プロローグ
初めてなんであんまりうまくないですが、よろしくお願いしますm(__)m
僕たちは
何のために生きて
何のために
死ぬのだろう
この世のすべてに
意味があるなら
知りたい
僕たちが生きる
この意味を
この世界は、30億年前に誕生した。
名は『カオスガイア』
そして、この世界が誕生して10億年がたった頃、世界はもう完成していた。
数多くの生物が住み、人類も数多くすんでいた。
そして、人類は知恵をつけ世界を欲望のままに変化させた。
キル・シャンバル
カオスガイアの島、シャパルにすむ15歳の少年だ。
キルは、家で見つけた古い本を村の子供たちと一緒に読んでいた。
「ねぇ…カオスガイアってこの世界の事ぉ?」
子供たちの中の女の子が首を傾けながら訪ねる。
「そりゃわかんねぇけど…たぶんそうだろ!名前いっしょだし♪」
キルは立ち上がり、自信満々に言った。
すると子供たちはカオスガイア〜と叫びながら遊び始めた。
「ちょっと〜、また何か吹き込んでんじゃないでしょうね?」
キルの後ろから15歳くらいの少女が腕を組みながらじと〜とキルを見て声をかけた。
サラ・レモネードだ。
キルとは同い年で、生まれてすぐにキルと出会った。
いわゆる幼馴染みだ。
「ふっ。優しい俺が本を読んでやっただけだよ」
サラをからかうように見ながら、わざとかっこつける。
と、いきなりキルの顔にボールが直撃し、倒れた。
「ごめん、キル兄…!」
「いってぇ…」
「変にかっこつけるからよ…バカ」
倒れたキルにボールをぶつけた子供が駆け寄った。
サラは倒れるキルを見ながらため息をつく。
「あ…そうだ!!ちょっとキル!!バカな事やってないで早く来て!!」
サラは何か思い出したようにキルを引っ張り立ち上がらせる。
「っと…。急になんだよ!?」
「長老が呼んでんの!!しかも何か怒ってるし」
長老が怒ってるというのに何か思いあたる節があるのか、キルはゲッと思った。
そして二人は村の真ん中にある大きな木の家へついた。
「失礼します…」
サラとキルは恐る恐るドアを開けた。
「キルーッ!!!!」
開けた瞬間、低い唸り声のような長老の声が家の中にこだました。
キル達は耳を塞ぎ目を塞いだ。
「ここへ座れ!!」
長老は自分の座ってる目の前の床を指差した。
キル達はそっと座った。
「キルよ…、お前という奴は何度もなん…!?」
ドドドドドドッ!!!
「な!!なんだぁぁ!?」
いきなりものすごい音を放ちながら地面が揺れ始めた。
地は割れ、家へ崩れ、木は倒れ、海は荒れ、カオスガイア全体が揺れた。
どのくらい揺れてただろう。
揺れがおさまったが、シャパルはもう崩壊していた。
そして何時間かたって、キルは目を覚ました。
「…ぐあぁっ!!」
起き上がろうとしたキルの右腕に激痛が走った。
なんとキルの右の腕の肘からしたがなくなっていた。
しかし、なぜか血は止まっていた。
「な…なんだ…よ…これ」
あまりの光景にキルは気が狂いそうになった。
「そ、そうだ…サラ!?誰か!?」
我に戻りキルは、呼び掛けながら周りを見た。
しかし、生きてる者が誰もいない。
その死んでしまった者の中にサラの姿はなかった。
「こんな……こんなことって……ふ、ふざけんなぁぁぁ!!!!!」
キルは腹の底から叫んだ。
そして立ち上がり、崩壊したシャパルを見回した。
その瞬間、キルに変化が起こった。
何か、感情を一つ失ったようなそんな変化が…
キルは…そのままシャパルを出た。
ありがとうございましたm(__)m