金 5000G
となっていた
「ちょっと聞いてもいいか?能力の表示って数字じゃないのか?魅力がDになっているが高いのか?後、スキルが空欄なのは解るがギフトと称号って何だ?」
「体調によって毎日変化するのにどうやって数字にするんだ?能力に関しては大まかな評価と思ってくれ。能力は普段の行動やスキルの構成、称号なんかで成長する。魅力はちょっと特殊な項目で、良いことをすれば上がるし悪いことをしたら下がる。D評価は可もなく不可もなく普通の人って感じだ。ギフトは神からの贈り物、称号は周りからの評価。それぞれの詳しい説明はステータスをタップすると見る事が出来るはずなので確認してみるといいよ」
体調で変化するのか?現実の体調が影響するのか?それとも連続稼働時間を越えた時の話か?
まぁいい考えてわからないことは先送りだ、いずれ解るだろう。
そう思い直し、説明を見る為ステータスをタップした。
〈完全健康体〉・・・毒や麻痺などの身体的異常・魅了や混乱などの精神異常を無効かする
〈トップブリーダー〉・・・ペットとの深い信頼関係がある者に与えられる称号
ペットの全能力が1段階アップ
〈トップブリーダー〉は正直嬉しい。
マタタビとの関係が良好なことを評価されているのだから。
だが、〈完全健康体〉は何なんだ?現実で右足が麻痺で不自由な俺への当てつけか?そんな風に考えている俺が歪んでいるのか?
「大丈夫か?凄い怖い顔してステータス見てたけど?」
・・・そんな顔していたか。
「大丈夫、ちょっとギフトの説明に思うところがあってな」
「・・・そうか。まぁ、どんなギフトでもかなり有用な物みたいだから、不利になる事は無いはずだよ。要は考え方次第だよ」
気を使わせてしまったみたいだな。
確かにゲームの中でこの〈完全健康体〉はチート級に有用だ。
気持ちを切り替えよう、どんな理由が有るにしろ利用してやる。
「ああ、もう大丈夫だ。ありがとう。ところでJobの欄があるんだが職業なんてあるのか?」
強引だが話を変えておこう、心配されるのは好きじゃない。
「ああ、Jobか。Jobは各ギルドに本登録するときについてもらう。冒険者ギルドなら戦士・魔法使い、生産ギルドだと鍛冶師・薬剤師、総合ギルドだと踊り子、商人なんかだね。他にも条件を満たしたりスカウトされると珍しい職業にも付けるらしいよ。メリットとしては称号と似ていて能力に若干の補正がつく」
・・・総合ギルドが異彩を放っているな。
「最後にSP10って書いてあるんだが、SPはスキルポイントでいいのか?」
「SPはスキルポイントで合っている。流れはとしては、スキルは行動を繰り返していくうちに取得可能になる、それをSPを使って取得する。スキルは使っていくうちにレベルが上がりレベルが1つ上がるごとにSPが1貯まる」
「そうか、それじゃあ手当たり次第にスキルを取得すると必要な時に足りなくなることもあり得るわけだ」
「そうだ、有用なスキルほど必要なSPも多くなるし、スキルは成長させていくと上位スキルや派生スキルに進化する。そこでも必要なSPが多くなっているから行き当たりばったりの考えなしだと強くなる事は出来ない」
「成程、参考になった。すまんな、結局全部説明させてしまったな」
「構わないよ、仕事だし。次は武器スキル取得可能まで戦闘訓練になるけど準備はいいかな?」
「構わないが、受けられる訓練は1種類だけか?いくつか確認したいのだが」
折角、麻痺の無い体になったのだ昔の様に動けるか確認はしておきたい。
「ゴメンね、ここでは1種類までなんだ。他の武器スキルを覚えたいならギルドの本登録をした後に訓練所を使ってもらうしかないかな?」
そうか、槍と体術を使うつもりだったがどっちがいいんだろう?
「槍か体術を考えていたんだがどっちが効率いいのだろうか?」
「槍だね。体術は〈拳〉〈蹴り〉〈受け〉〈投げ〉〈足さばき〉の複合スキルだから時間もかかるしここではどれか1つしか覚えられない。訓練所は教官に相手してもらえるから〈受け〉〈投げ〉を覚えるの早いし時間の圧縮も此処の2倍だから総合してかかる時間も短くなる。後、ここで取得したスキルに対応した武器をプレゼントするんだけど、槍の方が買うと高いからね」
「いろいろ説明してくれるのは助かるんだが、複合スキルとかそんなに詳しく話してしまってよかったのか?」
ほらシステム的とか内部事情的にとか?自力で検証するもんなんじゃないのこういうゲームって?
「構わないよ。僕は質問に対して自分の知っている内容を説明しただけだから、仕事の内だよ」
そう言って笑っている。
自己判断の能力高いな、本当にAIか?中に人がいるんじゃないか?まぁ、俺には都合がいいので問題ないですが。
「そうか、では槍でお願いしよう」
そうカールスに伝えると槍を渡された。
「槍はこの〈初心者の槍〉を使ってもらう。準備が終わったら教えてくれ」
装備はどうすればいいんだ?ステータスを確認すると主武器に〈初心者の槍〉が表示さてていた。
手に持てばいいのか?意識すればいいのか?なんか握っている感覚が鈍い気がする。
「装備って如何すればいいんだ?」
恥を忍んで聞いてみたら不思議な顔をされた
「?装備は装備だろ?剣なら腰に下げたり背中に吊るしたり、槍なら手に持って、鎧や服は着るもんだ」
成程、システム的に装備するわけではなく実際に装備する必要があるのか。
これはかなりめんどくさいぞ、鎧の装備何て相当に時間が掛かる。
余程の拘りが無ければ鎧は敬遠されるな。
そう考えながら俺は受け取った槍の有効範囲や握りを確認した。
「準備完了した」
「それでは、3体モンスターを倒してもらう。特性はそのままだが初心者用に弱い個体だから安心して欲しい。最初はゴブリンだ」
そうカールスが説明すると離れたとことからファンタジーおなじみのゴブリンが走ってきた。
俺は槍を構えてゴブリンが射程圏内に入るのを待った。
「フッ!」
短く息を吐き眉間に向けて槍を突き入れる。
眉間を貫いたはずの感触が無い?
「ギャ!」
ゴブリンは短く悲鳴を上げHPバーが0になり倒れしばらく時間がたった後に砕け散った。
「弱いな」
「今のはゴブリンの弱点に綺麗に入ったからね、ほかにも不意打ち何かもダメージが大きくなる。本来なら倒したモンスターが砕け散る前に剥ぎ取り用のナイフを突き立てるとドロップアイテムを手にすることが出来る。ナイフはチュートリアルが終わったらプレゼントする」
成程、クリティカル的な扱いだろう、積極的に狙ていった方が良いかもしれない。
「ゴブリンを突いた時の感覚が無いから変な感じだな」
「設定を変更すれば触覚はリアルに近づく、ただし、衝撃も大きくなる。その他に視覚・聴覚・味覚・嗅覚それぞれ変更が出来る。メニューオープンと言えばメニュー画面が開く、後で確認すると良い」
「次はスライムだよ」
このゲームのスライムはどんなだ?笑ってるやつ?グミ型のやつ?
残念、カップゼリー型でした。
身体の中心辺りに赤い核らしきものがサクランボの様に浮かんでいる。
「フッ!」
先ほどと同じく射程圏内に入ったスライムの核を狙って突きを入れる。
が、核が動き狙いがずれた。
HPバーに動きはほとんどない、ダメージはほぼ入っていない様だ。
槍を引き戻しスライムの動きを観察する。
するとスライムは沈み込みジャンプして体当たりをして来た。
俺は落ち着いて槍の柄を使い受け流し距離を取り直す。
如何やらスライムは核を動かした勢いを使って動いているようだ。
体当たりの時に核がゼリー体を引っ張る様になっている。
つまり、体当たりをして来た時が核を狙うチャンスになりそうだ。
次の狙いが決まりスライムの体当たりの瞬間を待つ。
「フッ!」
俺は槍を短く持ちながら体当たりをよけすれ違い様に核に突き入れ核を砕く。
すると着地したスライムは形を保てず溶けていった。
「すごいね、よく動く核を捕えたね。スライムは核以外ダメージが通り難いから魔法を使って倒すと効率がいいって説明する予定だったんだけど簡単に倒しちゃったねぇ」
「魔法か・・・それは考えて無かったな、勉強になる。だが、あからさまに核を狙ってくれと言わんばかりだったからな」
「・・・最後は木人だよ」
かろうじて人の形に見えなくもない人形が歩いて来た。
「特に弱点らしいものは見えないな」
人形に心臓や脳みそなんかないだろうしいろいろやってみるか。
「フッ!」
短く息を吐き木人に向かって突きを入れるがHPバーは余り減っていない。
槍を引き戻し距離を取り、今度は横薙ぎに払う。
余り変わらない。
木人はパンチの動きを見せたが、動きが遅いのでよく見れば当たらない。
石突きで突く、変わらず、今度は穂先を使わず打ち払ってみる。
!今までで一番HPバーの減り方が大きい。
その後、俺は穂先を使わずに打ち付けるように攻撃を続けやがて木人は砕け散り頭の中にピロンという音が鳴った。
「ふぅ、強敵だった、今頭の中で音が鳴ったのだがスキルが取得可能になったのか?」
「ああ、ステータスを確認すればスキルの項目に新しい項目が出てきていると思う。そこにあるスキルをタップすると取得できる」
説明を聞きステータスを確認すると取得可能スキルという項目が出来ていた。
タップしてみると≪槍≫と表示されていた。
≪槍≫・・・槍を使うときにステータスに補正がかかる。必要SP1
さっそく習得してみるとステータスのスキルの欄に≪槍≫が増えて、取得可能スキルの項目が消えていた。
「はぁ・・・今のゴーレム系のモンスターは刺突属性の武器は効き難いんだよ。だから、斧やハンマーの打撃属性の武器で攻撃するか、魔法で攻撃するのが有効です」
ステータスをいじっていると、呆れた顔で説明された。
確かに槍を槍として使えなかった、基礎の棒術をしっかりと訓練いといてよかった。
「成程、武器にも相性が有るんだな。だが、斧は打撃属性なのか?あれも刃が付いているから斬撃属性だろう?」
「斧は斬撃属性のほかに打撃属性も付いているんだよ」
成程、便利だな2つも属性付いているなんて。
「別に斧だけじゃない、剣だって切れば斬撃属性、突けば刺突属性だし使い方で属性が変わる。槍だって本来は刺突特化武器だけど、今回みたいに強引だけど柄でぶん殴れば打撃属性に判定受けるみたいだね」
槍は刺突特化なのか、若干不利なのか?
「槍は刺突特化武器と説明したが全てがそうだという訳ではない。薙刀やグレイブに分類される武器なら斬撃属性が付くし、ハルバードや戟に分類される武器は刺突・斬撃・打撃の3属性が付く。ハルバードなんかはどの属性にも対応できて便利だか扱いがかなりトリッキーで難しい、痛し痒しだな」
ハルバードいいなぁ、使ったことないけど扱いが難しいというところにロマンを感じるね。
「武器の説明は以上かな、何か聞きたいことは在るかい?」
「武器の特性はどうやって確認すればいい?」
「属性外魔法の〈看破〉を使うか、商人か生産系のJobが持っている〈鑑定〉のスキルを使う位かな?イップクは戦闘職に就きそうだから〈看破〉の方がモンスターも調べられて便利だと思う」
〈看破〉か、魔法は使うつもりなかったけど便利魔法なら覚えてもてもいいかな。
「魔法については冒険者ギルドの受付で確認してくれ」
「解った」
「それじゃあ最後のチュートリアルはアイテムの使用法だ。これを受け取ってくれ」
そう言ってカールスは小さなポーチを渡してきた。
「今渡したポーチは魔法のポーチだ。見た目は小さいが中にはアイテムが30種類10個まで入れておくことが出来る。剥ぎ取り用ナイフ1本、初級HPポーション10本・初級MPポーション5本が入っている。ポーチを装備してさわりながらリストといえば中身が確認できる。取り出すときはポーチの中に手を入れて思い描けば手の中に納まる様になっているから試してくれ」
ポーチを腰に装備してリストと言ってみると中に入っているアイテムのリストが出てきた。
次にポーチに手を入れて剥ぎ取り用ナイフを思い浮かべると手の中にナイフが収まった。
「便利だが思ったより容量が少ないな」
「それはギルドが用意した駆け出しがよく使っているポーチだからな。高いが店で容量の大きい物も売っているから必要になったら金をためて買うと良い」
俺は頷いてナイフをポーチの中にしまう。
「質問が無い様なのでチュートリアルは終了だ。チュートリアル終了の報酬としてこの〈ラッキーリング〉をあげよう。これは装備すると運を1段階アップする効果があるから役に立つはずだ」
「いいのか?正直序盤でもらえるものではないと思うのだが?」
「いいの、いいの、戦闘訓練で攻撃を受けなっかったボーナスだよ」
「そうか、それでは有難く頂くことにしよう」
「それじゃチュートリアルは終了だから後ろの扉から出ると良い、その後は本登録を忘れるなよ」
俺は頷いて扉に手を掛けてる。
「カールス、世話になった。最後によかったら教えてくれ」
振り返りながら尋ねる。
「何だ?」
「チュートリアルのキャラクターには中に人が入っているものなのか?」
「なんでそう思ったんだ?」
カールスは少しびっくりした顔をして尋ねてきた。
「このゲームが使ているAIがどの程度の物か解らないが複合スキルなんかの話はしゃべり過ぎだと思う。俺自身には有用な情報だから助かったが。後は勘かな?」
理由を付けてみたが最終的には勘だけどな。
「スキルなんかの話は質問の仕方によってはAIは自分で判断して説明していたと思うしミスはなかったと思うが、勘じゃあしょうがない。マタタビ君から君の話を聞いてね、話してみたくなったのさ。イマルも褒めてたしね、君は運営の一部の人間の中では有名なんだよ。主にマタタビ君関係だけど悪い評価ではないから安心していいよ」
マタタビはいったいどんな話をしたんだ?まぁ悪い評価でないならいいのか?
「それで実際に話してみてどうだった?」
「流石、道場の元師範代だね。戦闘センスは他のプレイヤーと段違いだよ。人柄も悪くないみたいだし、これからも注目させてもらうよ」
「そうか、見られているのは良い気はしないがまぁいい。最後ついでにもう一つ聞いていいか?ギフトの内容は運営がつけたのか?」
「ただ見ているだけだから好きにプレーすると良いよ。ギフトに関しては我々は関知していないAIによる完全にランダムのはずだ」
「そうかランダムならいいんだ、それじゃあもう行くわ。好きにやらせてもらうよ」
そう言ってチュートリアルエリアを出た。
説明が長くなてしまいましたがもう少し続きそうです。
もう少しおつきあい下さい。
Name イップク
Sex MAN
Age 21
Job --
【装備】
主武器 初心者の槍
上半身 布の服
下半身 布のズボン
足 革の靴
【能力】
筋力 E 体力 E
知力 F 精神力 F
頑丈 E 体力 E
器用さ F+ 俊敏 F
魅力 D 運 E→D
【スキル】 SP9
≪槍lv1≫
【ギフト】
完全健康体
【称号】
トップブリーダー
所持金 5000G